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2009年07月23日

政権交代したら、中医協はどうなる?

今のところ報じているのは毎日新聞のみなのですが、民主党の衆議院選挙マニフェストに関連する話題。「中医協中央社会保険医療協議会」の改革について触れられています。

毎日jp:選挙:衆院選 診療報酬、国会で決定 民主「中医協を改革」−−公約原案
http://mainichi.jp/select/science/news/20090723ddm001010004000c.html

民主党の「政治主導の政策決定」の柱の一つとして、診療報酬改定に際して国会が関与する形を作りたいようです。当然調剤報酬に関しても同様となります。

岡田克也幹事長は中医協のあり方に関して、

「ほとんどは税金と保険料という公的なお金なのに、国会が関与できていないのは不思議だ」

「利害関係者が自分たちの取り分を決める政府の制度は他にない」


といった発言が報じられています。また、民主党党幹部の発言として、

「医師会などから抵抗が予想されるが、政権交代するからできる」


とも書かれています。

ちなみに現在の中医協委員名簿はこちら。

厚生労働省:中央社会保険医療協議会委員名簿
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/12/s1201-5.html

中医協はそもそも厚生労働省に設置される協議会であり、顔ぶれを見ましてもても、「利害関係者」の集まりと断じてしまうのは早急な感じを受けます。

この話は民主党のマニフェスト原案となる「09年政策集」に記載されているというもの。これがそのままマニフェストになるのかどうかはなんとも言えない部分はあります。

国会議員や政党が国会主導を唱えるのは決して悪いことではないでしょうが、中医協改革をマニフェストとするならば、国会でどのように決めるのか。その案を提示すべきではないでしょうか。
23:40 | Comment(0) | ウラ

2009年07月20日

「「ジェネリック医薬品」にかえてみませんか」で現状が変わるか?

「ジェネリック医薬品」にかえてみませんか


日薬がジェネリック医薬品に関する患者向け説明・確認用資材(「ジェネリック医薬品」にかえてみませんか)を作成し、無償配布をしています。

既にお手元に届いている薬局もあるかもしれませんが、7月9日の定例記者会見にて発表されていますね。

日本薬剤師会:ジェネリック医薬品に関する患者向け説明・確認用資材の件
http://www.nichiyaku.or.jp/contents/kaiken/p090709.html#090709_1

このパンフレットを利用するに当たり、注意事項が一緒に書かれています。ちょっと長いですが、あえて全文を引用いたします。

ジェネリック医薬品に関する患者向け説明・確認用資材を使用するにあたっての留意点

1. ジェネリック医薬品に関する患者向け説明・確認用資材(以下、「説明・確認用資材」)は、処方せん受付時に使用することを想定しています。
ジェネリック医薬品に変更可能な処方せんであった場合は、患者にその旨を伝えるとともに、調製行為に入る前に、ジェネリック医薬品への変更希望の有無を確認してください。

2. 患者からジェネリック医薬品への変更希望の有無を確認したら、その内容を薬歴に記録します。次回以降はその記録内容に基づいて対応することになりますが、必要に応じて、適宜確認するように努めることが求められます。

3. 説明・確認用資材は、そのまま患者へお渡しするものです。ご自宅へお持ち帰りいただき、ジェネリック医薬品を使用することについて理解を深めていただくことも必要です。

4. ジェネリック医薬品に変更不可の処方せんであっても、後日受診した際には変更可能の処方せんが交付されることも考えられます。また、普段からジェネリック医薬品を使用することについて関心を持っていただくことも重要です。
受け付けた処方せんがジェネリック医薬品に変更可能か否かを問わず、説明・確認用資材を活用して、あらかじめ患者の意向を確認しておくよう努めてください。

5. すでに患者からジェネリック医薬品への変更希望を確認済みの場合は、今回配布する説明・確認用資材を使用する必要はありません。また、各施設でジェネリック医薬品の普及促進に係る各種資材を準備・作成している場合もあり、今回配布する資材はそれらを妨げるものでは一切ありません。

6. 説明・確認用資材につきましては、本会ホームページからダウンロードすることも可能です(http://www.nichiyaku.or.jp/)。枚数が不足した場合には、必要に応じてコピーするなどによりご対応いただきますようお願いします。


日薬も配っただけではダメだろうと、注意事項を書いたのでしょうが…。ここまで子細に、マニュアル的に書かないとならないような状況なのでしょう。

更に身も蓋もないことを言ってしまえば、資材が配布されて、情けないですがこれだけの注意書きが書かれていても、状況が大きく変わるとは考えにくいですね。

薬剤師が後発医薬品に対して疑問を持ち、敢えて先発医薬品を使用する、或いは敢えて後発医薬品は使用しないという状況でしたら、まだ意思が感じられますが、恐らくそうではないでしょう。

処方せんの「変更不可」欄に署名があるなど後発品利用が進まない要因は様々ありますが、処方せんに記載されたものをそのまま調剤する「無気力」こそが、現在の状況をつくりあげているに違いありません。


(関連リンク)

CB news:「ジェネリック医薬品」にかえてみませんか?−日薬
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/23302.html

アポネットR研究会:日薬、後発医薬品に関する患者向け説明・確認資材を作成
http://www.watarase.ne.jp/aponet/news/090709.html
22:40 | Comment(11) | ウラ

2009年07月19日

日薬は公益社団法人に相応しいか

多くの方がご存知とは思いますが、日薬=日本薬剤師会は正式には「社団法人日本薬剤師会」と言います。社団法人と言いますと、どういったイメージがあるのか多少の差はあれど、そう大きな違いはないかと思います。

