「後期高齢者医療制度」を「長寿医療制度」へ

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1日のニュースですのでエイプリルフールかとも思いましたが、そうではないようです。
4月1日から創設された「後期高齢者医療制度」ですが「長寿医療制度」という通称に改めるそうです。制度が開始される当日にこの対応、何とも言いようがありません。
「後期高齢者制度」の呼称を「長寿医療制度」に・厚労省(NIKKEI NET)

「勝手に線引きされ失礼だ」「末期と言われた気がする」と批判が続出

とのことですが、私の勤務する薬局でも患者さんから同様の声は聞こえてきます。笑い話で済ませる方から、「早く死ねと言われているようなもの」と不快感を隠さない方まで様々です。

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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. Miyasei より:

    ひどい話ですよねぇ。名前変えても中身は変えないところが何を考えているんだか・・・・
    そもそも年金で無駄遣いしたりシステムを壊してしまった人たちはしっかり給与もらってるのがわかりません。
    まず、手を出すならそこでしょう・・・・・
    かと思うと米軍には「おもいやり予算」・・・
    何かこの国、おかしいです。

  2. 山ちゃん より:

     後期高齢者医療制度は75歳以上に保険料の負担を求め、医療の差別を持ち込み、医療費のかかるお年寄りは早く死んでもらうと助かる制度です。名前を変えても、政府厚労省の狙いは「後期高齢者」ですから、本質は変わりません。
     ちなみにMiyaseiさんが指摘された米軍への「思いやり予算」ですが、今年度の政府予算では2083億円で、社会保障費の自然増カットの2200億円に相当します。
     

  3. ぽんた より:

    今まで70歳以下(古いけど)、で27持っていた人。
    後期高齢者医療には入らないから、1割から急に3割なんですよね。
    計算してびっくり。
    その人は重度身持ってるから後で返ってきますけど。。。。。
    とにかくひどい制度。

  4. 認知症老人を抱える家族 より:

    薬で認知症になって、不可逆と言われた。
    薬を飲めば 元気で長生きと聞かされていた。
    どうしてくれる?
    薬の作用を確認できない薬剤師や医師は医療者とは言えないのでは?
    添加物ごときの働きを憂うより、薬本体の副作用を指導して欲しいものだよ。
    高齢者に飲ませるべきではない薬のリストが発表されたが、ほとんど飲まされていた。
    だから、認知症になったわけだ。
    誰が責任をとってくれるかな?
    頼りは介護保険。医療保険の負担が大きい方が認知症患者が作られないのと違うのか?
    年寄りは薬が好きだから、医療者を儲けさせて認知症になりやすい。違うかな?
    認知症になれば、文句も言えないからな。

  5. さつき より:

    >認知症老人を抱える家族様
    誰かしらにどうにもならない自分の怒りをぶつけたい、というお気持ちは理解できなくもないですが、まずは激しくスレ違いです。
    あなたのおっしゃるように、ご家族の方が間違いなく薬の副作用によって認知症になられたというのであれば、以下の機構にアクセスしてください。
    更に、「高齢者に飲ませるべきではない薬」というのが明らかになっていながら服用させられていたというのであれば、医療裁判を起こされるべきでしょう。
    あなたが日々御家族の介護にご尽力されているように、ここにいるモチベーションの高い医療従事者の皆さんは、常に目の前の患者に最善を尽くすべく、日々精進しているのです。
    厳しいことを言わせていただきますが、敵を作ることがあなたの介護にプラスになるとお思いなら最早言うことはありません。
    しかし、少なくともあなたのお考えを聞いて心を動かされる医療従事者はここには居ません。
    差し出がましいようですが、もう少し冷静になられてみてはいかがでしょうか。
    医薬品副作用被害救済制度|独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
    http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai/help.html
    医薬品副作用被害救済制度・申請書類等ダウンロード
    http://search.pmda.go.jp/fukusayo_dl/

  6. kitten より:

