新着記事
09/10
08/29
08/23
08/12
08/05
07/26
07/17
07/16
07/09
07/02
06/25
06/18
06/07
05/30
05/28
05/20
05/09
05/02
04/27
04/19


2010年07月16日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS140

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第140回です。藤井基之氏が国政に返り咲きましたが、藤井氏の手腕にも注目が集まります。

薬局新聞TBN140


 eビジネス推進連合会が、各党のIT政策のマニフェストを比較し、一覧表にしてホームページに掲載している。「医療のIT化」「ネット選挙・ネット献金」などの項目と並んで、その中に「一般用医薬品の通販規制」の項目もある。

 ただ、それに関して、政権党である民主党を始めとして、多くの政党はマニフェストに具体的に盛り込まず「記載なし」となっている。そんな中、記載のある自民党は「かかりつけ薬局・薬剤師の積極的活用」という項目で、「医薬品のインターネット販売の拡大防止に努める」。また、みんなの党は「医薬品のインターネット販売は、利用者のニーズをふまえ安全性に配慮しつつ解禁する」と、かなりの違いがある。

 一方、厚労省が先月公表した「覆面調査」の報告書を見てみると、店頭での医薬品販売においては情報提供が不十分であり、またホームページや電話で第1類、第2類医薬品の購入ができた、との調査結果が示された。

 制度定着が不十分な中、政治決着の方向性も見えない。改正薬事法が施行され1年が経過したが、先行きは混沌としているのではないだろうか。


(関連リンク)

eビジネス推進連合会:各党のIT政策のマニフェスト比較表を掲載いたしました
http://jeba.jp/activity/report9.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

2010年07月02日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS139

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第139回です。グルテ様、uuu様からのコメントが大変興味深かったので引用させていただきました。ありがとうございました。

薬局新聞TN139


 アラフォーに差し掛からんとする筆者だが、このところ薬剤師としての将来について思い悩むことも…。そんな折、当ブログに「身近にいる先輩薬剤師」についてコメントをいただいた。目指すべき方向のヒントになりそうなので皆様にも紹介する。

 「うちには年配薬剤師(60歳)の方が働いています。一包化の薬剤の刻印が見えない、粉のゴミが見えないといって、監査にかなり苦労されています。でも、患者さんからご指名を受ける程、話上手で、介護の大変さ、病気の苦しさを患者と同じ目線(実体験)で話す事できるので大変尊敬していますよ。「あんたもそのうち老眼になるのよ(笑)」と言われた時は笑うしかありませんですが(笑)」

 「50代後半の薬剤師がいますがやはり動きや視界が狭かったり臨機応変な対応ができなかったり・・・年齢で欠点は出てくるようですがプライドは高く色々なことで自分をカバーしています。努力家です。新しいことは若い人と違ってなかなか入っていきませんがそのぶん時間をかけてしっかり勉強してきます。知識も豊富ですが古い情報だったりすることもあるのでそこは若い世代とうまく共存することでお互い勉強し合えます。」



薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


若き薬剤師への道標
若き薬剤師への道標

2010年06月24日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS138

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第138回です。もう登録している方もいらっしゃるでしょうか。薬局新聞社とのコラボ企画も準備中だそうです。

薬局新聞TBN138


 薬剤師・薬学生のための情報交換コミュニティを掲げた「ココヤク」というサイトをご存知だろうか。

 同サイトは草の根的に少人数の管理者でスタートし、滑り出し後しばらくは地道な感じだったが、管理者がツイッターを開始した頃から会員が飛躍的に増加。開設1年を迎えた現在、会員数5000人を超えるという。

 薬剤師と薬学生、それぞれの掲示板からなるメインコンテンツの「交流掲示板」は、日常業務に関することから薬学生の将来の悩みまでが綴られ、日常的な書き込みも多く、活発なやりとりが行われている。

 また、ご覧いただいている薬局新聞社はもちろん、薬事ニュース社、医薬経済社、医療タイムス社等からニュースの提供もあり、最近の話題を横断的に閲覧できるのも魅力だ。

 サイト内でブログを書いたり、他の記事にコメントを付けたりできるので、「情報発信」もできるが、SNSほどのつながりはないため、情報収集や閲覧のみ、といった活用の仕方でもよいのではないだろうか。


ココヤクのサイトはこちらから。

あったらいいなが揃ってる!
薬剤師・薬学生のための情報交換コミュニティ「ココヤク」(無料)

http://cocoyaku.jp/

ココヤクのツイッターはこちら。

ココヤク (cocoyaku) on Twitter
http://twitter.com/cocoyaku


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


いい医者は薬剤師に聞け! (中経の文庫)

