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2009年06月06日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS92

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第92回です。

薬局新聞TBN92


 先週の小欄で「ネット販売を主張する人、対面販売を主張する人の「言葉」ではなく「行動」が問われるのは言うまでもない」と書いたが、早くもそんな話題が出てきているのでご紹介する。

 国を相手取り、医薬品ネット販売の訴訟を起こしたケンコーコム代表の後藤氏。その記者会見の中で、「納得できなくても省令に沿った形でやるということか?」という質問に対して「悪法といえども、法は法。それに従ってやるつもり」と、順守する姿勢を示している。

 また医薬品ではないが、新型インフルエンザの騒動に乗じ、楽天が加盟店に対してマスクの積極的な仕入れや販売を推奨していたとの一部報道があった。楽天は「不適切で品性に欠ける表現があった」と謝罪している。

 医薬品のネット販売がどこまで国民的議論になったかは未知だが、利用者の目は大変厳しい。常に自覚と責任を持って行動することが求められるのではないだろうか。



(関連記事)

2009/05/25 [医薬品ネット販売]ケンコーコムらが行政訴訟
http://blog.kumagaip.jp/article/29375454.html

2009/05/28 [薬局新聞]週刊トラックバックNEWS91
http://blog.kumagaip.jp/article/29436011.html

2009/06/02 [改正薬事法]ネット販売業者の対応
http://blog.kumagaip.jp/article/29545753.html


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2009年05月28日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS91

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第91回です。

薬局新聞TBN91


 「医薬品のネット販売」について、超異例の1週間という短期間でのパブリックコメントが行われた。それをきっかけにネット上でも多くの声があがってきたが、具体的な内容は別にして、「ネットへの規制」に対して「その現場(ネット)」からは、やはり反対の声が大きかったように思われる。

 また一方、ネットか否か、比喩か直接かを問わず、報ずる側の「規制=悪」「既得権益に挑戦する新参者」という構図は分かりやすさの反面、問題の本質を見失い、感情論にミスリードしてしまう一つの大きな要因となってしまった。

 この先、医薬品のネット販売は拡大することはあっても縮小することはないだろう。それがどのようなプロセスを辿るのか。注目してゆかねばならないし、何より我々自身が関わってゆかねばならないだろう。

 改正薬事法の施行まであと数日と迫った。この原稿を書いている時点でまだ不確定な部分はあるが、改正薬事法の施行日以降、ネット販売を主張する人、対面販売を主張する人の「言葉」ではなく「行動」が問われるのは言うまでもない。



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2009年05月21日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS90

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第90回です。

薬局新聞TBN90


 「こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の
けっか にんんげは たごんを にしんき する ときに その さしいょ と さいご
の もさじえ あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと
よめる という けゅきんう に もづいとて わざと もじの じんばゅん を
いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?」

 この文章を最後まで読んでいただければ説明は不要であろう。ネットにおいてもあちこちで話題となっている。

 我々が普段扱う処方せん。「最初」と「最後」だけ見て「DO処方」で入力したが、実は違っていたという苦い経験を持つ人も少なくないはずだ。日常業務においては中身まできちんと目を向けるようにしたいものである。



(関連リンク)

IT media News:確かに“読めてしまう”コピペに2ch住人が「人間すげー」と驚く
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/08/news021.html


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2009年05月14日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS89

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第89回です。

薬局新聞TBN89


 「豚インフルエンザ」改め「インフルエンザA(H1N1)」については、連休前からそのニュースを聞かない日がないほどだ。報道とは別に、ネットにおける情報の流れとそれらに対する指摘が興味深い。

 当ブログでもご紹介したが、Google Mapを用いた「H1N1 Swine Flu - Google Maps」は感染疑いをピンク、感染を紫で記し、更にドットの有無で死亡を表すなど感染拡大の様子を記し、直感的に捉えることができる。

 ブログとチャットの中間的存在である「Twitter」では、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が公式アカウントを持ち、緊急情報を流している。迅速な情報共有を促すため、ウイルス感染拡大防止につながるのではとの期待もある。