Wikipediaから引用しますと、

Wikipedia:社団法人

社団法人といえば民法上の社団法人(公益社団法人)のみを指すことが多かった。かつての民法上の公益社団法人とは、民法第34条に基づいて公益のために設立される法人の一つで、学術、技芸、慈善、祭祀、宗教その他の公益に関する社団であって、営利を目的としないもの


と書かれています。

ここで上記引用部をよく見ていただくと「かつての」と書かれています。鋭い方は既にお分かりかと思いますが、2008年12月1日に公益法人制度改革3法が施行され社団法人の定義が以下のようになっています。

一般社団法人 - 一般社団・財団法人法に基づいて、一定の要件を満たしていれば設立できる非営利目的の社団法人。従来の中間法人も含む。

公益社団法人 - 一般社団・財団法人法に基づいて設立された一般社団法人で、公益法人認定法に基づいて公益性を認定された社団法人。


では現在の社団法人日本薬剤師会の位置づけはと言いますと、「特例社団法人」というものになります。

特例社団法人 - かつての民法の規定に基づいて設立された公益目的の社団法人。特例財団法人を含む特例民法法人の一つ。2013年11月までに、一般社団法人・公益社団法人のいずれかに移行するか、解散することとなる。


即ち、一般社団法人か公益社団法人へ移行する認可の申請をしなければ、現在の「社団法人日本薬剤師会」は2013年11月30日をもって解散したとみなされることになります。

日薬はどのような方向性を目指しているのかと言いますと、日薬雑誌09年7月号[vol.61]の編集後記を見ますと、

日本薬剤師会は「公益社団法人」を目指して「新定款及び施行規則等」を整備しなければならない

早急にまた慎重に「公益法人」の認定を受けるべく準備をしているところであります


と書かれており、公益社団法人認可を目指していることがうかがえます。

公益社団法人として認可を受けるために満たすべき主な要件は、公益目的事業比率が全支出の50%以上であること等が必要となります。

ではもう少し基本に戻って「公益目的事業」とは何かを見てみますと、

公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律
http://law.e-gov.go.jp/announce/H18HO049.html

学術、技芸、慈善その他の公益に関する別表各号に掲げる種類の事業であって、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与するものをいう


「別表」については上記リンク先(一番下です)で確認していただければと思いますが、受益の機会が開かれたものであるのかどうか?というのがポイントとなるようです。

話を戻しますと、公益目的事業比率を全支出の50%以上にするために今ある形を見直すこと、また事務的な手続きの中で検討を必要とする部分があるに違いありません。

しかし真の目的は小手先の変更で公益目的事業費を50%超にすることではなく、行っている事業が如何に「不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与」できるのかを考えること、またそのような事業を増やすことでしょう。

理念を持たずに体裁を繕うことだけを考えるだけの団体ならば、到底公益社団法人に相応しいとは言えません。
02:10 | Comment(14) | ウラ

2009年07月12日

[ケアネット]アドヒアランスを考慮したこれからのうつ病診療

ケアネットにおいて「アドヒアランスを考慮したこれからのうつ病診療」が配信されるということです。案内には09年7月初旬から配信スタートとなっていますが、まだ配信は始まっていないようですね。

0907jzoloft1

ケアネットを利用するには無料の会員登録が必要です。

ケアネット
http://www.carenet.com/index.php

うつ病診療における重要な視点とアドヒアランス」「アドヒアランスの向上には何をすれば良いのか?」といった見出しが書かれています。

最近は「コンプライアンス」ではなく「アドヒアランス」という言葉が使われることが多いですね。日本薬学会の薬学用語解説に「アドヒアランス」という言葉の定義と使われるようになった背景が書かれています。

薬学用語解説:アドヒアランス


それに関連して…かどうかは分かりませんが、ジェイゾロフトが発売3周年だということで「ちびっこヒマワリ栽培セット」が作られたということ。卸MS氏にいただきました。

「ちびっこヒマワリ」ということで通常のヒマワリよりも小さく、高さ30-40cm、花の大きさ10cm程度のヒマワリが咲くようです。

「ちびっこヒマワリ栽培セット」の箱。

0907jzoloft2

上部には「ジェイゾロフト」の文字。「3周年」と中央に書かれています。

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こちらは側面。

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中身を出してみたところ。

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ヒマワリの種が5粒入っていました。「ジェイゾロフトオリジナルパンフレット」に蒔き方、育て方が載っているとのことですが、見当たりませんでした。

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土を入れて種をまき、水やりをしました。

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上から見たところ。種を5つまきましたが、「ちびっこヒマワリ」とはいえここに5本はちょっと窮屈です。

0907jzoloft8

ちびっこヒマワリの成長具合についてもアップしてゆきたいと思います。お楽しみに!(笑)
04:00 | Comment(9) | ウラ

2009年06月30日

藤井もとゆき氏、全国支部訪問中

藤井もとゆき氏


twitterでもポストしたのですが、藤井もとゆき氏が全国の薬剤師会支部を訪問中だということで、私の勤務する薬局にもやってきました。

このタイミングでしたので「まさか衆院選に出馬?」と思ったのですがそうではなく(当たり前ですが…苦笑)、来年の参院選に向けての活動のようですね。

ホームページに「全国支部訪問展開中!」と記され、支部訪問の様子がアップされています。今日の訪問の様子が既に載っていますね。

前参議院議員 藤井もとゆき Official Web:藤井もとゆき 全国支部訪問写真館
http://www.mfujii.gr.jp/ext/branch.html