2010年06月17日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS137

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第137回です。大塚製薬は時の話題をうまく取り込みましたね。

薬局新聞TBN137


 5月末、世界中の注目を集めたiPadが日本でも発売になった。ノートパソコンと携帯電話の中間ほどに位置する、新しいタイプのデバイスであり、さまざまな分野において利用の可能性が期待されている。

 製薬業界においては、大塚製薬がiPad導入を発表した。通信費等を含んだ導入費用は約2億円。すべてのMRに支給するため、台数は約1300台にのぼる。主にプレゼン用として活用するとのことだが、MR自身の自己学習にも用いるという。

 「ノートパソコンを全MRに導入します」といっても見向きもされないが、この時期にiPad導入を発表すれば大きなニュースになる。ネット利用者へのクチコミ効果も高く、広告宣伝費も含めると考えれば、「2億」の価値は大きい。

 話題性のある大きな武器を片手に、MR各氏は訪問活動にも力が入ることだろう。これを機に得意先にも入り込み、売上を伸ばすようなことがあれば、各製薬メーカー、こぞってiPadを導入するに違いない。



薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


TUNEWEAR iPad用ハードケース TUNESHELL for iPad TUN-PD-000002

2010年06月10日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS136

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第136回です。薬剤師ねっとが移転したことについて、当ブログでも何度か触れましたが、それについてまとめてみました。

薬局新聞TBN136


 以前ご紹介した薬剤師のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)である「薬剤師ねっと」。提供元So-net SNSのサービス終了に伴い6月初めに閉鎖、「ピープル」に移転して新「薬剤師ねっと」としてスタートした。

 SNSというクローズドな環境も手伝い、日記には日常業務における成果や苦悩などが綴られ、更にコメント欄においても熱心に議論されているという印象が強い。会員数も2000名を超え、その名の通り多くの薬剤師が集うコミュニティとして賑わっている。

 その一方で、「日薬学会で知って入ったけど正直活用できてない…。しかも今じゃtwitterもあるし。両立というか、棲み分けが難しい」といった声にも代表されるように、類似あるいは競合するサービスも数多く登場している。

 SNSというサービス自体が成熟期を迎える中、新たな会員の獲得と、既存会員の継続的な利用をどのように促すのか。移転を機に、薬剤師ねっとの新たな一歩が始まろうとしている。


新しい薬剤師ねっとへはこちらからどうぞ。

新 薬剤師ねっと
http://sns.prtls.jp/yakuzaishi/login.html


(関連記事)

2010/06/02 新「薬剤師ねっと」にログインしてみた
http://blog.kumagaip.jp/article/38724656.html

2010/05/26 薬剤師ねっとが閉鎖 移転先は「ピープル」
http://blog.kumagaip.jp/article/38540689.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


薬剤師になるには (なるにはBOOKS)

2010年06月05日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS135

薬局新聞タイトル


薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第135回です。「ネタ」系の話題ですので、軽く流していただければ幸いです。

薬局新聞TBN135


 世の中には知らない方が幸せなこともあるのだろうか。NAVERというまとめサイトで「知らない方が幸せな雑学」と題して、ネット上で語られている多くのそういった話題が集められている。

 いくつかご紹介すると、「カビキラーを使ってもカビは落ちない。あれはカビを化学物質で脱色しているだけ」「口のみしたペットボトルを一日置いとくと、何十億もの細菌がウヨウヨ発生して、白いカスが目視できる。」「顔ダニはほとんどの人の顔にいる 」といった具合だ。

 内容は様々だが、「なるほど!」と膝を打つようなものもあれば、「本当か?」と顔をしかめたくなるものも…。ちょっとしたトリビア的な話題にもなるが、中には本当に知らなければよかった、と後悔するものもあるかもしれない。

 ただ、このサイトにも書かれているが「信じるか信じないかはあなた次第」。そのまま鵜呑みにしないよう、閲覧の際は十分注意願いたい。


当該サイトはこちらから。

【見るの?】知らないほうが幸せな雑学【お勧めしません】
http://matome.naver.jp/odai/2127296072264718201

薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年05月27日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS134

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第134回です。薬局の窓口でも、「ネットで調べたんだけど…」と質問をされるケースが時々ありますね。

