「芍薬甘草湯ゼリー」水なし服用が可能で使用感向上

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芍薬甘草湯ゼリー

昨年12月に、松浦薬業から日本初の内服ゼリー漢方薬が発売になったというニュース。ご存知の方も多いかと思います。
【新製品】“日本初”の内服ゼリー漢方薬‐第1弾「芍薬甘草湯」を新発売 松浦薬業 : 薬事日報ウェブサイト
「なるほど、その手があったか!」と私もとても気になっていて、メーカーに問い合わせをしましたところ、製剤見本をお持ちいただきましたのでご紹介します。


製品は、1箱に10gのゼリーが200包入だということで、パッケージ販売ではなく、個々の薬局で必要数を販売するような形になります。ということで、包装は非常にシンプルです。
芍薬甘草湯ゼリー
切り口がありますので、ハサミがなくても手で容易に切ることができます。元々、水なしでの服用をうたっているので、外出先でそのまま服用することも想定されているのでしょうね。
芍薬甘草湯ゼリー
早速中身を押し出してみます。包装の腹を押すと、茶色のゼリーが顔を出します。
芍薬甘草湯ゼリー
これで全部です。10gだということですが、服用に際して量的に問題になることはなさそう。
芍薬甘草湯ゼリー
全体像を見てもらいますと、こんな感じ。
芍薬甘草湯ゼリー
スプーンですくってみます。
芍薬甘草湯ゼリー
ちょっとツンとする、酸っぱい感じのにおいがしますね。おそらく芍薬に由来するものと思われます。舐めてみますと、やはり芍薬の酸味と苦味があります。
ゼリー自体は紅茶味に仕立ててありますので、口に含むと紅茶のいい香りがしますが、生薬独特の苦みと甘みがあります。甘みは甘草由来のものもあるのでしょうが、添加物の方が強いでしょうか。
味と匂いは、個人的には許容範囲と感じます。これまで顆粒の服用が苦手だという方がいれば、試してみる価値はありそうですね。成分は2包(20g)中に芍薬甘草湯エキス1.75g(シャクヤク3g、カンゾウ3g)ということで、半量処方です。
添付文書はこちら。第2類医薬品ですので、販売に際しては個々にこの添付文書を渡す必要があります。
芍薬甘草湯ゼリー
芍薬甘草湯ゼリー
携帯性に関しては、粉や錠剤の漢方製剤と大きく変わりませんが、服用に際しては水なしで可能ということで、格段に服用しやすくなっていますね。
マンガで学ぶ漢方薬

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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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