これまでに九州全域、四国1県、それから東京と神奈川を除く関東エリアを訪問しているようですが、これから全国をカバーするのでしょうか。

You Tube:前参議院議員藤井もとゆき氏挨拶
http://www.youtube.com/watch?v=YsFNmSehS0k




亡国のドラッグ: 藤井 基之(amazon)
21:50 | Comment(13) | ウラ

2009年06月26日

[第42回日本薬剤師会学術大会]携帯メールマガジンも発行

42回学術大会1


09年10月11日、12日に第42回日本薬剤師会学術大会が行われます。今年は滋賀県での開催が決まっていますね。大会ホームページも用意されています。

第42回日本薬剤師会学術大会
http://jpa42.jtbcom.co.jp/index.html

トップページではカウントダウンもされており、

第42回 日本薬剤師会学術大会開催まで、あと 107 日


と表示されています。6月以降、ホームページの更新も頻度が増してきているようです。

大会の参加登録は既に始まっており、上記ホームページから申し込むことができます。また、ランチョンセミナーも7月17日正午から事前登録をするようです。

ランチョンセミナーは、7月17日(金)正午から、事前登録をした方を対象に、先着順に受け付け、定員に達し次第、受け付けを終了いたします。

なお、事前登録をした場合でも、期日までに参加登録費のお振り込みが確認できない場合は、 ランチョンセミナーの事前申込も自動的にキャンセルとなりますので、ご注意ください。


ということで、昨年の宮崎でランチョンセミナーの券を求めて長い行列となったことの影響もあってか、ランチョンセミナーも事前登録となっているようですね。

それから携帯メールマガジンの配信がされていてますね。

大会の準備状況や事前登録の御案内、ホームページの更新状況などを大会当日までタイムリーにお知らせします。
今回はランチョンセミナーも事前登録となります。
大切な情報を逃さないためにも、是非ご登録ください!


ということで、登録はこちらから。

第42回日本薬剤師会学術大会:携帯メールマガジン
http://jpa42.jtbcom.co.jp/keitai.html

携帯電話からはこちらのQRコードをどうぞ。

42回学術大会QR

登録画面はこんな感じです。

42回学術大会2

どんな情報が送られてくるのでしょうか。
22:50 | Comment(0) | ウラ

2009年06月23日

第2回内服薬処方せんの記載の在り方に関する検討会

09年6月22日に第2回の内服薬処方せんの記載の在り方に関する検討会が開催され、その資料が厚生労働省のサイトにアップされています。

厚生労働省:第2回内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会議事次第
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/06/s0622-4.html

資料は3名の委員がそれぞれ作成し、pdfファイルとしてアップされています。

患者の立場を代表するのが隈本邦彦委員(江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授)。それから薬剤師を代表する岩月進委員(日本薬剤師会常務理事)、看護師代表の嶋森好子委員(慶大看護医療学部教授)です。

委員各氏が本当にそれぞれの代表として意見を集約しているのか、というのは検証もできませんのでここでの議論は避けます。「薬剤師代表」の岩月委員の資料を見てみます。

資料3−2 岩月委員提出資料(PDF:159KB)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/06/dl/s0622-4d.pdf

まずは「現状と問題点」について。

・健康保険法の場合、院外処方せんについては1日分量を記載することなどのルールがすでに設けられている。

・しかし、ルール通りに記載されない場合もあることから、先ずは現行ルールの周知徹底や不備な点の改善を図った上で、その後の対応(1回量記載など)を考えていくことが必要ではないか。


ということで新しい記載方法を検討するよりも先に、現時点での問題点を洗い出し、それを是正してゆくことが先決と述べられています。

まったくもって正論なのですが、処方せん記載方法に問題があって事故につながっている現状があるのならば、直ちにに取り掛かるべき課題であり、これは新様式云々とは切り離して考えてもよいのではないかと思います。

特にこちら。

・散剤の場合、製剤量か成分量かの判断がしにくい場合もあり、明確なルール化が必要。また、医療安全確保の観点から、投薬全量に関する記載も視野に入れるべきではないか。


散剤の製剤量、成分量については重要度が高いですね。小児が服用するケースも少なくないので、より一層の明確化が課題となります。

それから院内投薬についても書かれていて、

・院外処方せんについては記載方法に関するルールが設けられているが、院内投薬における指示書の記載方法については具体的な規定は設けられていない(すなわち、医療機関ごとに方法が異なる)。


一番の問題点は、「院内ルール」を院外処方せんに記載されることではないでしょうか。ローカルルールがローカルであるという認識を持たないケースは往々にしてありますね。

続いて「想定される課題など」。

・現行ルール(健康保険法)を変更する場合、移行期間の長短にかかわらず、新旧の記載方法が混在することになる。そのため、かえって危険性が増してしまうことが懸念される。

・記載方法を変更するのであれば、患者はもちろん、処方せんの受け手である薬剤師を混乱させないための方策や配慮が不可欠(処方せんの記載内容を正確に判断する上で、薬剤師へ過剰な負担がかからないよう配慮も必要)。


ルールの変更をものすごく大規模でやろうとした場合、かなりの混乱が生じることは想像に難くありません。患者の犠牲、現場の負担を十分考慮すべきでしょう。

・レセコンなどの関連機器については、全面的なシステム改修を要することになる。利用者(薬局)に負担が生じないようにすることが必要(操作面、費用面など)。


システム改修について「費用負担が生じないよう」とありますが、果たしてどの程度まで可能なのか。オンライン請求の費用ですら自己負担ですから「国が全額持ちますよ」とは到底ならないと思いますが…。

