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2016年12月21日

[薬局新聞]薬局の業務にも遠からずAIが

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第26回です。

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 ここ最近、AI(人工知能)の話題がホットですが、医療の分野においてもその活用が期待されています。AIというのは、過去の経験から未来を予測することが可能ですので、蓄積された膨大なデータを瞬時に解析し、そこから特徴や傾向、類似点などを掴むことを得意としています。

 例えば、診断に関して言えば、AIは医師の能力を既に上回っていることが示唆されています。糖尿病による重大な合併症の一つに網膜症がありますが、Googleのディープラーニングを活用したアルゴリズムは、8人の眼科医の平均スコアを上回ったことが話題になっていました。

 また、創薬の分野においても期待は大きいです。AIに生化学分野の論文を考察させることで、未知のタンパクの機能を、これまででは考えられないスピードで特定したことも紹介されていました。これまでの常識が、根底から覆される状況が発生しています。

 薬局の業務においても、遠からずAIが導入、活用されることになるのは間違いありません。何がどう変わるのか、予測すら難しい部分もありますが、「AIを使いこなす」のではなく、「AIに使われる」日々が待ち構えているなんてことも、冗談ではないかもしれませんね。


2016年12月09日

[薬局新聞]24時間対応の必要性を考える

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第25回です。

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 11月半ば、ファミリーレストランチェーンのロイヤルホストが、来年1月までに、すべての店舗で24時間営業を取りやめると全国紙で報じられました。併せて、深夜や早朝の時間短縮や定休日の導入も考えているようですね。

 賃金上昇、コスト増に伴って、外食産業は深夜営業を減らす傾向にあり、その流れの一つなのでしょう。それに対してネット上では「24時間開いている必要はない」「日本人は働きすぎ」といった声が寄せられています。中には「英断である!」と評価する声もあり、好意的な反応が多くを占めているようです。

 外食産業と薬局業界の単純な比較はできませんが、薬局に目を向けてみますと、24時間開局こそ決して多くありませんが、24時間対応が求められるなど、そうした流れと逆の方向を向いているように思えます。しかし闇雲に推し進めるのではなく、本当に必要なことなのかどうか、考えなくてはなりません。

 「すべての薬局が、24時間対応をする必要があるのか」という疑問の声もあがっていますが、いかに負担を減らすのかということを模索してゆく必要があるのではないでしょうか。薬局で働く人たちの健康にも目を向けてほしいものですね。


『見える風景が変わるか? 2040年の薬局』


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2016年12月03日

[薬局新聞]多職種との論文情報共有を目指して

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第24回です。

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 引き続き、はるか薬局三条支局(愛知県名古屋市)の山本雅洋先生にお話をお伺いいたします。

 山本先生は普段、薬局で「論文情報を活用して患者さんが納得するまで対話をすること」を実践されているとのこと。

「私の勤務先の薬局の長年の積み重ねの成果でしょうか。「検査値のことをもっと知りたい」「受診目的以外の軽微な症状(例えば風邪)ではどんな薬がいいのか?」「健康食品・サプリメントを試したいのだけれど、ほんとに効果あるの?」など、患者さんからの質問は毎日、多様多岐に渡ります」

そのような質問にどう対応するのでしょう。

「患者さんからの質問内容を、P:どんな背景の人に、E:どんなことをすると(薬、食事、運動など)、C:何と比較して、O:どうなるのか(健康になる?死亡リスクが減る?合併症リスクが減る?)という形式に落とし込みます。そこから臨床医学論文を探し、内容を吟味して患者さんが納得のいくまで会話を継続します。その場で解決することもあれば後から電話などでお伝えすることもあります。現在は患者さんに対する論文情報の活用がほとんどですが、ゆくゆくは主治医も含めた他職種との情報共有、論文活用を目指して活動したいと思っています」

 山本先生、4回に渡ってありがとうございました。


薬がみえる vol.3


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2016年11月18日

[薬局新聞]EBMは誰でも実践できる

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第23回です。

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 引き続き、はるか薬局三条支局(愛知県名古屋市)の山本雅洋先生にお話をお伺いいたします。

 論文抄読会はどのように行っているのでしょうか。

「具体的には,仮想症例シナリオを作成し,そこでの患者さんや医師からの質問をきっかけに,それにマッチする英語論文を当日までに予めこちらで用意し,ネットで告知をします。抄読会当日はそれらと論文を読むためのチェックシートを用いて,論文の批判的吟味をして,最終的には目の前の患者さんへの対応方法や,医師への情報提供の仕方などを視聴者の方々と一緒に議論してゆきます」