 しかし一方では「テクノロジーと、テクノロジーが可能にした人と人との強固なつながりが間違った方向へ進んでしまう可能性を示す重要な例だ」といった声もあがっており、ネットの将来に対して、ある示唆を示していると言えるのではないだろうか。



(関連リンク)

twitter
http://twitter.com/


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2009年04月23日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS88

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第88回です。

薬局新聞TBN88


 新年度を迎え4月も半ばを過ぎた。今年度は調剤報酬改定がなかったため表立った動きは少なく感じるが、この1年間を踏まえて、水面下では来年4月の改定に向けて着々と準備が進められている。

 とりわけ注目が集まるのが、後発医薬品の使用に関するものだ。厚生労働省の調査結果が先月公表されたが、後発医薬品への変更可能な処方せんが多くを占める中、薬局が使用促進に消極的と報じられている。

 処方せん様式の変更、年2回の薬価収載、メーカーのアクションプログラムへの対応等々、後発医薬品使用の環境は着実に整ってきているはずである。そのような中、依然として後発医薬品への変更が少ないのは何故だろうか。

 しかしその一方で、約8割の薬局が「後発医薬品調剤体制加算」を算定しているという実態も浮かび上がってきている。「来年度の改定は厳しいものになるのではないか」という予測は、決して悲観論だけでは済まされないだろう。



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2009年04月16日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS87

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第87回です。

薬局新聞TBN87


 改正薬事法公布の経緯や今後の見通しについて、厚生労働省にインタビューした記事がINTERNET Watchに掲載されている。以前当欄でパブコメからの抜粋をご紹介したが、厚労省の考え方を更に立体的に理解するため、いくつかご紹介する。

 「(検討会について)ネット業界関係者が少ないという話もあるが、多数決で決めるわけではない。多数決で決めるだけなら、検討会を開く意味がない」

 「ネットが悪いと言っているわけではなくて、あくまでネットは扱いが難しいということ。玉石混交の状態であり、その結果、死に至ったり犯罪の温床になっている一面は否定できない」

 「ネット業界の人たちの反発は、心情的にはわかるのだが、ネットに偏見があるからとか既存団体の利益を優先しているというようなことはない」

 「あくまで制度なので、今後みんなの希望を実現するためにどうするかを考えていく。ただ、正しく安全に使うことが一番優先されるので、利便性と安全性のどちらを取るかという選択になったら、まず安全性をとる」

 ネット販売について様々な観点から述べられているが、「もっと改正薬事法本体を取り上げてほしい」と本音も漏れる。全文については当ブログからリンクを貼っておくので、そちらからご覧いただきたい。


ということで、全文は以下のリンクよりご覧ください。当該記事に関する薬局新聞編集部のコメントも掲載いたいます。

 本記事は非常に読み応えのあるボリュームで、またネットに軸足を置いたメディアながらも冷静に改正薬事法そのものと、医薬品ネット販売問題の背景を解説しようと試みていると感じました。

加えて記事終盤で指摘されているとおり、法の成り立ちにおける社会への周知不足も問題の要因にあげられ、それはまた現在も喫緊の重要課題になっていることを痛感する次第です。


INTERET Watch:「ネットで薬が買えなくなる?」〜厚労省に聞く改正薬事法問題
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2009/04/07/23049.html


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2009年04月09日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS86

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第86回です。

薬局新聞TBN86


 日本薬剤師会のホームページがこの度リニューアルした。サイトの構成や配置などがものすごく大きく変わったというわけではないが、パッと見たところ「ちょっとさっぱりしたな」という印象を受ける。

 中身に目を向けてみると、しばらく前から配信されている「定例記者会見」に目新しさを感じる。これまで「あまりモノを言わない」イメージの強かった薬剤師会であるが、自らの言葉で伝えようというその姿勢は大きな前進である。

 更にはそれを会員向けのみならず、誰もがアクセスできるような形としたことも大変評価できるのではないだろうか。日本医師会のHPにはまだ及ばない感はあるものの、広く継続的に発信していただきたいものである。