     そもそも、「後期高齢者」で不快に思われることを
    まるで想像しなかったのが問題でしょう。
     かくいう私も、「言われてみればそうか」と思うくらいで、
    一般人の感覚からはかけ離れていたようです。
     もちろん、中身の方が重要なのは言うまでもありませんが。

  7. にゃんこ より:

    「高齢者に飲ませるべきではない薬のリスト』
    詳しく教えて下さい。

  8. さかな より:

    認知症老人を抱える家族 さま
    コメントを拝見いたしました。
    やりきれない思いを抱えておられることと推察いたします。
    指摘されているような不適切な医療は確かに全国で野放しになっていると感じます。
    患者さんは医療者を信頼し、医療者はその信頼感を逆手にとって、不適切な医療を実施しながら根拠のない安心感を与えるといった行為が横行していることは残念ながら事実です。
    さらに残念なことに、このような歪んだ医療情勢は今後10年や20年では改善されないと思います。
    若くして大手術を受け、不本意にも亡くなられたようなケースでは医療裁判等が提起される率も高いでしょうが、今回のようなケースでは責任を問える率も低く、不利益を被った患者さんが泣き寝入りすることが多いと思われるからです。
    昨今の情勢になっても、いまだ医療者側(我々薬剤師も含め)は大手術や出産はリスクが高く、外来での治療はリスクが低いと安穏としています。
    「高齢者に飲ませるべきではない薬のリスト」についても同様です。私自身も患者さんとの会話や医師への連絡等で、ここ数年注意喚起をしてきましたが、実際に変更されたケースは数えるほどしかなく、医師との関係がこじれることを覚悟で、患者さんに医者を変えるよう勧めたこともありました。
    医薬分業で薬剤師が十分に機能していない証拠です。
    医療者のひとりとして、また薬剤師として、申し訳なく感じます。
    信頼できる医療者に出会われることを祈っております。
    「二度手間だから医薬分業は面倒。隣の薬局が指定らしいからそこへ行く。処方せんを発行せず、院内で薬をもらえる病院が便利」
    という現状ではなく、
    「信頼出来る医師と信頼出来る薬剤師をそれぞれ選ぶ」
    という本来の医薬分業では、仰るような不幸な顛末を回避する力があることをご理解いただければと思います。

  9. さかな より:

    にゃんこ様
    国立保健医療科学院の研究グループが作成したもので、私も4月1日付けの朝日新聞で初めて知り、早速薬局内に掲示しました。
    今月上旬に公表される予定で、
    http://www.niph.go.jp/
    に載るそうです。
    リスト化されること自体は国内初だそうですが、すでに賢明な医療者にとっては要注意薬として認識されているものばかりです。
    抜粋した表が新聞に載ってました。参考まで。
    トリアゾラム、フルニトラゼパム、エチゾラム、ジアゼパム
    (転倒、骨折)
    ペンタゾシン
    (中枢神経系副作用)
    塩酸ミルナシプラン
    (排尿障害)
    ジソピラミド
    (心不全、排尿障害)
    レセルピン
    (うつ病)
    メチルドパ
    (徐脈、うつ病)
    シメチジン
    (錯乱)
    塩酸チクロピジン
    (肝障害)
    塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン
    (排尿障害)

  10. アポネット より:

    このリストは、“Beers Criteria 日本版”といいます。すでに掲載されています。
    Beers Criteria 日本版(国立保健医療科学院ウェブサイト・疫学部)
    http://www.niph.go.jp/soshiki/ekigaku/BeersCriteriaJapan.pdf
    Beers Criteria 日本版がどのように作られたかは、次のサイトに掲載されています。
    Beers criteriaの日本版の開発
    (財団法人ファイザーヘルスリサーチ振興財団 第13回ヘルスリサーチフォーラム講義録)
     http://www.pfizer-zaidan.jp/fo/business/pdf/forum13/fo13_4_01.pdf
    関心がある方は、次のページも訪問して下さい。
    Beersリスト日本版が公表
    (アポネットR研究会 最近の話題4月2日)
     http://www.watarase.ne.jp/aponet/topics/0804topics/080401.html