 参加者の方々の反応はいかがでしょうか。

「実際にJJCLIPの抄読会を視聴した薬剤師の先生方の中で,自ら進んで臨床疑問を立てて,エビデンスを探して,読んで,吟味して,行動される方々が少しずつ増えています。EBMは医療者ならば誰でも実践が可能性です。現在は月に一度のネット抄読会の開催を中心に活動しておりますが,今後は活動の継続性を担保するために,JJCLIPをNPO法人へと移行するための手続きを行っています」

 次回は、山本先生ご自身の取り組みと今後の展望についてお伺いいたします。


2016年11月11日

[薬局新聞]エビデンスをどう実臨床で活かすか

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第22回です。

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 引き続き、はるか薬局三条支局(愛知県名古屋市)の山本雅洋先生にお話をお伺いいたします。

 共同主宰している薬剤師のジャーナルクラブ(JJCLIP)について教えてください。

「2013年9月より取り組みを開始した,インターネットを活用した臨床医学論文抄読会です。「エビデンスと実臨床をつなぐ架け橋へ」をスローガンに,薬剤師がエビデンスをどう読み解くのか,それをどう実臨床で活かすかを学ぶことができるインターネットコミュニティを作りました。Evidence Based Medicine(根拠に基づく医療)を実践するための基礎知識,あるいは心構えを学習できる場所を目指しています」

 ややハードルが高い印象も受けますが、実際のところどうなのでしょうか。

「『英語論文なんて自分には無理!』『論文なんて専門の資格をもつ一部の医療者だけが触れるべきものだ』なんて声が聞こえてきそうですよね(笑)そんなもったいない偏見を打破して,論文なんて誰でも気軽に読める・実臨床に活かせる・現場での視野が広がりいろんな見方ができる...そんな体験ができるよう善処しています」

 次回はその取り組みについて、更に具体的にお伺いいたします。


2016年10月28日

[薬局新聞]オンラインで臨床医学論文抄読会

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第21回です。

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 今回から、はるか薬局三条支局(愛知県名古屋市)の山本雅洋先生にお話をお伺いいたします。

 現在はどのような環境でお仕事をなさっているのでしょうか。

「私の勤務先は地域医療機能推進機構(JCHO)所属の中京病院の近隣にあり、非常に多くの診療科から一日あたり200〜250枚の処方箋を応需しています。また、頻度はそこまで多くないですが、OTC医薬品による健康相談や開業医との連携による在宅療養支援も行っています」

 薬局外でもご活躍のようですね。

「ご存じの方もいらっしゃるでしょうか。今挙げました通常業務とは別に、「薬剤師のジャーナルクラブ」(Japanese Journal Club for cLInical Pharmacists:JJCLIP)を、青島周一先生、桑原秀徳先生と共同主宰しています。オンラインでの臨床医学論文抄読会を月に一度開催しています。そこでの経験、学びを活かして,患者さんやご家族からの健康相談(服薬指導時も含めて)に対して,臨床医学論文(いわゆるエビデンス)を活用して、不安や疑問を一緒に解消してゆくことに尽力しています」

 次回以降、具体的な取り組みについてお伺いいたします。


 

2016年10月25日

[薬局新聞]制度の複雑さとわかりにくさ

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第20回です。

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 エチゾラム(デパス)とゾピクロン(アモバン)の向精神薬指定が決まり、今月14日に政令が施行されました。ご存知のように、向精神薬に指定されたことにより、投与期間に上限が定められます。現場の薬剤師の間では、投与日数を巡って施行前から情報が錯綜し、混乱する様子も見られました。

 両剤の投与日数については、中医協の場で議論され、1回に30日までの処方ということで決着済みです。そもそもの話として、9月14日に政令が公布され、10月14日に施行という段取りの複雑さに加え、施行のその日に直ちに30日制限がかかるわけではないこともわかりにくさに拍車をかけました。

 投与日数上限を30日にするためには、政令施行とは別に、そのための通知が厚生労働省から発出される必要があります。更に、向精神薬は原則として14日処方が上限とされるため、その通知が施行日までに出されなければ、エチゾラムとゾピクロンは、一旦14日制限がかかる可能性も指摘されましたが、それはさすがに回避されるのではないかという見方が大勢です。