 一つ注文をつけるならば、このご時世、是非ともRSSの配信をお願いしたいものである。公式のものではないが、当ブログにて日薬定例記者会見のフィードを公表するのでご活用いただきたい。


ということで、日薬定例記者会見のフィードはこちらです。

日本薬剤師会定例記者会見フィード
http://feed.goo.ne.jp/grp1/rpkfeed.php?id=0f-49d38798-00000001

私がgooフィードメーカーで作製したものなので、もちろん公式なものではありません。ご利用につきましては、自己責任にてお願いいたします。


(関連リンク)

日本薬剤師会:定例記者会見
http://www.nichiyaku.or.jp/contents/kaiken/default.html

日本医師会
http://www.med.or.jp/


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2009年04月02日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS85

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第85回です。

薬局新聞TBN85


 「御侍史」「御机下」という言葉、どこかで見たことがあるだろうか。それぞれ「ごじし(おんじし)」「ごきか(おんきか)」と読み、脇付けといって手紙の宛先に添えて敬意を表すために使用する言葉である。

 「侍史」とは今日で言うところの「秘書」の意である。手紙を直接差し上げるのはおそれ多いので、お仕えの方宛に差し上げますというへりくだった意思を表す慣用的な表現として古くからあるものだ。

 接頭語として「御」をつけるのは誤りとする説もあり、またどの程度の意識でこの言葉が用いられているのか疑問も残るが、医師同士の親書や医療機関の発行する紹介状に書かれる以外、目にすることは稀ではないだろうか。

 パソコンや携帯電話が広く普及し、連絡手段といえば「メール」が主流のこのご時世、このような古風な習慣は薄れてゆく傾向にあるのだろう。それがよいのか悪いのか、は別にしても。



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2009年03月27日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS84

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第84回です。先日の「[ソナタ調]ボラギノールのCM主題歌」に感銘を受け、トラックバックニュースのネタにまでしてしまいました(苦笑

薬局新聞TBN84


めがね様のコメントを引用させていただきました。ありがとうございました。

 先日当ブログで、「ボラギノールCM主題によるミニピアノソナタ」の動画をご紹介した。「♪痔に〜はボラギノ〜ル」といえばメロディが思い浮かぶだろうか。それをテーマとして作曲されたものだ。

 実はこれ、どこの誰が作曲したものかというのは、ハンドルネーム程度なら分かるものの詳細は一切分からない。しかし一度お聴きいただければ、その完成度の高さには驚愕するばかりである。

 ネットというのは恐ろしいところで、音楽に限らず一芸に秀でた人がごろごろしており、かなり質の高い文書や作品を、多くの場合無償で公表している。この「ボラギノールソナタ」もYou Tubeやニコニコ動画で視聴が可能だ。

 最後に当ブログに寄せられた感想をご紹介する。「今回のソナタ、とても痔疾用剤のCM曲が主題とは思えないほど美しいメロディです。つい聞き入ってしまいますね。この曲がもっと世の中に広がると、痔疾へのこれまでのイメージがこの曲のようにさらっと払拭され、受診と適切な治療・痔疾と紛らわしい消化器がんの早期発見早期治療につながるかもしれないな〜、などとささやかな(阿呆らしい?)望みを持ってしまいました(笑)」


ボラギノールのCM曲をピアノソナタに
http://www.youtube.com/watch?v=Ip3lc8tDogU




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2009年03月12日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS83

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第83回です。

薬局新聞TBN83


 厚生労働省の要請を受け、国立病院を中心にジェネリック医薬品の採用リストをホームページで公表する動きが出てきている。「国立病院で使っている後発品なら大丈夫!」という安心感を持ってもらうのが大きな目的であろう。

 薬局におけるGE選択においても少なからず影響が出ると思われるが、しかし選定基準が「国立病院で採用されているから」だったらどうだろうか。マクロの視点から見たらGE使用促進につながることは喜ばしいことなのかもしれないが、個人的には何ともいえないさびしさを感じる。