  11. さつき より:

    アポネットさん、いつも本当にためになる情報ありがとうございます。
    特に“Beers criteriaの日本版の開発”は大変興味深く読ませていただきました。
    率直な感想として、「高齢者ってなに?」というのが第一に頭に浮かんでしまいました。
    やはり皮肉屋なんでしょうね、私は(苦笑)
    薬物がリスクとベネフィットのバランスで成り立っているなどということは改めて言われるまでもない。
    どんな薬物であろうと、漫然投与されることこそがあらゆる意味で悪であり、そこにこそメスが入れられるべきであって、患者の状態と処方内容との距離を極小にするよう、最大限の努力がなされなければならない。
    院外の薬剤師が異常の兆候を見つけ、それを医師にフィードバックすることで改善できるケースというのも多々あるでしょうが、その行為には法的責任がなく、結局全責任は処方医が負わなければならない、という時点で(力のある)薬剤師のスキルは生かされにくいのが現状です。
    要は権利と責任は表裏一体ということで。
    (だから勉強しない薬剤師が多いのか、勉強しない薬剤師が多いから権利と責任を与えられないのかは卵鶏論ですかね)
    まぁそんなこんなで、現状では処方権を持つ医師のスキルアップ以外に解決策はないということですね。
    しかし、このリストが示す方向性は、パッと見薬物自体の否定とも取れるもの(事実一般の方がみたら驚きますわね)であり、このようなリストの存在は患者の無用な不安を煽り、医療現場の混乱を招き、結局医療の萎縮を招くことに繋がらないでしょうかね。
    肝要なのは年代別にカテゴライズして、例えばこのリストのように「高齢者には~」などと言うことではなく、個々の患者を診て、必要か不適かを医学的に適切に判断することなんじゃないですかね。
    リストを作るにしても、高齢者などという単語を使わずに、腎機能、肝機能などの明確な指標を用いた科学的なリストを示していただきたい。(このリストはまるで何も知らない初心者向けのように見えます)
    それと代替治療のガイドラインも不可欠。
    代替出来る薬剤があるんだから、リスクの高い薬剤を使う必要がない、という論調ですが、そもそもリスクの低い代替治療法を知ってたらリスクの高い薬剤を漫然投与しますかね?
    それどころか、リスクそのものを理解してないケースがほとんどじゃないのかと。
    だったら、手取り足取り教えてやってよ、と言いたいわけです。
    結論:薬物のリスクは高齢者に限ったことではなく、万人に共通のものです。

  12. 認知症老人を抱える家族 より:

    さかなさま
    初めて理想の薬剤師の意見を見たような喜びにひたっています。
    希望がないわけじゃない。この国も捨てたものじゃない。と・・・。
    希望の無い批判は立場の違うものをいらだたせます。
    特に被害を抱えていると、ついつい本音を吐き出します。そこを受け止めてくださって、感謝しています。
    高齢者の体は簡単じゃないとのこと。老人専門医の指導を今は受けています。医師からの希望も 薬剤師の皆さんには薬と高齢者の体についてもっと学んで欲しいし、意見して欲しいと。
    1人でも聞く耳のある医者を増やす努力をして欲しいと、願っています。
    先日 医療者は自説を主張するのではなく患者の命のための知恵を考えるべきとの意見を医師の代表から聞きました。
    ヘルシンキ宣言です。頑張ってください。

  13. さかな より:

    認知症老人を抱える家族さま
    過分な内容の返信を頂き恐縮です。
    患者さんにとって、医薬分業制度や薬剤師の存在意義が分かりにくいのと同様に、薬剤師自身(私自身?)にとっても、自己肯定感を保ちにくい業界です。
    日々の業務の中でかけて頂く言葉や、今回のようなコメントは本当に励みになります。
    ありがとうございます。

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