 今号が発行される頃には既にはっきりしていることだと思いますが、長年普通薬だったものが向精神薬に新たに指定されるというケースは初めて経験する人が大半でしょう。改めて制度の複雑さ知ると共に対応を考えるよい機会となったのではないでしょうか。


向精神薬の薬物動態学 -基礎から臨床まで-


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2016年10月07日

[薬局新聞]日調の水野薬局買収にWEBで侃々諤々

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第19回です。

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 大きな驚きとともに広がった日本調剤の水野薬局買収のニュースは、既に多くの方がご存知のことと思います。Web上でも様々な声があがっていましたので、ご紹介しましょう。

 水野薬局に対しては、「先進的な個店の代表のような存在」で、「小さいけれどキラリと光る尖った薬局」という声もあるように、業界内では一目置かれる存在であったことに間違いはありません。

 その水野薬局が日本調剤に事業譲渡するのですから、「驚きというよりショック」を感じた人も少なくないようです。「もはや理想を実現するためには規模が必要なのか」という疑問も投げかけられ、今後、薬局業界はますます淘汰が進むのではないかと予測する人もいます。

 水野薬局のプレスリリースにあった「昨今の薬歴未記載問題に対する業界団体等の対応などに疑問を覚え」の部分に対しては、「今の薬剤師会に見切りをつけたのでは?」という推測がなされる一方、なぜこのフレーズが入っているのかいぶかしがる声も。

 水野薬局と日本調剤は「経営ポリシーが合致した」と声明していますが、トップが合意しても現場レベルの話はこれからすり合わせてゆくことでしょう。企業の合併話の際は、白紙に戻ることもしばしばあるだけに、しばらくは両者の動向について注視してゆく必要がありそうですね。


薬剤師のための薬物療法に活かす検査値の読み方教えます! 〜検査値から病態を読み解き、実践で活かすためのアプローチ


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2016年09月29日

[薬局新聞]狭い組織から地域という広い組織へ

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第18回です。

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 引き続き、みどり調剤薬局(福島県郡山市)の太田貴之先生にお話をお伺いいたします。

 太田先生は教育に非常に関心がおありだとうかがいました。

「実は、もともと教師志望でした。薬剤師になってからも、自分が学んだこと、経験したことを、新しく入ってきた薬剤師に教えたいと常々思っていました。ところが、薬剤師になって14年、自分より年下の薬剤師が入ってきたことがないんです(笑)ですので社内ではなく、薬剤師会に教育の場を求めていきました。まずは若手薬剤師を集めて、飲み会を開くことから始めました。嬉しいことに、声をかけたらけっこう集まってくれたんです。その後は勉強会の企画もしています。社内という狭い組織ににいなかった若手薬剤師が、地域という広い組織に集まりだしたのです」

 どんぐり未来塾でも活動をしていらっしゃるのですよね。

「自主研修会やセミナーなども随時企画しており、そこで講師もやらせて頂いています。教育をしたい!という願いが、このような形で叶いつつあります。また教育とはちょっと別の話ですが、副作用のアプリを作成しています。副作用を機序別に分類し、それをデータベースとしてレセコンなどに組み込んでもらおうと日々作成しています。仲間がいるからこそできることなんだと実感しています」

 太田先生、4回に渡ってありがとうございました。


どんぐり未来塾の薬物動態マスター術


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2016年09月16日

[薬局新聞]信頼される薬剤師であるために

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第17回です。

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 引き続き、みどり調剤薬局(福島県郡山市)の太田貴之先生にお話をお伺いいたします。

 普段、太田先生が心がけていることがあるそうですね。

「常日頃思っているのは、患者さんが薬をもらって帰る時に、少しでも笑顔になってほしいということです。病気に対する不安、服薬に対する不安が少し和らぐことで、険しかった患者さんの表情も少しずつ明るくなっていくと思います。最近では週刊誌で不安をあおるような記事も目にしますが、その際に「薬剤師さんに聞くのが一番正しいと思って」と言って相談してくれる患者さんがすごく多くて、それは素直に嬉しいですね。それだけ信頼してもらえているのかな、と思います」

 それがかかりつけ薬剤師の本来の姿でもありますよね。

「まずはわかりやすく説明して、信頼してもらって、ああ、この人になら“指導”してもらってもいいなぁ、と思ってもらえる関係作りが必要です。それが、本当の意味でのかかりつけ薬剤師だと思うんです。かかりつけ薬剤師になる要件で、その薬局に6ヶ月在籍していること、なんていうのがありますが、たかが6ヶ月で、何がわかります?月1回会うとしたら、わずか6回会っただけで、私はあなたのかかりつけ薬剤師です、って、すごく違和感があります。5年でもいいくらいです」