薬局新聞TBN134


 インターネットの発達に伴い、新たな疾病が生まれてきているという。その名も「Google症」。気になる症状は「症状をググって(=Googleで検索して)、誤った自己診断をする」というものだそうだ。

 Googleが「Google先生」と呼ばれることがあることを見ても分かるように、検索エンジは多くの事柄に対して、広大なネットの海から適切と思われる回答を探し出し、関連性の高い順番に並べ示してくれる。

 中には医者よりもインターネットを信用している人もいるという。そのような患者に対しては、本来の疾病治療に取り掛かる前に、まずは「Google症」を治療しなくてはならならず、状況は一層困難を極める。

 さて、そんなGoogle症に有効な治療法はあるのだろうか。早速ググってみるとしよう。



薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


[非公認] Googleの入社試験
[非公認] Googleの入社試験

2010年05月20日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS133

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第133回です。今回は皆様から寄せられましたコメントを中心に構成いたしました。ありがとうございました。

薬局新聞TBN133


 100円ショップで入手可能なピルケースについて当ブログで取り上げたところ、興味深い反響があったので紹介する。

 「既存の薬袋、実際に服用される患者さんにとってかなりめんどくさい様式。朝の薬を飲むために袋を3種類も4種類も出したりしまったりする手間って、毎日のことだと結構大変って、自分が薬を飲むようになって気づきました。(中略)薬の管理が悪い患者さんって、実は薬袋の様式が悪いのかも?」

 「実際の投薬でうまく活かせれば実は分包機で一包化と同等かむしろ安上がりなんですよね。一包化不可の錠剤も保管に気を使えば遮光や湿気を気にしなくてもいいし最悪PTPのままでも…」

 「既存のピルケース、飲んだか飲まないかもわかるので、ほんとに飲み方わからなくなっている方には一包化よりも良い物かもしれません。また、外出用にはとても優れもの。」

 薬袋は業務の中で当たり前となっており、ともすると疑問すら感じない部分だが、そういった部分にも目を向け、既存の枠組みを前向きに再構築したいものだ。


元記事はこちら。

2010/04/26 100円ショップで手に入るピルケース9+1種類
http://blog.kumagaip.jp/article/37395991.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


くすり携帯ペンダントケース 習慣薬箱

2010年05月13日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS132

薬局新聞タイトル


薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第132回です。「がっちりアカデミー」の反響が大きく、今回は緊急スペシャルとして拡大版となりました。

コメントをお寄せいただいた方々、ありがとうございました。

薬局新聞TBN132


 4月16日放送の「がっちりアカデミー」において放送された「薬の説明書を毎回もらっていたら90円のソン」。日薬の抗議もあり翌週訂正放送があったが、それでも今回の件に関しては大きな反響があった。当ブログに寄せられた声を紹介する。

 「この番組を作成する時に専門家(現場の薬剤師など)に聞かなかったのでしょうか??TVって影響力あるものなのに、中途半端な知識で、しかも面白おかしくとりあげている様子が腹立たしい。現場の人間に対して失礼ですよ。(中略)これでは、薬局が悪いことしてるみたいですよ。」

 「お薬手帳は本来患者にとって利益をもたらすもののはず。我々薬剤師がキチンと業務を行っていれば、手帳分の算定だってその金額に値する患者にとって「得」 なもののはずです。物事の損得を考える番組なら、手帳の意義をしっかり視聴者に伝えてそれが損なのか得なのか論じるべきではないですか?」

 「目先の利益欲の為に、大きな損をすることは多いですよね。節約は確かに尊いことだと思いますが、何にお金をかけるかの方が、大事だと思います。」

 「テレビというのは情報を正しく伝えるのが仕事なのですから、今回のことは薬剤師的にいえば過誤と一緒です。過誤を起こしてしまった患者さまに対して、次回投薬時の最後の最後で「あ、そういえばこの前、間違った薬渡しちゃいました。これが正しいのです。ごめんなさいね」という対応と一緒です。誠意がまるで感じられませんでした。」

 「今回の放送で抗議をするだけではなく、薬剤師が診療報酬の点数をいただくために何を行うかをすべての調剤薬局に徹底させるべきなんじゃないかと思いました。しっかり行なっている薬局に対して失礼だし、また薬剤師の価値が下がっていく原因になるかと不安に思っています。」



薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


スキルアップのための薬歴管理サブノート 改訂2版
スキルアップのための薬歴管理サブノート 改訂2版

2010年04月29日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS131

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第131回です。今回はレセプトの話題です。

薬局新聞TBN131


 社保のホームページによると、レセプトの審査を人が行う場合、「審査委員1人当たりの従事時間は月平均で約12時間」であり、「1枚のレセプト審査に要する時間は、単純計算すると約4秒」だという。