 そもそも後発医薬品への変更をする際には、そのGE薬を選択した理由を患者さんに対して説明することになっている。「国立病院で採用されているから」という理由は、本当に患者の信頼を得られるものだろうか。

 ひとつひとつの薬局が個々にできることは限られるが、三人寄れば文珠の知恵!近隣で使用されているGE薬を「地域後発医薬品リスト」として作成するなど、薬局側からの自主的な取り組みにも大きな期待をしたいところである。



(関連リンク)

another side of ”d-inf”:国立がんセンター 後発品リストの公表
http://hello.ap.teacup.com/d-inf/1736.html

旭川の薬剤師道場(ブログ):国立がんセンター中央病院が採用後発品のリスト公表
http://chuopharm.dtiblog.com/blog-entry-241.html


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[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS82

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第82回です。ちょうど今日、第2回医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会が開かれたようですね。どんな様子だったのか、気になるところです。

厚生労働省:第2回医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/03/s0312-1.html

薬局新聞TBN82


 医薬品ネット販売の是非をめぐり、「医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」の初会合が開かれた。薬局・店舗等では医薬品の購入が困難な場合の対応方策やインターネット等を通じた医薬品販売の在り方を検討するというものだ。

 報道等を散見する限り、初回の検討会ということもあり議論は平行線だったようだが、楽天三木谷社長の「なんでネットだけいじめるのか」という発言ばかりに注目が集まっているのには少々困惑する。

 検討会に限った話ではないが、そもそもネット販売の「規制」の部分ばかり強調されがちだが、第1類と第2類こそ販売できないものの、第3類医薬品はネット等での販売が認められることを忘れてはいないだろうか。

 本質が忘れ去られた議論が暴走することは、時に恐ろしい結果を招く。規制がよいのか悪いのかといった総論的な話だけでなく、将来を見据え、体系的な販売方法の確立を模索する場としていただきたいものだ。



(関連リンク)

厚生労働省:第1回医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/02/s0224-11.html


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2009年02月27日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS81

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第81回です。

薬局新聞TBN81


 「インペアード・パフォーマンス」という言葉をご存知だろうか。服用者の自覚、無自覚を問わず、抗ヒスタミン剤の中枢抑制作用によって集中力や判断力が低下してしまう状態を指し示す言葉だ。

 「気づきにくい能力ダウン」と日本語に置き換えられるこの状態、論文報告等もあり医療関係者の間ではその重要性が認識されつつあるものの、世間一般に広く知られているとはまだ言えない。

 抗ヒスタミン剤を服用することでウイスキーにして3-4杯程度と同等の判断力低下をもたらすと言われることもある。またアメリカにおいては、抗ヒスタミン剤服用後の運転を禁じている州も数多くある。

 本格的な花粉症シーズンを前にした本年1月、「インペアード・パフォーマンスゼロプロジェクト」が発足した。協賛のサノフィアベンティス社によってインペアード・パフォーマンスの正しい理解等を啓発するためのサイト「アレルギーi」(http://www.allergy-i.jp/)も開設されているので是非とも参照されたい。


当サイトの「お気に入りリンク」からもリンクを貼ってあります。

インペアード・パフォーマンス
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2009年02月19日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS80

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第80回です。

薬局新聞TBN80


 本年6月1日から施行される改正薬事法の関係省令が2月に入って「やっと」公布された。最大の焦点となっていた「医薬品のネット販売」について、厚生労働省の考え方等を公表された結果からご紹介する。

 「改正法の基本的な考え方は、郵便等販売であるか否かにかかわらず、一般用医薬品の販売に当たっては、薬剤師等が購入者に対して対面により情報提供を行うことを担保するというもの」

 「体調に不安を訴えてくる人間に対し、専門的知識のない個人の責任において薬を購入するというのは、医師、薬剤師がいないところと同じ結果になる」

 「第三類医薬品についても、法が郵送等販売を積極的に認める趣旨とは解せない」

 「体の様子は、文字だけでは伝えきれませんし、本人の自覚が無いことには文字になりません」

 「今回の法改正は、医薬品の安全な使用という国民の福祉に、より重点のおかれた販売制度。「郵便等販売」業は、今回の法改正の立法趣旨に対し大きくかけ離れたものである」

 概ね「規制強化」となったネット販売であるが、同時に検討会も設置されるため流動的な部分も出てくる可能性はある。今後まだまだ議論を重ね、意識を高めてゆかねばならないだろう。