 次回は今後の展望についてお伺いいたします。


ゆらゆら薬局(ファーマシー)プラリネ 3巻 (まんがタイムコミックス)

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2016年09月08日

[薬局新聞]もっと薬剤師に会ってみたい

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第16回です。

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 引き続き、みどり調剤薬局(福島県郡山市)の太田貴之先生にお話をお伺いいたします。

 東日本大震災をきっかけに仲間の良さを実感、その後ネットワークが広がってゆくのですね。

「とは言え、勉強会にもほぼ行ったことがなかった私です。簡単に仲間が欲しいと思っても、すぐにできるわけがありません。どうしたら良いか?悩んだ結果、じゃあ自分から会いに行ってみよう!という結論になり、最初に会いに行ったのが、井手口直子先生でした。熊谷さんに初めて会ったのも、この頃でしたね」

 中でも、埼玉県の朝霞で行われた研修会が大きな転機となったようですね。

「その研修会で知り合った水八寿裕先生、行動派の抜井留理子先生をはじめ、朝霞の薬剤師の皆さんにお会いしたことで、私の中にわずかに眠っていた積極的な部分が覚醒しました。朝霞に行ってから、今までおとなしいと思っていた薬剤師のイメージが一変し、誤解を恐れずに言えば、こんなに面白い人たちがいるのなら、もっと会ってみたいと思い始めました。その後、高知県の川添哲嗣先生、更に日在薬の狭間研至先生、どんぐり工房の菅野彊先生にもお会いしました」

 そうした繋がりが、現在の太田先生の活動の原点にあったのですね。

 次回も様々な活動についてお伺いいたします。


在宅訪問,かかりつけ薬剤師のための 服薬管理 はじめの一歩 コツとわざ

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2016年08月25日

[薬局新聞]震災で生まれた仲間との絆

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第15回です。

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 今回から、みどり調剤薬局(福島県郡山市)の太田貴之先生にお話をお伺いいたします。

 ご自身でFacebookにも書かれていましたが、人と話をするのが苦手だったとか。

「大袈裟かもしれませんが、薬局に14年間勤務して、ようやく患者さんとの会話に慣れてきた感じです。今でこそたくさんの患者さんと会話していますが、当初は人と話をするのが非常に苦手でした。私ほどではないでしょうけど、同じように患者さんとのコミュニケーションに苦手意識を持っている薬剤師は多いのではないでしょうか」

 そんな太田先生ですが、今では郡山市薬剤師会理事、福島県薬剤師会理事、NPO法人どんぐり未来塾理事など、幅広く活動なさっています、東日本大震災が大きな契機になったとうかがいました。

「ご存知の通り、福島県は震災の直接的な被害もですが、福島第一原子力発電所の水素爆発による放射性物質の飛散により、風評被害などが今もなお進行中です。震災の直後に、電話などの通信手段が全く使用できなかった中で、一番の連絡ツールとなったのがSNSでした。当時見ず知らずの私に、「大丈夫か?しっかりしろ!」と全国から熱いエールが届きました。それまで薬剤師の知り合いなんてほとんどいなかった私が、仲間っていいなぁ、と思った最初の出来事でした」

 次回は太田先生がどのように変わっていったのかお伺いします。


福島第一原発廃炉図鑑

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2016年08月11日

[薬局新聞]かかりつけ薬剤師めぐり二極化

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第14回です。

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 今回は、かかりつけ薬剤師の最近の話題についてご紹介いたします。

 4月の調剤報酬改定で新しく導入された「かかりつけ薬剤師指導料」ですが、導入当初、患者さんから、かかりつけ薬剤師になることへの同意の取得方法や業務内容について、多くのやり取りがなされたのは記憶に新しいところです。

 それから4カ月余りが経過し、表面上、落ち着いてきたかに見えますが、二極化が生じていると言われています。それは、大手チェーン薬局の積極的なかかりつけ薬剤師の同意取得への姿勢に対し、主に個人薬局を中心とした、かかりつけ薬剤師になることへの「慎重論」です。

 加算取得にひた走る薬局がある一方、かかりつけ薬剤師の制度そのものに対する疑問も根強くあるようで、薬局によって、また個々の薬剤師によって、取り組みに温度差が生じているのが現実でしょう。