 そのような状況を改善するため、また電子化されたレセプトの増加という背景もあり、支払基金がコンピュータによるレセプトのチェックを開始したという。現在は医科の出来高レセプトのみがチェックの対象となっているようだが、今後確実に拡大してくるだろう。

 このことは「本来の姿である『全レセプトの審査』が可能」になることを意味する。システムが構築されれば、短時間に、かなりの精度でチェックが可能となり、場合によっては返戻のレセプトが、これまでの比ではなくなる可能性もある。

「人による審査は『人でなければできない審査』に限定」されるとのことだが、いわゆる「ローカルルール」と呼ばれる地域格差や審査委員格差がなくなってくることも考えられる。善し悪しはもちろんあろうが、環境は確実に変わってゆく。


支払基金のページではいろいろな資料が公開されています。

社会保険診療報酬支払基金
http://www.ssk.or.jp/


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


レセプト事務のための薬効・薬価リスト〈平成22年版〉
レセプト事務のための薬効・薬価リスト〈平成22年版〉

2010年04月23日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS130

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第130回です。今回は業界の話題を少し離れ、twitterネタでまとめてみました。

薬局新聞TBN130


 「続きはWebで」というのはTVや雑誌などと連動し、ネットへ誘導する際の決まり文句だ。もはや当たり前になりつつあるが、遂にと言うべきか、「続きはTwitterで」という広告が登場した。

 有名なコーヒーのCMなのでご覧になった方もいるかと思うが、Twitterとリンクしている特設サイトにアクセスしてみると、28歳のサラリーマン「譲司 阿太郎」が仕事の様子をつぶやいているのを見ることができる。

 実際に「続きはWebで」を見たことがあるのは4人に1人というデータもあるようだが、架空の人物を設定し、またTwitter特有の「フォロー」というアクションを経ることで、より身近なものとして捉えられるのだろう。

 実際にこのコーヒーの売上がどれくらい伸びたのかは知る由もないが、店頭に並んでいる缶コーヒーを見て「これがTwitterで話題のコーヒーか」と手にとってしまうのは、筆者だけではないはずだ。


その缶コーヒーのtwitterはこちらからご覧下さい。

ジョージア エスプレッソ ブラックス 「本能寺は変」〜信長は生きていた〜
http://georgia.twinavi.jp/


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/


ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)
ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)

2010年04月15日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS129

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第129回です。これも明細書効果でしょうかね…(苦笑)。今回はお寄せいただいたコメントを中心に構成いたしました。ありがとうございました。

薬局新聞TBN129


 筆者の運営するブログ「薬局のオモテとウラ」において、一人の患者さんの「コレは払わなければいけないものなのでしょうか?」という書き込みをきっかけに、「薬剤服用歴管理指導料」の在り方について議論がなされた。ほんの一部だけご紹介する。

 「今はいらない、でも必要なときはお願いしたい、では私たちとしても困ってしまうこと、ご理解いただけないでしょうか?」

 「多くの薬剤師の方が「法律で」と言われますが、この点数は患者側に選択権があります」

 「薬剤服用歴管理指導料の算定要件に含まれる患者からの情報の聴取とそれに続く指導こそが薬剤師の業務の本丸たるべきところであるはずで、そこを否定するのであれば、それこそインターネット調剤も現実になりそう」

 「極端な話、その日出ている薬がいつもと同じ薬だということを確認出来るのも薬歴をつけているおかげです。基本的に患者様に安全に薬を使っていただくために作っているもので、金儲けの為にやっている訳では無い」

 「患者が拒否できる加算がそもそも薬剤師の義務になっている点は本当に不思議な保険制度です。取る取らないに関わらず話すことも責任を負うことも全く同じではいずれか破綻しちゃいそうです」


元の記事はこちらです。2008年にアップしたものですから、実に2年前の記事ですね。

2008年03月21日 薬剤服用歴管理指導料
http://blog.kumagaip.jp/article/12915769.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年04月08日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS128

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第128回です。今回は、皆様にご協力いただいています、後発医薬品採用品目アンケートについて、通常より紙面を割いての掲載となりました。

薬局新聞TBN128


 今回は弊サイト「薬局のオモテとウラ」で行っている、後発医薬品採用品目アンケートについてご紹介する。

 まずこのアンケート、後発医薬品についての情報をネット上で共有したいという思いを出発点に、あわよくば後発医薬品の「ホワイトリスト」的なものが見えてくるのでは?という期待を持って始めた。