大まかな対応策が示されています。

・院内投薬/院外処方にかかわらず、処方せんの記載方法に関するルールの統一化についても検討すべきではないか。

・現時点で考えられる対応策としては、
@現行ルール(1日量記載)をベースとして統一化
Aある時期を境に1回量記載へ一斉切替(移行期間は設けない。ただし、実行上はほぼ不可能)
B1日量記載/1回量記載を明確に区別することができる処方せん様式の導入(しかし、システム上は2方式となってしまうため、費用面はもちろん、薬局従事者にかかる業務上の負担大)


しかしあくまで「1回量記載」なんですね。これは既定路線なのでしょうか。当ブログへいただいたコメントでは「1日量記載」を推す声が少なくありませんでしたが、どの程度現場の声が反映されるのでしょうか。

You Tube:【キャリアブレイン】処方せんの記載方法、新旧で明確な区別
http://www.youtube.com/watch?v=Cpp9et2DPrQ




(関連リンク)

CB news:処方せんの記載方法、新旧で明確な区別を
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/22693.html

DI online:処方せん見直し「1回量の追記で十分」の意見も
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/200906/511282.html

アポネットR研究会:第2回内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会
http://www.watarase.ne.jp/aponet/news/090622.html


(関連記事)

2009/06/11 [薬局新聞]週刊トラックバックNEWS93
http://blog.kumagaip.jp/article/29745527.html

2009/05/26 処方せん記載方法についての検討会が始まる
http://blog.kumagaip.jp/article/29397472.html
22:30 | Comment(23) | ウラ

2009年06月05日

[認定実務実習指導薬剤師]認定申請期限が延長される

5月16日の当ブログ記事で、認定実務実習指導薬剤師の認定申請期限が平成21年5月31日までだとご紹介いたしましたが、この度申請期限が延長されたとのこと。

日本病院薬剤師会:認定薬剤師実務実習指導薬剤師 認定申請期限の延長について
http://www.jshp.or.jp/cont/090601.html

認定実務実習指導薬剤師の申請期限を1年間延長して、平成22年5月31日までにするということです。

理由としましては、厚生労働省の予算が当初見込みは平成20年度までだったものが平成21年度にも認められ、まだまだワークショップ(WS)や講習会が開催される予定があるため、と書かれています。

ちなみに認定実務実習指導薬剤師の認定者数は、09年4月末現在で7309名(薬局薬剤師4809名、病院薬剤師2500名)だということです。

私はあわてて申請しましたので、5月29日に認定登録されました(苦笑
00:40 | Comment(0) | ウラ

2009年05月26日

処方せん記載方法についての検討会が始まる

内服薬処方せんの記載の在り方に関する検討会」の初会合が開かれたというニュース。

CBニュース:処方せん記載方法の標準化へ初会合−厚労省検討会
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/22217.html

記事中に

処方せんの記載方法については、医師や医療機関で統一されていないため、記載ミスや記載漏れ、指示の受け間違いなどによる「ヒヤリ・ハット事例」や医療事故が発生している現実がある


と書かれていますが、システムの整備は急務といえます。

普段我々も処方せんを扱っているわけですが、「○○医院のこの記載はこう解釈する」とか「□□医師のこの書き方はこういう意図がある」など、無意識のうちに行っている部分もあるでしょう。

というか「そもそも」的な話をしますと、備考欄に「高9」とか「6歳」とか、「後発医薬品への変更不可」もそうですが、処方せんの様式もいろいろが付け足されて分かり難いです。

用紙の大きさもA5というのはコンパクトでよい部分もありますが、やっぱりA4じゃないでしょうかね。単純に考えて保管場所が2倍必要になりますが…。

それから最近は減りつつありますが、手書きの処方せん。文字が達筆過ぎて判読できず、やむを得ず疑義照会をしたという経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが…。

そういう処方せんを何回か受けていると、そのうちに「心の目」で読めるようになることも少なくないのですが、医療安全の観点からこちらも改善をお願いしたい事例ですね(苦笑

話を元に戻してこちらの記事。

CBニュース:内服薬処方せん記載方法の改正「プロセスが重要」
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/22242.html

お恥ずかしいながら知らなかったのですが、

内服薬の基本的な処方せんの書き方で、「1日量」を採用しているのは先進国の中では日本だけ


だということで、国際標準?を取り入れますと現行の記載方式とは大きく異なることが予想されます。

「プロセスが大事」と書かれていますが、日本医師会常任理事を務める飯沼雅朗委員は、

「やりやすいシステムに変えれば、だんだんそうなる」

新しい医師や薬剤師に処方せんの記載方法の標準を教育することで、だんだんそれが浸透していく


と述べています。負担の少ない方法ではあるかもしれませんが、内服薬の「1日量」と「1回量」が記載された処方せんが混在するようなことがあれば、過渡的とはいえリスクが大きいように感じます。


(関連リンク)

厚生労働省:第1回内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0525-1.html
22:50 | Comment(19) | ウラ

2009年05月20日

備蓄用「赤タミフル」はやっぱり赤かった

青タミフル


国や都道府県がタミフルを備蓄しているのは周知の事実ですが、通常流通しているものと包装が違うというのはご存知でしょうか。いわゆる「赤タミフル」というものです。

それを直接見る機会というのはなかなかありませんが、鳥取県のサイトにある「新型インフルエンザ対策」中に「赤タミフル」の写真が掲載されていました。

鳥取県:新型インフルエンザとは 鳥取県の新型インフルエンザ対策(pdfファイル)
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/258203/080422influenza.pdf