 また、かかりつけ薬剤師の同意取得を巡ってトラブルになっているケースもあるようで、患者不在の「かかりつけ薬剤師」が独り歩きし、かかりつけ薬剤師になることが目的化してしまっている側面も否定できません。

 今一度、かかりつけ薬剤師という制度のどこに問題があるのか、また目指すべきところはどこなのかを改めて考え、行動に移してゆくことが肝要ではないでしょうか。


軟膏・クリーム配合変化ハンドブック 第2版

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2016年08月04日

[薬局新聞]ゲームを通じた健康寄与の可能性

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第13回です。

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 今回は、最近の話題についてご紹介いたします。

 リリース前から話題に上り、今や社会現象にもなった「ポケモンGO」。テレビや新聞などでも連日報道されていますので、ポケモンに興味がなくてもその存在は耳に入ってくることでしょう。

 アプリをダウンロードし、スマートフォンを使ってプレイするこのゲームは、位置情報を活用し、現実の世界が舞台となります。「位置ゲー」とも言われ、プレイするには実際に外に出て歩く必要があるため、多くの人たちが街に繰り出しているのはご存知の通りです。

 麻生太郎財務相が「引きこもりやオタクが外に出てポケモンをするようになった」と発言したことが報道されていますが、これまでの社会が解決できなかった問題を解決できる可能性を示唆しています。同様に、これまでの医療が直面していた問題についても、解決の糸口が見つかるかもしれません。

 多くの報道では、「ポケモンGOをしていたから事故が起こった」と、負の側面を強調されがちですが、様々な可能性を考え、道具をどう有効に活用してゆくかという視点から、こうしたゲームに向き合ってみてもよいのではないでしょうか。


週刊ニューズウィーク日本版「特集:世界を虜にするポケモンGO」〈2016年8/2号〉 [雑誌]

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2016年07月28日

[薬局新聞]現場に必要なツールでセルメ支援

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第12回です。

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 引き続き、栃木県足利市の小嶋慎二先生にお話をお伺いいたします。

 日本の薬局の“ガラパゴス化”に懸念をお持ちなのですね。

「日本では、薬歴の一括管理や24時間対応、在宅など日本独自に定義された「医薬分業」の理解をとりつけるため、どうしても保険調剤業務に力点が置かれがちです。しかし、海外ではスイッチOTCの活用、健康チェック、ワクチン接種など、日本でこれから進めようとしている「健康サポート機能」的な業務にも力点が置かれていて、生活者の支持も集めています。日本の薬局が世界標準に近づくには、健康サポート薬局の研修内容は全ての地域薬剤師にとって必要と考えますが、制度化を優先するために、「届出意志のない薬局は受講お断り」という一部の状況は残念でなりません」

 保険調剤以外の部分でやるべきことが多々ありそうですね。

「セルフメディケーション支援のための取組も望まれます。医療用医薬品のスイッチ化は医師会の反対もあり、日本ではなかなか進みませんが、日薬などの職能団体が協力して、販売実践ガイダンスや(症状・疾患別)生活者向け啓発リーフレットなど、現場に必要なツールをもっと作っていただければと思っています。さらに、行田市の禁煙サポーター薬局の取り組みなど、自治体が薬局をどう活用するかの意識の広がりも今後カギになるかと思います」

 小嶋先生、4回に渡ってありがとうございました。


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2016年07月25日

[薬局新聞]現場の状況や意見の反映は?

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第11回です。

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 引き続き、栃木県足利市の小嶋慎二先生にお話をお伺いいたします。

 健康サポート薬局の策定についても思うところがおありのようですね。

「健康サポートの要件は、H26年度改定の議論の中で突如として登場し、調剤報酬や現在までのさまざまな制度化に大きな影響を残している報告書『薬局の求められる機能とあるべき姿』を元に、H26年度に行われたアンケートを踏まえてたたき台が作られています。この報告書をまとめた厚生労働科学研究にこれまでの経緯が記されているのですが、どれだけ現場の状況を把握し、現場の薬剤師の生の声を吸い上げたか、またどういうプロセスでたたき台が作られたのか、釈然としません」

 国の施策という根幹に関わる部分ですよね。

「厚労省の役人が知恵を絞って作られたものだと思っていた「患者のための薬局ビジョン」と「かかりつけ薬剤師制度」、「健康サポート薬局」の概念と要件は、実は外部に丸投げで、一部の研究者によってまとめられたものが事実上そのまま国の施策になっているのです。もちろん手順として正しいとは思いますが、大きな政策転換を行うのであれば、理想論を示すだけではなく、現状や課題についても記す必要がありますし、何よりも要件案に対するパブリックコメントの意見が全く反映されないことは大きな問題と感じています」