 例えばロキソプロフェン(先発品:ロキソニン)のアンケートには、約半月で300を超える回答が寄せられた。結果をグラフでご紹介する。

 更にアンケート開始前には分からなかったことだが、寄せられるコメントも貴重だ。「ケンタンが鎮痛効果では同等でしたが残念ながら成分表記ではありません。」といった経験に基づくものや、「以前に勤めた整形門前では医師との話し合いで、手書きで書きやすいロブになった」といったユニークなものもある。

 紙面の都合上、結果をご紹介できるのはこれだけになってしまうが、ツロブテロールテープやアムロジピン錠など、現在も約20品目アンケートを実施中だ。サイトにアクセスして詳細をご覧いただければと思う。また今後も定期的にアンケートを実施する予定なので、回答やご意見もお寄せいただきたくお願いしたい。


ロキソプロフェンの採用品目アンケート、掲載時点ではこんな感じとなっています(クリックで拡大します)。

ロキソニン後発医薬品アンケート経過
ロキソプロフェンの採用品目アンケート(経過)

アンケートへの参加と最新の結果の閲覧は、以下からどうぞ。

ロキソニン錠(ロキソプロフェン)の後発医薬品、採用品目アンケート
http://kumagaip.jp/2010/03/loxoprofen/

採用品目アンケート一覧(結果)は、以下のリンクからご覧いただけます。

後発医薬品 採用品目アンケート一覧
http://kumagaip.jp/category/ge/


早いもので薬局新聞のコラムを担当して3年が経過し、4年目突入となりました。皆様からお寄せいただく貴重な声を、今後も紙面に反映させてゆきたいと考えています。


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年03月25日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS127

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第127回です。業界の話題からはちょっと離れますが、私たちもしばしば直面する問題ではないでしょうか。

薬局新聞TBN127


 生協が開設する「くらしと生協のココロ」というサイトがある(閲覧は誰でも可能)。コンテンツの一つに、調理に関する消費者からの疑問をQ&A形式で紹介するコーナーがあり、そこでのやりとりが話題になっている。

 質問は「切ったレモンの表面が乾燥してしまうが、上手な保存方法はないか?」というものであるが、それに対する調理道具研究家の岡山晄生氏の回答が「痛快」だというのだ。

 「レモンを切ったら、切り口から水分が蒸発するのですから、どんどん乾燥するのは当たり前のこと」とした上で、パスカルの「人間は考える葦である」との諺を引用し、「今後は、この程度のことはご自分で考えるようにしましょうね。」と結んでいる。

 「お客様至上主義」のこのご時世、こういったやり取りはなかなか見受けられない。企業も消費者も、それを言い訳に本質から目を背けている部分があるが、今一度その在り方について考えてみてはどうだろうか。


実際のQ&Aにおけるやりとりは、こちらのサイトから見ることができます。

くらしと生協のココロ:切ったレモンの保存
http://www.catalog.coop/tane/0303/030301/030301post_354.html


(関連リンク)

食の安全情報blog:日本生活協同組合連合会の「調理のタネ」のページがすごい!
http://d.hatena.ne.jp/ohira-y/20100304


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年03月19日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS126

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第126回です。厚生労働省が診療報酬改定説明会の動画をアップした話題について、寄せられたコメントもご紹介しながらまとめました。ありがとうございました。

 動画共有サイトYou Tubeに厚生労働省が公式チャンネルを開設していることはご存じの方も多いだろう。恐らく初めてのことではないかと思われるが、そこに診療報酬改定説明会の動画がアップされている。

 驚いた方も少なくないだろうが、厚労省が説明会の様子を動画でアップしてしまうとは、スゴイ時代になったものだ。映像はお世辞にも見やすいとは言えないが、まずは情報を公開することの一歩として評価できるものだろう。

 また、You Tubeを使ったことも大きい。「一昔前だとそれこそ専用ソフト作らせたりVHSかDVDをとんでもない額で作らせて・・なんてことになりかねない」とのコメントも寄せられたように、迅速に、予算をかけずに公開できたことも好印象だ。

 この説明会を受けて各都道府県で、更に各支部で伝達講習が行われるというスタイルにも、近い将来、変化が出てくるかもしれない。


元記事はこちら。

2010/03/07 診療報酬改定説明会の動画がYou Tubeに
http://blog.kumagaip.jp/article/36111210.html


(関連リンク)