(関連リンク)

e-GOV:結果公示案件詳細
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?ANKEN_TYPE=3&CLASSNAME=Pcm1090&KID=495080139&OBJCD=100495&GROUP=

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2009年02月12日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS79

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第79回です。

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 当ブログ「セルベックスがイメチェンする?」の記事中、セルベックスの名前が「セル:Cell(細胞)、Self(自分自身)、ベックスBex(刺激する)」に由来することを引用したところ、医薬品のネーミングに関するコメントをいただいた。

 いくつかご紹介すると「アモバン→あ、もう晩だ」「モーラス→網羅する」といった調子だ。インタビューフォームの名称の由来は共に「なし」になっているため真相は分からないが、実に的確!である。

 親が思いを込めてわが子に名前をつけるのと同じように、医薬品もそれを開発した人の切なる願いが込められているに違いない。知らなくとも済む話ではあるが、一見無駄とも思える内容は、知識に幅を持たせることになるのだろう。

 ネーミングといえば近いうちに発売となるARBと利尿剤の合剤、エカードはHDとLD、コディオはMDとEX、と規格を表すアルファベットがそれぞれの末尾につく。少々分かりにくい印象も受けるこの表記であるが、配合剤の規格表示に何かよい方法はないものだろうか。



(関連記事)

2009/02/02 セルベックスがイメチェンする?
http://blog.kumagaip.jp/article/26212581.html


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2009年02月06日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS78

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第78回です。

薬局新聞TBN78


 皆様の薬局ではレセプト請求をオンラインに移行されただろうか?「オンライン請求義務化のリミットは09年4月(レセコンあり)だからまだまだ先!」と思っていたが、気がつけば目前に迫っている。

 三師会が連名でオンライン請求義務化に反対声明を出したのは記憶に新しい。薬剤師会の対応を見ていると「やっぱりなあと思いつつ、いい加減にしろよ、今更!」という面もあるが、反対声明に対するお上の返事を待っていても実は何も始まらない。

 薬剤師会はここにきて、代行請求の仕組み構築について対応策を進めるべく、動き始めている。医科の診療所よりも1年早く義務化を迎える薬局の調剤報酬においては、現実的な対応策を検討しておく必要があるためだ。

 まだ代行請求が整備されている地域がなく先が読めない部分も多いが、逆に国に提案するくらいの話があってもよいだろう。正直遅きに失した感は否めないが、4月以降も全ての薬局が円滑に請求ができるよう、バックアップしていただきたいものである。



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2009年01月29日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS77

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第77回です。

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 ファイザーが行った「処方薬の服用に関する意識・実態調査」の結果がこの度公表された。インターネットを通じて行われたこの調査は全国47都道府県から9400サンプルを集め、都道府県毎の傾向や特色も探ったという。

 「処方された薬を飲みきれずに、余らせることはありますか?」との問いに対しては、「よくある」「たまにある」の回答を合わせると、実に7割以上の人が処方薬を飲みきらずにいるという実態が浮かび上がってきている。

 都道府県別に見ると、最もコンプライアンスがよい青森県とよくない群馬県においては実に15ポイントの差がある。データそのものや有意差についての検討はもちろん必要だが、大変興味深い結果である。

 調査内容はコンプライアンスのみならず、全部で46項目もの多岐に渡る。我々の業務に生かされるものも少なくないため、ぜひ一度ご覧いただきたい。



(関連リンク)

ファイザー株式会社:≪処方薬の服用に関する意識・実態調査≫
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2009/2009_01_20.html


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2009年01月22日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS76

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第76回です。

薬局新聞TBN76


 アメリカにおいて、睡眠時間と風邪のひきやすさの相関に関する研究結果が示された。睡眠時間が7時間未満だと、8時間以上の睡眠をとった場合に比べて約3倍も風邪をひきやすいというものだ。