赤タミフル」の由来でもありますパッケージの赤。赤というよりは紫やピンクに近い色ですね。「備蓄用」の文字も入っています。

赤タミフル1

ヒートもやっぱり赤いです。カプセル自体は…同じでしょうね。

赤タミフル2

こんなニュースもありますので、パッケージにロット番号の記載はあっても使用期限の記載はないのかもしれません。

YOMIURI ONLINE:タミフル有効期限、5年→7年に延長
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081113-OYT8T00185.htm

この「赤タミフル」には通常流通品とは異なった「4987136118112」というJANコードが当てられているようですね。我々が注文しても入荷はしないでしょうが…(苦笑
23:20 | Comment(37) | ウラ

2009年05月16日

[認定実務実習指導薬剤師]認定申請は5月31日まで

実務実習指導薬剤師認定申請


認定実務実習指導薬剤師の認定申請期限が迫っています。平成21年5月31日までですので、申請がまだの方はそろそろ手続きをしないと間に合いません。

申請手続きにつきましては、以前当ブログでもご案内しましたが、重要部分について再度掲載いたします。

○ 提出書類

・申請書(別紙様式1)

・ワークショップの修了証(原本)

・講習会ア〜オの受講証(原本)

・履歴書(市販のもの)
  要写真貼付
  実務経験が確認できるように記載
  講座アまたはオが免除要件となる場合、確認できるように記載

・返信用葉書
  認定通知書となる。官製はがき以外は不可

・認定申請料
  1500円の振込みの写し(認定証発行手数料は別途)

○ 申請方法

(書類送付先)
財団法人日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師認定係
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル6階

(認定申請料振込先)
銀行名:ゆうちょ銀行
口座番号:00130-5-119292
名義:(財)日本薬剤師研修センター
 通信欄に「指導薬剤師申請」と記載


詳しくは日本薬剤師研修センターのページをご覧ください。

日本薬剤師研修センター:認定申請について
http://www.jpec.or.jp/contents/c23/ninteishinsei.html

私もこれから申請します(苦笑
21:50 | Comment(1) | ウラ

2009年04月23日

[日薬連]キャラクター名称は「ファーマくん」に

ファーマくん1


名称が公募されていた日薬連のオリジナルキャラクターですが、名前が「ファーマくん」に決まったということです。

日薬連盟だよりの「平成21年3月号」にもお知らせが掲載されています。

日薬連盟だより
http://www.yakuren.jp/yakuren_dayori.htm

ファーマくん


(関連リンク)

日本薬剤師連盟
http://www.yakuren.jp/index.php


(関連記事)

2009/01/08 日薬連オリジナルキャラクター名前募集
http://blog.kumagaip.jp/article/25270095.html
21:40 | Comment(5) | ウラ

薬局のオンライン請求義務化先送り

薬局のオンライン請求義務化1年先送りになりそうだというニュース。

YAHOO!JAPANニュース:薬局のレセプトオンライン 義務化1年先送り 厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090422-00000118-san-pol

この4月から義務化という話だったのが、ここに来ての先送り。ぽんた様からもコメントをいただいておりますが、晴れない思いを抱いている人は決して少なくないはずです。

日薬は昨年10月に、日本医師会、日本歯科医師会と並んでオンライン請求義務化に反対する声明を行いました。かなり唐突な印象を受けた声明ですが、このことが「先送り」に何らかの影響を与えているのでしょうか。

また今回の措置は「義務化撤廃」ということではなく、あくまで「1年先送り」ということなので、来年4月までにオンライン請求への切り替えをすることに変わりはありません。

記事によりますと、

厚労省の調査では約2600カ所の薬局でオンライン請求のメドが立っていない


ということです。1年先送りすればもちろんオンライン請求をする薬局は増えるでしょうが、果たして1年後、どのような状況になっているのでしょうか。


(関連リンク)

IT pro:厚労省、レセプト請求オンライン化対応を先送りへ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090421/328837/

医薬品・化粧品・食品に関する情報提供:1年間先送り? 保険薬局のオンライン請求義務化
http://yakuji.exblog.jp/9629272/


(関連記事)

2008/10/24 [日薬]オンライン請求義務化に反対声明
http://blog.kumagaip.jp/article/21813512.html
21:20 | Comment(17) | ウラ

2009年04月22日

患者さんからのラブレターの断り方

教えて!gooに、「調剤薬局に勤める29歳の男性」からこんな質問がありました。

教えて!goo:患者さんからのラブレターの断り方
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4886060.html

内容としてはこんな感じです。

先日患者さんから手紙をいただきました。
内容は付き合ってほしいという文面ではなく、電話番号とメールアドレス記入してあり、仲良くしてほしいとのことでした。

気持ちはうれしいのですが、将来結婚しようと思っている女性と今つきあっていますので、できればそれもお断りさせていただきたいと思っております。
角が立たない断り方をしたいのですが、どのようにお伝えするべきでしょうか?