You Tube:厚生労働省チャンネル
http://www.youtube.com/user/MHLWchannel


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年03月11日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS125

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第125回です。今回は皆様から寄せられた声を元に構成いたしました。ありがとうございました。

薬局新聞TBN125


 4月に迎える調剤報酬改定において、レセプトの電子請求を行っている医療機関等は、無料で詳細な明細書を発行することが義務付けられる。薬局もそれに準ずると思われるが、当ブログに様々な意見が寄せられたので紹介する。

 「正直こんなものを出せと言う人たちの感覚を疑います。こちらでも点数とか意味不明の部分多いんです。医療破壊させようとしているとしか思えません。」

 「簡単に全員に発行とか言いますけど、「こういうのを待っていた!」という国民と「こんなもの処分に困るから要らない!」という国民、どちらが多いのでしょうか。「なんでこんな処分に困る個人情報の塊渡すんだ!」とか患者にクレームつけられたりした日にゃ、涙が止まりませんね」

 「より詳細な明細により、薬剤師のお仕事を多少なりともよく知ってもらうきっかけにはならないでしょうか?」

 「詳細を希望される方にお出しすることには今の時代仕方ないと思いますし、きちんと理解してくれるなら、積極的にやっていかないとって思いますが・・・「義務化」まで本当に必要なのか?と言う点ですね、一番ひっかかるのは。」


元の記事はこちらです。

2010/02/21 ロースカツ定食を例に考える「明細書発行義務化」
http://blog.kumagaip.jp/article/35461874.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年03月05日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS124

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第124回です。総合機構の添付文書閲覧ページからインタビューフォームが見られるようになっていました。

薬局新聞TBN124


 医薬品医療機器総合機構のホームページは今や業務に欠かせない存在だ。医薬品の添付文書の閲覧あるいはダウンロードができることはご存知と思うが、インタビューフォームまで見ることが可能になっている。

 閲覧の方法は、これまで通り医薬品を検索し、表示させるところまでは同じ。個々の医薬品のページ左下部分に「ダウンロード」という部分があるので、そこの「インタビューフォーム」をクリックすることでpdfファイルとして表示される。

 2010年2月22日現在、3503の医薬品についてインタビューフォームが公開されており、その数は日に日に増えている。

 ネットが発達し、メーカーのサイトでインタビューフォームが見られるようになり、そして公的サイトでも公開されることで、アクセスするための敷居は限りなく低くなっている。日常業務にいかに反映させるか、情報の活かし方も我々の重要なスキルとなろう。


当該ページには以下のリンクからどうぞ。

医薬品医療機器総合機構:添付文書情報メニュー
http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

医薬品添付文書をください (カッパ・ブックス)
医薬品添付文書をください (カッパ・ブックス)

2010年02月25日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS123

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第123回です。レセコン買い替えを検討されている方はもうご存知かもしれませんが、買い替えのための国庫補助の話題です。

薬局新聞TBN123


 調剤報酬や薬価の改定を控えて何かと落ち着かない時期ではあるが、今年度も残すところあと1ヶ月余り。唐突ではあるが、レセコンの買い替えを検討している方はいらっしゃるだろうか。

 というのも今年度末、すなわち平成22年3月31日までに契約したレセコン等に対して、最高50万円を限度に国からの補助が受けられるという制度があるのだ。

 助成を受けられるのは「レセプトの電子化に対応していない保険薬局がレセプトコンピュータやソフトウェア等を購入する場合」はもちろん、「既にレセプトの電子化に対応している保険薬局がレセプトコンピュータを買い換える場合」も対象となるため、多くの薬局にとって検討の価値はある。

 ただこの制度、助成額が補正予算額(196億円)に達し次第、終了となる。助成の詳しい内容や申請方法については社保支払基金のホームページを参照されたい。


詳しくは以下のリンクをご覧下さい。もちろん、レセコンベンダーに聞けばより詳しく話が聞けることでしょう。

社会保険診療報酬支払基金:電子レセプト化のための国庫補助
http://www.ssk.or.jp/seikyushourei/index.html#11


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年02月18日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS123

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第122回です。処方せん記載方法標準化の話題に寄せられましたコメントを中心に構成いたしました。ありがとうございました。

薬局新聞TBN123


 内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会はパブコメを経て、最終的な報告書を公表した。当初から「1回量記載」という結論ありきの印象は否めないが、これが最終決定となる。それに関連したコメントをご紹介する。