次回は今後の展望等についてもお伺いいたします。


錠剤・カプセル剤粉砕ハンドブック 第7版

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[薬局新聞]要件のあいまいさに疑問も

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第10回です。

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 引き続き、栃木県足利市の小嶋慎二先生にお話をお伺いいたします。

 新設されたかかりつけ薬剤師指導料についてどのようにお考えでしょうか。

「ご存知のように、薬歴の一元管理と24時間対応、地域活動の実績さえあれば算定できてしまいます。要件のあいまいな状況で見切り発車させたことも問題です。求められている知識も、具体的な研修要件を求める医科と比べ極めてあいまいなものになっています。必要なのは健康サポート薬局に係る研修実施要綱で示された内容を身に着けていることではないでしょうか?そういう意味で、健康サポート薬局の整備をまず行い、「かかりつけ薬剤師指導料」を2年後に新設するという手順を踏んでほしかったですね」

 根底にある方向性にも懸念をお持ちのようですね。

「薬歴の一元管理や残薬確認、在宅さえ行っていれば、薬局や医薬分業は認められるという厚労省の考えです。保険医療の立場からであれば確かに間違いはないのですが、これは海外で地域薬局に求められる役割や世界標準の医薬分業の概念とは明らかに異なるものです。この考えを支えるために、薬歴管理などあまりに多くのことを現場に求めることで、保険調剤業務以外に手が回らなくなる= 関心が持てなくなるという悪循環に拍車がかかっています」

 次回以降、健康サポート薬局などについてもお伺いします。


保険薬局業務指針 2016年版

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2016年06月23日

[薬局新聞]方向性は納得もその方法に懸念

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第9回です。

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 今回から、栃木県足利市で平成元年から開局している小嶋慎二先生にお話をお伺いいたします。

 小嶋先生は栃木県両毛地区での薬剤師有志の集まり「アポネットR研究会」の世話人をしており、同研究会のホームページにおいても情報発信を続けています。小嶋先生にはかかりつけ薬剤師など、薬剤師を取り巻く医療制度についてご意見をお伺いいたします。

 4月に新設された「かかりつけ薬剤師」について、どうお感じでしょうか。

「今回のかかりつけ薬剤師の方向性について異論はありません。しかしその要件のあいまいさや求められる知識の習得が不十分なままに、今春、保険医療におけるかかりつけ薬剤師指導料の新設や、健康サポート薬局の制度化が一気に行われたことに、多くの懸念を持っています」

 具体的に、どのような点でしょうか。

「かかりつけ薬剤師という概念は以前からなかったわけではありませんが、今回出てきた『かかりつけ薬剤師』は、規制改革会議や中医協で突如出てきた、いわゆる「かかりつけ医」に対応した概念にすぎません。となれば、まず「かかりつけ薬剤師」は何ぞやという議論が必要なのですが、これまでの地域薬局を取り巻く状況やそこで働く地域薬剤師の業務のあり方がきちんと検証されず、一部の人たちがまとめた報告書や事例のみが土台になっていることに、不十分さを感じざるを得ません」

 次回以降も、様々な角度からお伺いしてゆきます。


新版 薬の相互作用としくみ

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2016年06月16日

[薬局新聞]“すみません”より“ありがとう” 多職種連携での支援活動を継続

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第8回です。

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 引き続き、水元由香先生にお話をお伺いいたします。

 4月の地震以降、まだまだ日常を取り戻し切れていないこともあるかと思いますが、いろいろお感じになったと思います。

「今回は現地に行きたいのに行かれないもどかしさ、焦りがありましたが、現地に行くことだけが支援ではないのだと感じました。患者さんを受け入れる環境を整えたり、スタッフや家族、患者さんなど周りの方が普段どおりの生活を送れるようにすることも大切な支援です。それから、今回の地震をきっかけにスミマセンより“ありがとう”を使うようになったのも、心境の変化があったのだと思います」

 今後の活動などについて教えてください。

「災害の支援は引き続き行いながら、それ以外にも、県薬などにコンタクトとって、できることをできるだけお手伝いできたらいいなと思います。病院薬剤師は病院という組織にいるため、他職種との結びつきも強いので、そこを基点にして他職種と保険薬局の薬剤師を繋げたりもできると思います。職場は違えど同じ薬剤師ですから、皆でもっと薬剤師を盛り上げて仕事をおもしろくしていきたいですね」