 多くの人たちが慢性的な睡眠不足に陥っている現代社会。そんな研究を引き合いに出さずとも、恐らくほとんどの人たち-職業として医療に携わるか否かにかかわらず-が睡眠不足による弊害を体感していることだろう。

 「発明されればノーベル賞もの!」と言われる風邪の特効薬が開発されたり、またどんなに医療が発達しようとも、睡眠や食事といった基本的な生活習慣を整えるに勝る「良薬」はないだろう。

 まだしばらくは寒さが続く毎日。今度の休日はこの研究結果を実践すべく、しっかり睡眠時間をとってみてはいかがだろうか。



(関連リンク)

Medical News Japan:睡眠不足は風邪の元
http://www.medicalnews.jp/index.php?itemid=1295


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2009年01月15日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS75

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第75回です。

薬局新聞TBN75


 「ネットに溢れている親切めいた(いや実際親切なんだろう)さまざまな助言や忠告は放っておいてよい、私は断言するが、そんなものは何の役にも立たない。彼らはあなたを知らないし、あなたの配偶者も知らない。ちなみに医師が診察せずに病名を診断し治療法を指図すればそれは医師法違反である。ネットに溢れている忠告なんて、その違法のアドバイス以下のものだということは心に留めておいてよい。」

 上記は「鰤端末鉄野菜 Brittys Wake」というサイトの「配偶者がうつ病になったときにするべき、たった一つのことhttp://d.hatena.ne.jp/Britty/20090103/p1)」の一部である。エントリーの核心部ではないが、我々がしばしば直面する問題でもあるので、ぜひお考えいただきたい。

 ネット上には非常に有益な情報が数多くあるが、疾病や医薬品に関するものは最も注意を払わなければならない部類の一つであろう。当ブログでもこの手の書き込みは尽きず、皆様のご協力をいただきながら何とか運営している次第である。



(関連記事)

鰤端末鉄野菜 Brittys Wake:「配偶者がうつ病になったときにするべき、たった一つのこと」へのコメントとお返事
http://d.hatena.ne.jp/Britty/20090105/


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2009年01月04日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS74

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第74回です。09年新年号にふさわしく?医薬品ネット販売に関する話題を、当ブログに寄せられましたコメントを中心に構成しました。

コメントをいただきました皆様、ありがとうございました。

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 昨年末、OTC医薬品のネット販売を巡って大変多くのコメントが当ブログに寄せられた。省令公布前のものであるがたいへん示唆に富んでおり、また中にはかなり厳しい意見もある。今後考えていかねばならない問題も少なくないのでいくつかご紹介する。

 『副作用のリスクを少しでも回避するのは当然として、何故、主作用の恩恵について議論されていないのか不満』

 『インターネットが消費者に対する説明力において必ずしも劣っているとは思いません。しかしながら、ネット販売において、「本当にその人が服用に適しているかどうかの確認ができるかどうか」「誤用や濫用がいかに防げるか」などの問題点は、私は現時点ではクリアしているとは思えません。』

 『ネットの十分でないところを指摘したくなるけど、対面販売が効果的に行なわれているか(それは当然利便性も含めて:困っている状態の人、病気や歩くのが困難なども含めて)ももっと自問すべき』

 『薬剤師法を見直してはどうなんでしょうか?莫大な国家予算を取るほど本当に国民の健康に役立っているでしょうか?(中略)役に立っている薬剤師より、金儲けの薬剤師が多く感じます。その仲間内での利権の争いのように見えて寂しさを感じます。』

 『(ネット販売を)片手間でしていたり、明らかに販売において情報不足だと思われるところもありますが、だからこそ一定のルールを設け、実店舗販売でもネット販売でも薬の専門家が携わるようにするべき』

 『店頭においても、ネットにおいても心ある薬剤師の目指すところは変わりないと思っています。対面とネット、両者の優劣だけを見て決めるのではなく、対面販売、ネット販売、どちらも勝っている点があるのですからそれをうまく活用できるように法整備するべき』