 「レセの記載方法は義務化されているんですから、同じ記載にすればいいのに」

 「事故を起こさないルールを考えたのならばダラダラとしないである時点で一気に変更するべし」

 「結局どちらに移行したところで間違えることはあるはずです。じゃあ間違える確率を落とすには?それは既存の記載方法を徹底させることなんじゃないかと思います。わざわざリスクを負うメリットってなんでしょう?まさか海外基準にすること?」

 この「処方せん記載方法標準化」に対して、処方せんを書く医師側の反応がほとんど見られないことは何を意味しているのだろうか。レセプトオンライン請求義務化の二の舞になることも十分に考えられそうだ。



薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年02月12日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS122

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第122回です。官報を検索できるサイトのご紹介です。

 「官報」をご存知だろうか。普段、直接それを見る機会はほとんどないものの、薬事法を含む法律の改正や、我々の業務に関係の深い医薬品の薬価基準収載なども、国立印刷局が発行するこの官報に載ることが元になる。

 もちろんネットでも閲覧することが可能だ。公開されているのは直近の30日分で、自由に見ることができる。また、過去の情報については、有料で「官報情報検索サービス」も利用することができる。ただ、閲覧する際の勝手のよさには不満も残る。

 しかし、そういった「弱点」をフォローするようなサービスが現れるのもネットのいいところ。公開されている官報の全文検索が無料で行える「官報検索」というサイトが個人によって提供されている。

 我々が入手する情報は、書籍、あるいは薬剤師会やMSを通じて等、どちらかと言えば加工されているものが多いが、その元となるものがどんな形なのかといった部分にも注目してみてはいかがだろうか。


当該サイトはこちらから。

官報検索!- 官報を全文検索できる無料サービス
http://kanpoo.jp/


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年02月06日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS121

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第121回です。「薬剤師国家試験対策の替え歌がYou Tubeに!」の記事に寄せられましたコメントを中心に構成しました。ありがとうございました。

薬局新聞TBN121


 覚えにくいことを語呂合わせで頭に入れようというのは、昔も今も変わらないだろうか。3月の薬剤師国家試験を控えて、動画サイトYou Tubeに「薬剤師国家試験向けの替え歌」がアップされている。

 当ブログで紹介したところ、他にも「薬剤師国家試験語呂データベース」といったホームページの存在や、アニメ「エレメントハンター」のエンディングに驚いた声などが寄せられた。

 奇しくも同時期に、新薬剤師国家試験についての通知も出された。「禁忌肢」こそないものの、総問題数345問で各科目の得点ラインも細かく定められており、「厳しい」「しんどい」「残酷だ」といった感想も漏れる。

 「国家試験を受けたのはン十年前」という大先輩方もいらっしゃるだろう。現場に出ると、「試験のプレッシャー」というのはなかなか感じる機会がないが、楽しみながら昔を懐かしんでみるのもいいかもしれない。



(関連記事)

2010/01/25 新薬剤師国家試験は345問
http://blog.kumagaip.jp/article/34939552.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年01月29日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS120

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第120回です。調剤報酬改定を控えて、「後発医薬品調剤体制加算」についての動向をまとめてみました。

コメントをお寄せいただき、ありがとうございました。

薬局新聞TBN120


 年が明け、そろそろ1ヶ月が経とうとしているが、4月の診療・調剤報酬改訂に向けて、ネットでも多くの報道と、それに対する議論が活発だ。とりわけ、後発医薬品調剤体制加算に対する関心は高い。

 いくつかのサイトでは「30%以上190円、25%以上120円、20%以上50円」といった具体的な数字にまで触れ、またそういった内容を受け、株式市場では後発医薬品メーカーに追い風も吹きそうな様子だ。

 ただ、薬剤師らの間では、
「厚労省の配慮はありがたいですが、「薬代がどうして薬局によって違うのか」「同じ薬なのに、なぜ先月と薬代が違うのか」という不信を生むことはないのでしょうか。」
というコメントに代表されるように、そのフィーに驚きつつ、戸惑いを持って迎えられているのが現状ではないだろか。

 しばらくは気ぜわしい日々が続くが、しっかりと経過を見守りながら、準備を整えてゆきたい。



薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年01月24日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS119

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第119回です。今回はTwitterで話題になっていたホームページの紹介です。

 独立行政法人国立健康・栄養研究所が提供している『「健康食品」の安全性・有効性情報』というホームページをご存知だろうか。

「食品・食品成分に関する正しい情報の提供」「健全な食生活の推進」「「健康食品」が関連した健康危害の防止」の3つを主な目的として運営されており、かなり鮮度の高く、濃密な情報が掲載されている。