非常に真面目な男性ですね。文章からも誠実さが伝わってきます。

回答の中に「谷崎潤一郎さんの『細雪』を読んで(一生もののスキル)、やわらかな対応法を身につけましょう」というのがあり、ちょっと気になりました。

私にとっては縁のない話ですが、万が一に備えて読んでみようかという気になりました(笑)。

回答を見てみますと、「(婚約している女性がいるということを)正直に伝えるべき」というものが一番多いでしょうか。しかし実際問題として、どういう方法がよいのかと問われるとなかなか困ってしまいますね。


細雪 (中公文庫)(amazon)
21:00 | Comment(4) | ウラ

2009年04月14日

ジスロマックSR発売記念品のマウス

ジスロマックSR1


4月6日にファイザー社からジスロマックSR成人用DS2gが発売になりました。当ブログでも動画を交えてレビューをお伝えしました。

2009/03/21 ジスロマックSR成人用DS2gを溶かしてみた
http://blog.kumagaip.jp/article/27760683.html

メーカーとしては結構力を入れているようで、販売攻勢もすごいですね。「ジスロマックSR発売記念品」と題して販売促進のUSBマウスがあるようです。

こちらがその外箱。

ジスロマックSR2

中身はUSBマウスとアルファベットのピースが2セット入っていました。

ジスロマックSR3

中にはジスロマックSR成人用DSを模したミニチュアが浮かんでいます。

ジスロマックSR4

ファイザーはこういうのが得意なんでしょうか。確かバイアグラ錠が浮かんでいるこんなマウスもありましたっけ。

ジスロマックSR5

この顔のルーツは一体どこにあるのでしょうか。

ジスロマックSR6

裏面です。光学式のマウスですね。

ジスロマックSR7

コードを伸ばしてみると結構長くなります。しかし巻き取りは手動でした(苦笑。

ジスロマックSR8

緑色のアルファベットのピースはこうやって使うようです。通常はイニシャルにするのでしょうね。「AZM」はアジスロマイシンの略号です。

ジスロマックSR9


販売促進の手法としてはボールペンやポストイットをはじめとして、医薬品名を刻んだ製品がものすごい数、あるのでしょうね。最近ではUSBメモリなんかも見ますね。

もちろん賛否はあるでしょうから、今後大幅な見直しを迫られる時が来るかもしれませんね。
21:30 | Comment(8) | ウラ

2009年04月11日

薬局でお渡しするぶどう糖(液)

以前、薬局でお渡しするぶどう糖について固形と粉末があるということをご紹介しました。

2007/03/31 薬局でお渡しするブドウ糖(固形・粉末)
http://blog.kumagaip.jp/article/3627311.html

大洋薬品工業からぶどう糖の液体タイプ「ぶどう糖液」が提供されているということ。入手しましたのでご紹介します。

これがその「ぶどう糖液」です。1箱中に10mLのスティックが10本入っています。

ぶどう糖液1

背面部です。名称は「清涼飲料水」となっています。原材料には無水結晶ぶどう糖、保存料(パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル)が入っていると書かれています。

ぶどう糖液2

中身を出してみたところ(表・裏)。賞味期限は「2012.01」と書かれています。保存料が入っているからでしょうか。固形や粉末タイプに比べると期限は長めです。

ぶどう糖液3

切ってみたところ。液体のタイプなので、取り扱いは若干慎重を要します。粘性はそれほど高くなく、割とサラサラしているでしょうか。

ぶどう糖液4

中身を出してみました。計量カップのほぼ10mLのラインです。ブドウ糖の量にしますと、5g/10mL/1本となります。

ぶどう糖液5

固形、粉末に加えて液体という選択肢ができたことは歓迎すべきですね。一つ心配なのは低血糖状態になった際に、液体をこぼさずに服用できるのか、という点です。

でも粉が服用できるのであれば問題ないでしょうか。

大洋薬品工業の糖尿病用剤の取り扱いがなければ、薬局で入手できないとの話も聞きました。興味をお持ちの方は卸MS氏等にお問合せを。


(関連リンク)

食品安全委員会:食品添加物パラオキシ安息香酸エステル類について(pdfファイル)
http://www.fsc.go.jp/sonota/sonota_qa/parahydroxy_esters.pdf
21:10 | Comment(8) | ウラ

2009年03月01日

レセプトオンライン請求義務化が先送り?

オンライン請求義務化が先送りになるというニュース。

msn産経ニュース:医療制度改革後退 レセプト請求の完全オンライン化先送り
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090228/stt0902280131000-n1.htm

これまでのオンライン化のスケジュールはこんな感じで進められてきています(クリックで拡大します)。

オンライン化スケジュール
オンライン化スケジュール

上記リンク先の記事中、完全オンライン化は「平成23年度」と書かれていますが、恐らく医科(診療所)の話がベースになっているのだと思われます。

それを更に「5年」先送りしようという案が出ているとのことですが、衆院選を控えているという情勢もありそうです。

調剤も同様なんでしょうかね。医科とスケジュールが違い、レセコンがある薬局はこの(平成21年)4月に「義務化」ですから、ほとんどの薬局で準備が済んでいるのではないかと思われます。

「オンライン請求義務化先送り=医療制度改革後退」とは思いませんが、先延ばしを言われても「何をいまさら…」と思わずにはいられません。


(関連リンク)

開業したて整形外科院長の野望(無謀)日記。:レセプトオンライン義務化延期へ。
http://miyasei.exblog.jp/10425698/
22:20 | Comment(2) | ウラ

2009年02月26日

広告付き薬袋の是非

広告付きの薬袋を使っている薬局はどのくらいあるでしょうか。今週の薬局新聞に薬袋広告ナビというサイトが載っていました。

薬袋広告ナビ
http://www.8901.jp/

「経営コスト削減!」が謳われていますが文字通り、薬袋に広告を入れることでその費用を広告主が負担するというものです。広告付き薬袋のポイントが3つ挙げられています。

・0円だから、大幅に経費削減!

・表面も一緒に修正できます!