 『代替案も無く危険だ!なんだ!というのは力が無く法にすがっているようにしか見えません』



(関連記事)

2008/12/02 医薬品ネット販売を巡る最近の動き
http://blog.kumagaip.jp/article/23740758.html

2008/12/18 医薬品のネット販売に寄せられたコメントを通じて考えたこと
http://blog.kumagaip.jp/article/24472204.html


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2008年12月15日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS73

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第73回です。現在多くのコメントをいただいております、医薬品のネット販売に関する問題についてまとめてみました。

薬局新聞TBN73


 「大臣と相談の上、年内には省令化したい」という厚生労働省の動きを見据え、医薬品のネット販売を巡って賛成派、反対派の双方が激しいせめぎ合いを繰り広げている。

 「利便性」をメリットの第一として挙げる賛成派は、新自主ガイドラインを制定し「販売に際しての情報提供や説明はネットの方がより安全である」との主張だ。一方の反対派は「安全性」を盾に、副作用を持つ医薬品は「対面販売の原則」に則るべきと訴える。

 双方とも一歩も譲らない状況であるがちょっと冷静になって考えてみたい。それぞれは本当に利用者のことを考えてその主張をしているのだろうか。立場の違いはあれど、どちらも「販売する側の理屈」になってはいないだろうか。

 「ネット販売自体を禁止することは反対というか、今の時代に合わない」というのはもっともであろう。であるならば今一度原点に立ち返り、多くの声を聞き、真に利用者のためになる販売スタイルを構築してゆくべきではないだろうか。



(関連記事)

2008/12/02 医薬品ネット販売を巡る最近の動き
http://blog.kumagaip.jp/article/23740758.html


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2008年12月05日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS72

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第72回です。今回は皆様にいただきましたコメントを中心に構成いたしました。ありがとうございました。

薬局新聞TBN72


 日薬の調査で「3割の薬局が後発品使用に積極的でない」との実態が浮かび上がってきた。日薬幹部は「さらに会員に理解を求め、指導を進めていきたい」ようだが…。使用促進のためにこのまま突き進めばよいのか?当ブログに寄せられた声をご紹介する。

 『安いものを使わせたいのは国と保険者なんだから、ジェネリックの啓蒙は国と保険者がやるべき』

 『自分で「今より効果が同じで安い薬があるんですよ」って切り出しておいて「でも、全く同じじゃないんです」とか「安定供給できないんです」とか言わなきゃいけないことが馬鹿げてる』

 『患者側が行政や保険者からイントロデュースされることで、懐疑的に思うなり、積極的に変更を希望するなり、とにもかくにも一定の知識を持った上で薬剤師に 聞いてみよう、という状況が作られれば、薬剤師が関わるステージが、より専門知識を生かした部分に特化でき、コストパフォーマンスも上がる』

 『処方せんに「変更可」だから、薬剤師の判断で。確かに当たり前ですが、常に医師と患者とトライアングルでいたい』

 医療崩壊が言われる中、限られた人的・物的資源をどう有効に活用するのか。今一度マクロの視点から考え直さなければならない時期に来ているのかもしれない。



(関連記事)

2008/11/13 医師・薬剤師が先発品にこだわる医薬品
http://blog.kumagaip.jp/article/22804474.html


薬局新聞社ONLINE
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2008年11月27日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS71

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第71回です。

薬局新聞TBN71


 発売からそろそろ2年が経とうとしている任天堂のゲーム機「Wii」であるが、遅ればせながら筆者も購入したので今回はそのレポートとさせていただく。「ゲームウォッチ」や「ファミコン」世代の筆者にとって「Wii」という響きですら隔世の感があるが、実際に体験することでその思いは更に強まった。

 「ゲーム」と言えば暗い部屋で、一人でテレビの画面に向かっている不健康なイメージしかなかったが、「Wii」に関して言えば、何よりも実際に体を動かすことでゲーム機のネガティブなイメージを一掃してくれる。