 水元先生、4回に渡ってありがとうございました。


精神科医×薬剤師クロストークから読み解く精神科薬物療法-多職種連携から生まれる新しいコミュニケーションの提案

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2016年06月09日

[薬局新聞]避難所に薬が行き渡るよう配慮

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第7回です。

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 引き続き、水元由香先生にお話をお伺いいたします。

 震災直後、業務面ではどのような対応をしたのでしょうか。

「当院の患者さんだけでなく全ての患者さんにお薬が行き渡るようにと、長期処方を避けるように医師にお願いをしました。薬が不足して健康を損なう人が一人でもいてはいけないと思って、避難所等にも薬が行きわたるようにとの配慮からです。震災の影響で薬剤の流通が悪くなるのでは?医薬品卸も、営業はしていても熊本に薬が入ってこないのでは?と、とても不安でした。もちろん長期処方を避けると同時に、医薬品が入手できなければ後発医薬品や類似医薬品で対応することも協力を仰ぎました」

 やはり医薬品の流通にはかなり制限があったのでしょうか。

「ところが蓋を開けてみたらほぼ遅配はなかったのです。医薬品卸は自分の会社や家の片付けもそこそこに、薬だけは切らしてはならないと、数多の渋滞や高速の通行止めもある中、駆けずり回ってくれたのでした。本当に頑張ってくれたのだと思います。中には、荒尾から熊本市内に戻る際に、透析に使用するからとポリタンクを探し回ってくれるMSさんもいて。医薬品卸の働きには、本当に助けられました」

 次回は、今後の展望等についてお伺いいたします。


保険調剤Q&A 平成28年版 調剤報酬点数のポイント

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2016年05月26日

[薬局新聞]災害時の連絡手段確保が重要

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第6回です。

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 引き続き、水元由香先生にお話をお伺いいたします。

 今回の地震でいろいろと困難に直面したと思いますが、大きなものは何がおありでしょうか。

「木曜日の夜の前震の際ですが、一番困ったのが電話の不通です。病院やスタッフに連絡しようにも連絡が付かず、病院に被害状況を確認しに、直接向かいました。危険な状況ではありましたが、棚から薬品が落ちていたりしないか、何か壊れてはいないか、また患者さんの様子もとても気になりましたから。ちょっと話は違いますが、台風の時に田んぼを見に行くおじいちゃんの気持ちが分かりました」

 電話がつながらなかったらほぼ連絡が取れないですよね。普段、電話はあまりしなくても、緊急時はやはり必要ですね。

「地震の後、病院に電話以外の連絡手段の見直し(メーリングリストやLINEなど)を検討してもらうよう伝えました。これまで連絡網は電話だけでしたので、それ以外の方法が必要だと強く感じました。幸い、薬局スタッフの中ではLINEグループを作っていましたので、LINEをしている人とは地震の際も連絡が取れたのですよね」

 薬局や地域での防災対策を考える上でも有用な情報と思います。

 次回も被災時の状況についてお話しいただきます。


2016年05月19日

[薬局新聞]各地の先生との繋がり心強く

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第5回です。

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 今回から、荒尾中央病院(熊本県)の水元由香先生にお話をお伺いいたします。

 4月の熊本地震の際は、大変な状況にあったようですね。

「熊本県の中でも、私の住む荒尾市は福岡県寄りで、そこまで大きな被害は出ていません。とは言え、揺れも大きく津波の心配もありました。最初の地震が来て、『もう終わった』と思っていたところにまさかの本震。しばらくは地震が来ないだろうと思っていたのでショックでした。ただ余震が続くと聞き、割れ物は全部ダンボールに入れて床に直接置いておいたので大ききな被害は防ぐことができました」

 地震の後、各地から支援の声や物資が届いたのですね。

「翌日には、大分からモバイルファーマシーが駆けつけてくれました。大分県でも被害が大きくなったのに今も熊本で活躍してくれています。また個人的な話ですが、丹野佳郎先生(宮城県石巻薬剤師会)からは地震後すぐに、「大丈夫か?」とメッセージをいただきました。その他、Facebookで繋がりがある多くの先生方とも連絡しあえて、非常に心強い思いでした」

 次回以降、地震の際に実際どう行動したのかなど、お伺いいたします。


読売新聞特別縮刷版 熊本地震 (YOMIURI SPECIAL 101)