・付加価値をつけてコミュニケーション


あまり馴染みがないとお感じの方もいらっしゃるかと思いますが、日本薬剤師会編集の保険調剤Q&A〈平成20年版〉―調剤報酬点数のポイントでは、Q143とQ144で広告付き薬袋について記載されています。

その概要としては、

・薬剤師法、健康保険法等で明確に禁止されているわけではない

・1つの考え方として、薬剤師法で規定されている事項以外は記載すべきでない

・調剤報酬点数の中に既に薬袋の費用が含まれている

・営利目的である広告が健康保険という患者の療養を目的とする行為の中にあることがなじまない


等、広告つきの薬袋は使用すべきではないといった考え方が示されています。


患者さんにとって薬袋というのはほぼ毎日目に触れるものです。そこにかなりのスペースがあるとなれば、利用しない手はない!と考えるのも自然なことと思います。

そんな中で「法律等で禁じられてはいないけれども好ましくない」というような状況にあるのが、最も中途半端なのではないかと思います。

もし広告付き薬袋の流れが加速するのであれば、例えば「広告は裏面の1/2の面積にする」とか、「広告であることを明記する」などのガイドラインを設けて認めるというのも一つの方法ではないでしょうか。

最もそれ以前に、スペースの有効活用を薬局側から患者さんに提案できれば、それがベストなのでしょうが。


(関連書籍)

保険調剤Q&A〈平成20年版〉―調剤報酬点数のポイント(amazon)
23:00 | Comment(0) | ウラ

2009年02月19日

認知症の記事に対する日薬コメントの意図は…

数日前に薬局で認知症のチェックをするという記事が出ました。読売新聞のすっぱ抜きです。

読売新聞:薬局で認知症チェック、「きょう何日」窓口で質問
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090215-OYT8T00266.htm

取り組みとしてはなかなか面白いと思っていましたが、間髪入れずに日薬から釈明コメントが出されています。

「健康介護まちかど相談薬局」事業の一環として一部地域でおこなわれているものの、日本薬剤師会としては本事業を全国で実施することの可否等については、まだ担当役員レベルで検討している段階


であり、

平成21年度当初から本事業を全国的に実施する予定はありません


というものです。いくつかのブログでも取り上げられています。

アポネットR研究会:特定高齢者施策で地域薬局が果たす役割
http://www.watarase.ne.jp/aponet/news/090216.html

another side of ”d-inf”:「「薬局で認知症チェック」の訂正コメント」
http://hello.ap.teacup.com/d-inf/1734.html

「せっかくの取り組みなのに、日薬は何をやっているんだ!」という思いは確かにあります。しかしこれ、日薬が消極的ということよりも、医師会との問題にしないためのコメントでは?と考えられます。

この手の話はちょっとこじれると、直ちに医師会からクレームがつきます。「認知症である」という診断の域に触れるかもしれないという微妙なラインだけに、デリケートな問題となりやすいのです。

それを裏付けるかのような文が通知に続いています。

医師会等からお問い合わせがあった場合には、上記理由をご説明いただければ幸いです


医師会へ話が行くよりも前に、報道されて表に出たことで恐らくこの事業は先がなくなってしまうでしょう。正論だけではうまくいかないことが多いのも世の常、でしょうか。

日本薬剤師会の手腕、また情報管理能力が問われる一件かもしれませんね。
23:30 | Comment(7) | ウラ

2009年02月15日

スズケンがAS職を新設

医薬品卸のスズケンは、営業事務職などに従事する契約社員の正社員への転換実施を発表しました。

スズケン:契約社員の正社員への転換について
http://www.suzuken.co.jp/company/news/2009/09-02-12.html

その理由として主に、

スズケンの経営理念や行動指針の徹底

社内業務の確実な伝承

本人のモチベーション向上


の3つを挙げています。契約社員が悪く正社員がよいと一概に言うことはもちろんできませんが、よりよいと判断したのでしょう。

プレスリリースの中ではもう一つ、AS職の新設ということが書かれています。

医療機関や調剤薬局への「訪問・受注・配送」に特化する「AS職」という職種を新たに設け、2009年度中に「AS職」約100名を正社員として募集


するというものです。

AS」というのは何かの略語なのでしょうが、何を意味するのでしょうか。また、これまでのMS(Marketing Specialist)という職種とどこが違うのでしょうか。


(関連リンク)

大転換期迎えた医薬品卸業界(薬事日報)
http://www.yakuji.co.jp/entry9150.html
22:10 | Comment(9) | ウラ

2009年01月26日

ファイザーがワイスを買収

これまで供給不安で話題を提供してきたワイスですが、この度ファイザーが買収に乗り出すということです。

ロイター:米医薬品大手のファイザー、ワイスを680億ドルで買収へ
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities2/idJPnTK835806720090126

日経ネットにも記事が出ていますね。

NIKKEI NET:ファイザー、ワイス買収しても2011年問題の解決ならず
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCPJ3685.html

それによりますとファイザーは、

・ワイス買収に約620億ドルの費用を要する

・ファイザーの全売上高の約4分の1を占めるリピトールの特許失効による穴を埋める


という計画の下に買収を進めることになりそうですね。しかし合併もそうですが、買収もうまくいくのかは最後の最後まで分かりませんからね。注目してゆきたいと思います。

日本ではどうなのでしょうか。「ワイス」という名前は消えてしまうのでしょうかね。そのうちにリウマトレックスのパッケージがファイザーに変わるのでしょうか。

以下はあくまでイメージ画像です。。。ご注意ください。

rheumatrex
23:40 | Comment(5) | ウラ

2009年01月20日

調整機構脱退?4大学が独自に実習先を確保

薬学部の学生実習を行うにあたり、東京薬科大学星薬科大学昭和薬科大学日本大学薬学部の4つの薬学部が調整機構を介さずに実習先を独自に確保するというニュース。

【薬学教育協議会・望月理事長】老舗4校の調整機構離脱に「モラル問われる」と批判(薬事日報)
http://www.yakuji.co.jp/entry8960.html