 更に一人ではなく、多人数でワイワイとできる部分が大きく評価できる点だ。コミュニケーションのツールとしても大変優れている。

様々な用途で用いることが可能であるため、「ゲーム機」という範疇で留めておくのは少々もったいない。今後の応用の可能性にも期待したい。



(関連リンク)

任天堂:Wii
http://www.nintendo.co.jp/wii/


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2008年11月20日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS70

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第70回です。

薬局新聞TBN70


 先頃、松下電器産業から社名変更したパナソニックであるが、この度、耐水性・耐衝撃性を売りとする同社のモバイルパソコン「TOUGHBOOK」の新モデルとして、消毒薬による消毒が可能なタブレットPC「TOUGHBOOK CF-H1」を発表した。

 松下はもとよりパナソニックという名前は、医療現場ではあまり馴染みがないと思われるかもしれないが、『これまで培ってきた「TOUGHBOOK」の技術を生かせるのが医療現場』と満を持しての参入だ。

 最もこだわったのが「ケアする対象は患者」であり「PCに対する意識をなくしてもらうための工夫」だという点に、メーカーの半端でない意気込みを垣間見ることができる。医療分野ならではの要件をしっかり見据えたものとなっている。

 薬局においてもパソコンは欠かすことができない存在であるが、ともすると「パソコンに使われる」ことにもなりかねない現状もある。本来の目的を見失わず、パソコンと上手に付き合ってゆきたいものである。



(関連リンク)

パナソニック株式会社
http://panasonic.co.jp/index3.html

やりたいようにやる:やるの368
http://nyany.exblog.jp/8938772/

開業したて整形外科院長の野望(無謀)日記:「消毒薬にも負けない」モバイルPC、パナソニックが発表
http://miyasei.exblog.jp/9866361


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2008年11月14日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS69

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第69回です。

薬局新聞TBN69


 大容量のデータを保存、持ち運びできるため重宝されるUSBメモリ。パソコンに「挿すだけ」という手軽さも手伝って今やなくてはならない存在だが、USBメモリを介してパソコンに感染するウイルスが爆発的に広がっているという。

 感染はまず、ウイルスに感染したUSBメモリを使用することでパソコンへ感染し、そのパソコンに別のUSBメモリが挿されることで更に感染が広がる、という仕組みだ。知らぬ間に感染していて、被害者である自分が加害者になっていることもある。

 一方、これからの時期に我々が注意しなければならないのは「インフルエンザウイルス」だ。新型インフルエンザによるパンデミックもフェーズ3と緊張の度合いを増してきている。

 どちらのウイルスにも共通して言えるのは「予防が重要」だということだ。自分の体もパソコンも、感染を防ぐために日々のちょっとした心がけを忘れないようにしたいものである。



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2008年11月06日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS68

南天のど飴CD


薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第68回です。

薬局新聞TBN68


 日に日に寒さが増し、のどの調子も崩しがち。ちょっと「のど飴」が欲しくなる季節である。のど飴といえばやはり「南天のど飴」。南天のど飴といえば「♪永遠誓えな〜い」「♪夫がきづかな〜い」など秀逸なセンスの替え歌CMが思い出される。

 遂にと言うべきか、今年はなんと「南天のど飴のうた」のCDが11月12日に発売されると言う。ピストン西沢氏のプロデュースによるそのCDは、全貌が謎に包まれた「南天マン」によって作詞・作曲されたシロモノだ。

 南天のど飴のサイト(http://nodoame.jp/)には『CDを聞くことにより「せき、のどのあれ」が改善される事はありません。』と、冗談とも本気ともつかない注意書きが書かれており、微妙な笑いを誘う。

 携帯サイトでは先着2万名に無料で着うたのダウンロードもされると言う。CDも着うたも、ちょっとした話題づくりに一役買ってくれそうだ。


携帯サイトへのアクセスは以下のQRコードからどうぞ。

南天のど飴携帯サイト




南天のど飴の歌(amazon)


(関連リンク)

ノエビアグループ常盤薬品:ついに!CDデビュー!!南天のど飴の歌CD
http://nodoame.jp/cd.html


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