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2016年05月13日

[薬局新聞]東洋医学の学びの場提供も

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第4回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL4


 引き続き、あおい薬局の寺本仁先生にお話をお伺いいたします。

 先日沖縄で行われました国際東洋医学会に参加し、発表もなさったとのこと。

「富士山、屋久島、三内丸山、久高島などなど国内でもいろいろなところでイダキを吹いてきました。学会にはいつもイダキを一緒に連れて行きます。今回の発表では漢方薬や鍼灸だけでなく運動(気功)、食事など(養生)のサポートも必要で、その部分を、漢方を学んだ薬剤師が担えれば、ポリファーマシーやフレイルなどの一つの解決策になる可能性をお話しさせていただきました」

 今後、東洋医学の勉強の場を提供することをお考えのようですね。

「あおい薬局では今後も継続して漢方・気功・養生も含めた医療やケアを行ってまいります。その上で、西洋医学、東洋医学の両方を学んでいる薬剤師の仲間を増やすことが大切ですので、東洋医学の学びの場「空-ku-東洋医学のひろば」をこの夏よりスタートいたします。自分たちが本当に学びたいことを学び、学んだことを地域のコミュニティに還元して行ければ、日本中で良い循環ができるとワクワクしています。仕事だけでなくご自身やご家庭でもご活用いただける様にと願いwebでの開催となります。そこで皆様とお会いできることを楽しみにしています☆*:・゜∞」

 この最後の表現にも込められた思いがあるのですよね。寺本先生、4回に渡ってありがとうございました。


高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015

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2016年04月28日

[薬局新聞]7年前から在宅訪問を実施

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第3回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL3


 引き続き、あおい薬局の寺本仁先生にお話をお伺いいたします。

 在宅訪問を始めて7年目だと伺いました。

「始めた当時はお昼休みや業務終了後に1〜2軒訪問する形でした。今もまだ浸透しているわけではないのですが、当時は薬剤師が訪問するという話をしても患者さんもケアマネさんも医師も「何をするんですか?」と。現場ではiPadで撮影&記入しながら五感を使ったチェックやバイタルチェックを行い、報告書もほぼ仕上げてしまいます。訪問を継続しているとチェックや指導が短時間で済むようになるため、患者さんと一緒に気功をする時間もわずかですが取れるようになりました」

他の職種との連携はどうしているのでしょう。

「ケアマネさんや看護師さんとは現場で気になった時にはもちろんですが、薬局で次回訪問の準備などを行っている時に電話やメールで情報共有をしています。ドクターとももちろん直接や電話、メールなどでのやり取りはありますが、ケアマネさんや看護師さん、ヘルパーさんとの方が時間をかけていますね。医療側の言葉はそのままでは伝わりにくいため、微妙な表現が伝わっているか確認しながらお話しています」

 次回は今後の展望についてお話しいただきます。


改訂6版 薬剤師のための臨床検査の知識

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2016年04月14日

[薬局新聞]東洋医学や在宅訪問の取組みも

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第2回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL2


 引き続き、あおい薬局の寺本仁先生にお話をお伺いいたします。

 薬局で仕事をしながら音楽活動もする中、東洋医学の勉強にも力を入れていたようですね。

「現在に通じる「漢方・気功・養生」は一つに繋がっていて、西洋医学とも相性が良さそうだと、勉強する中で気がつき始めました。そんな時、音楽活動の相方が肺がんになり、余命2ヶ月の宣告。しかし、食養生や瞑想など実践してもらうことで4年以上生き生きと活動する姿を近くで見ることができました。彼の死をきっかけに自分の祖母や来局される常連さんのために在宅訪問をしたいと思うようになりました」

 そんな折に訪問依頼があったのですね。

「患者さんの家の近くには10件以上の薬局があったのですが、すべて断られたとのこと。それを聞いてどうにかできないかと考え、まだ訪問の届けすら知らない状況で引き受けることを決意しました。その晩に製薬会社時代の先輩が在宅訪問をしているという話を思い出し、都内で在宅訪問についての講義の情報を教えてもらいました。そして翌日、川添哲嗣先生のお話を最前列で聞くことになったのです。これがきっかけで翌月には在宅訪問を開始し、患者さんの状態把握を漢方以外の方法でできないものかと考え、バイタルサイン講習会へも参加するようにもなりました」

 次回も引き続き、取り組みについてお伺いいたします。


調剤報酬実務必携 平成28年4月版

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