 秀逸なのがコンテンツの1つにある「科学的根拠のある情報とは?」のページだ。「テレビ、新聞、雑誌などで取り上げられていたのですが…?」「「学会発表」と「学術論文」の違いがよく分からないのですが。」等、Q&A形式で情報を適切に理解するための「科学的根拠」を理解するためのポイントについて書かれている。

 巷には「健康にいい情報」があふれており、それらに踊らされていると言っても過言ではないだろう。科学的根拠を持って判断できるよう、一度目を通してみてはいかがだろうか。


当該ページはこちら。

「健康食品」の安全性・有効性情報:科学的根拠のある情報とは?
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail771.html


(関連リンク)

薬作り職人のブログ:「その情報は科学的に正しいのか?」と考えること。
http://kentapb.blog27.fc2.com/blog-entry-1877.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年01月14日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS118

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第118回です。「医薬品福袋」への反響をまとめました。

薬局新聞TBN118


 お正月恒例の初売りになんと「医薬品福袋」があったので購入し、ブログでレポートをしたところ、多くの反響をいただいた。いくつかご紹介すると、「ネット販売に反発した連中のやることがこれだもの。中の人で誰か反対する人はいなかったんですかね?」「薬剤師は反対したと信じたい」「薬の一般商品化はどんどん加速?それにしても福袋とは」等、概ね否定的なものが多い。

 中でも「ドラッグストアでは何でもありだな。モラルはない。」と切り捨てたのがケンコーコム社長の後藤玄利氏だ。シンガポールからの医薬品「個人輸入」という手段を取った後藤氏の言葉だけに、驚きを感じる人もいるかもしれない。

 しかし後藤氏は「副作用のリスクを低減するための取り組みをどこまでやっているかが最も重要だと思います。(以下略)」と続ける。そうした自負があるのだろうし、ケンコーコムが取り組んできた足跡も見られる。

 「ネットVSリアル」で語られがちな医薬品ネット販売の話題だが、実は、問題はこの構図ではないのかもしれない。


ケンコーコム後藤氏のtwitterはこちら。

Twitter / Genri Goto: ドラッグストアでは何でもありだな。モラルはない。
http://twitter.com/genrigoto/status/7356466326


(関連記事)

2010/01/03 医薬品福袋を買ってみた その1
http://blog.kumagaip.jp/article/34525341.html

2010/01/03 医薬品福袋を買ってみた その2
http://blog.kumagaip.jp/article/34525348.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/

2010年01月05日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS117

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第117回(2010新春号)です。昨年ご意見を募集いたしまして、皆様から寄せられた声をもとに構成しました。ありがとうございました。

薬局新聞TBN117


 2年に一度の調剤報酬改定まで、あと3ヶ月余りとなった。我々の日常業務に直結するだけに大変注目を集めるのだが、政権交代、事業仕分け等もあり、様々な意見、思惑が交錯している。議論の過程でブログに寄せられた声をご紹介する。

○ ジェネリック医薬品 規格・剤形変更が可能に

 「知識と経験を踏まえて剤形も含量も相談の上で変更するのであれば、後発とか関係なく薬剤師なら何でもできるべき」

 「合剤をそれぞれのジェネリックに変更したければ、それもOKにして欲しい」

 「薬剤師はコメディカルではないのに薬の剤形や後発への変更に事実上決定権がないなんておかしな話」

○ 後発医薬品 数量ベースの導入へ

 「エンシュアやラコールは単位も問題ですが、後発が存在しないことが問題です。単位の問題で除外より後発薬が無い薬は除外すべきでは無いのでしょうか?」

 「薬価が安いので後発品に変えると調剤加算がついて逆に高くなるもの(ラシックス・デパス・プルゼニド等々)は除外されないんですかね」

○ 事業仕分け「OTC類似薬の保険外し」は…?

 「医療=保険診療という図式ではこの先破綻が見えているので、一定額までの保険の免責や混合診療を含めた自己負担の増加が必要なのでは?」

 「薬価が安いものが多い!高齢者に特に支持されている!医療財政のことも大事ですが、国民の満足度を落さずにできることが他にまだあると思います」

 「今回の事業仕分けは、民主党のパフォーマンス(中略)。議論の対象や落し所は打合せ済み」



(関連記事)

2009/12/09 2010薬局新聞新春号へのご意見を募集します
http://blog.kumagaip.jp/article/34121980.html


薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...