上記4大学は調整機構に対する最も大きな不満として、

最後まで学生が具体的にどの薬局で実習をするかが分からない点


を挙げています。それに対して調整機構側は、

個別の条件まで聞いていると、とても5000人規模の実習は実現できない


といった事情を抱えているようです。

自分が学生であったなら…、確かに事前に実習する薬局を知りたいとは思うでしょうね。ただそれを知ったところでよいか悪いかの判断ができるのか、という疑問は残ります。

調整機構側は、

どこの薬局にいっても同じ質の実習が受けられるように、質の均一化に最大限の気を遣った


とも説明していますが、2.5ヶ月(11週)の長期実習に対して薬局側の足並みが揃っているかといえば、決してそうとも言えないのではないでしょうか。

どちらが正しいかということについての判断はできませんが、実習をする学生側、それから受け入れ側とも、何となく不安になるような出来事ですね。
22:40 | Comment(9) | ウラ

2009年01月13日

アマリールとアルマール

amaryl_dm.png


医薬品取り違えの例としてよく引き合いに出されるのが「アマリール錠」と「アルマール錠」ですが、この度日薬ニュース号外として「アマリールとアルマールとの取り違え事故防止対策のお願い」が出されています。

また厚生労働省のサイトにも、平成16年(2004年)6月付けで通達が出されています。

厚生労働省:取り違えることによるリスクの高い医薬品に関する安全対策について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/06/h0624-2/index.html#chapter1

アマリールとアルマール
クリックで拡大します

対策としては、以下のようなことが挙げられています。

1 患者さんの薬歴(糖尿病薬の有無)を確認する

2 薬品棚の収納を五十音別ではなく薬効別とする・オーダリングシステムで名称の前に薬効を記載する (例:糖尿病アマリール)、

3「経口糖尿病用薬」を他の医薬品と明確に区別する

4 薬袋に薬効を印字する


上記の例に限りませんが、類似名称が紛らわしいのはもちろんのこと、取り違えた医薬品を投与することによる健康被害が大きいものについては同様に注意喚起していかねばなりません。


(関連リンク)

医療用医薬品類似名称検索システム
https://www.ruijimeisho.jp/
21:40 | Comment(2) | ウラ

2009年01月12日

ワーファリン手帳には何が書いてあるのか

ワーファリン手帳1


抗凝血薬療法手帳」、いわゆる「ワーファリン手帳」は、ワーファリン(ワルファリンカリウム)を服用中の患者さんであれば多くの方が持っているでしょうか。

薬局ではそれほど目にすることがないかもしれませんが、ワーファリン手帳の中身にはどんなことが書いてあるのか、写真でご覧ください(写真はクリックで拡大します)。

大きさは2種類のものがあります。写真右がだいたいA5版を半分にした程度の大きさ、左側は更にその半分程度です。大きさは違いますが、内容は同じです。

ワーファリン手帳2

表紙をめくると「病名」「氏名」「住所」「手術々式」「人工弁の種類」「施設名」「TEL」「主治医」を記入する欄があります。

ワーファリン手帳3

更に「患者さんへの注意事項」(写真はありません)があり、それに続いて「各種食物中のビタミンK含有量」が7ページに渡って記載されています。

ワーファリン手帳4

続いて「ワーファリンの抗凝血作用に影響する恐れのある薬剤」「診察にあたられる医師への参考事項」「心臓の断面図」(いずれも写真なし)が記載されています。

更に日付毎にトロンボテスト値(%)、PT-INR、抗凝血薬(mg)、併用薬、備考を記入するページがあります。

ワーファリン手帳5

裏表紙には英語で、ワーファリンによる抗凝血療法治療中である旨が書かれています。

ワーファリン手帳6

エーザイのサイト内ですが、医療関係者向けにワーファリンについてのアナウンスページがあります。

エーザイ:ワーファリン関連情報
http://www2.eisai.co.jp/essential/wf/index.html

以下のページでは動画でもご覧いただけます。

ワーファリンを正しく服用していただくために(動画)
http://www2.eisai.co.jp/essential/wf/movie/index.html

ワーファリン手帳7
00:00 | Comment(0) | ウラ

2009年01月08日

日薬連オリジナルキャラクター名前募集

日薬連のオリジナルキャラクターの名前募集ということで、公募されています。このキャラクターです(写真クリックで拡大します)。

日薬連キャラクター
日薬連オリジナルキャラクター

キャラクターはカプセル型をしています。胴部にあるアルファベットの「F」は何を表すのでしょうか?

応募期間は09年2月14日(土)まで。応募方法はハガキ、FAX、或いはメールにて。ホームページからの応募も可能とのことですが、応募ページは見つけられませんでした。

応募先はこちら

(郵送)
〒160-0004
東京都新宿区四谷四丁目3 ケイアイ四谷ビル2階
日本薬剤師連盟

(FAX)
03-3225-3200

(メール)
mail@rennmei.jp

(HP)
http://www.yakuren.jp/


どなたでも応募可能とのことです。


(関連リンク)

日本薬剤師会連盟
http://www.yakuren.jp/
01:00 | Comment(4) | ウラ
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