昨日の記事「[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS14」に寄せられましたコメントで「OTCについて知らない薬剤師」について話題が出ていましたので、私も考えてみました。
あまり簡潔に言い表すことが出来そうもありませんので、またまた例え話です(苦笑
「英語をしゃべること」を例に登録販売者と薬剤師の比較をしてみました。
6年間の教育を受け、国家試験もパスした薬剤師。量・質ともに兼ね備えた「辞書」を手に携え、またその大部分は頭に入って会話に臨みます。ポイントは辞書というところです。
一方、都道府県の試験に合格した登録販売者。辞書については薬剤師ほど充実していませんが、ネイティブの元、毎日様々なことを経験します(1年間の実務経験)。
どちらが流暢に英語をしゃべれるかは大体予想がつきますが、「OTC薬に無知」ということは、この場合の「英語がしゃべれない」ということに似ているのではないかと感じます。
辞書には標準語(一般名)はしっかり載っていますが、実際には方言やスラング(商品名、時によってはもっとくだけた表現)が主ですし、辞書に載っていない話(食事や健康食品)も少なくありません。
また話の中で都度辞書を見ながら話すのか、そうでないのかといったことは、相手に与える印象が大きく異なってくるでしょう。
医薬品の知識がある薬剤師にとって、OTC薬販売はある意味「経験で補える」部分はあるのかもしれませんが、その経験が出来ていないのが現状であり、それが「OTCを知らない薬剤師」という発言につながっているのではないでしょうか。
「OTC薬に無知な薬剤師」とは
OTC医薬品関連
コメント
わざわざ記事にして頂いてすみません^^;
まだドタバタしてましてじっくり拝見していないのですが、取り上げて頂いた事が嬉しくてコメントだけ先行させて頂きました!
…話題を振った者の責任として、何とか月曜までに熟読&コメントさせて頂ければと思っております。
先ずはお礼まで。ありがとうございました!
>らく様
お礼には及びません。私もコメントいただけることは非常に嬉しいことですし、そこから学ぶことはとても大きな物があります。
お時間が出来ましたら是非またご意見をお聞かせください。
くま☆さんの考え、もっともだと思います。
「OTCに無知な薬剤師」とはどんなか私も考えてみました。
一言で言ってしまうと、状況に応じてOTCの選択ができないという事ではないかと思います。
たとえば、緑内障の方が総合の風邪薬を買いに来たとします。大抵の総合風邪薬には抗ヒスが入ってますよね?そこで医者に行ってくれといって売らないのか、抗ヒスの入ってない総合風邪薬を薦めるのか、点眼薬で眼圧のコントロールができているか聞いて総合風邪薬を薦めるのか(点眼薬で眼圧が正常値内にコントロールされている時は市販の風邪薬程度なら服用しても問題ないとDr.から聞いたことがあります。もちろん違和感、前頭部痛などが現れたら中止するように指導はしますが)ということだと思います。
OTCを使いこなせるか(自分なりの状況に応じた選択基準ができているか)がキモになってくるのかなと思います。
OTCの現場の実情として、チェーンのドラッグストアなどでは、いわゆる禁忌や医療用医薬品添付文書上にあるような適宜増減はやってはならないことになっている場合が多いです。
会社として責任を負いたくないという事はわからなくもないですが、薬剤師の裁量で行えるという点は案外難しい点も多いのではないでしょうか?
くま☆さま、りずさま、お世話になります。
お二人のご意見を拝聴し、なるほどと納得いたしました。
調剤をメインとする薬剤師は、処方監査は出来ても薬の選択には不慣れですよね。
作用の強弱はありますが、欧米のように薬剤師が処方を決めるよなシステムと似ている部分があるように感じます。
監査は添付文書の内容(くま☆さんの仰る辞書に当たりますね)に依存せざるを得ません。
もちろんDgSの薬剤師でも同じなのでしょうが、よく言えばキッチリし過ぎ、悪く言えば四面四角に捉える傾向があるように思います。
対してDgS薬剤師はお客様のニーズに合わせて病歴等を参照しながら薬を選ぶのですから…そう考えると、調剤とDgSの薬剤師がお互いにコミュニケーションをとる事で(現法では難しいですが、提携して人事交流など)お互いがさらに向上できるのではないかと思いました。
「OTCに無知な薬剤師」…なるほど、参った!
もっと皆が早く手を組めば、そういう事もできたかも知れませんね^^;
貴重なご意見を頂けましたこと、非常にありがたく思います。
たまねぎさま、ほぼ同時に書き込みが行われたようで、ご意見をたった今拝見しました笑
>いわゆる禁忌や医療用医薬品添付文書上にあるような適宜増減はやってはならないことになっている場合が多いです
やはり一般小売店として、商品の小分け販売が経験的に不可となっているのが原因ではないかと勝手に考えております^^;
DgSですから、一般医薬品のみならず雑貨も多数販売しますし、その状態で医薬品の小分け販売まで率先して行うと技術的に経理が大変な事になりますもんね…
メーカーもそれを念頭に入れた製品作りをしていますし、となれば、たまねぎさんの仰る適宜増減を考慮に入れた投薬指導・販売というのは、経営者から見れば手間が増えるだけで販売上のメリットが感じられないのでしょう。
お三方のご意見、非常に参考になりました!
ありがとうございます!!
…全く関係ないのですが(だったら書くな! とは言わないでやってください笑)、りずさまの職場では、「抗ヒスタミン剤」=「抗ヒス」で通用するんですね!
タイトルのように深い問題ではなくて、方言と申しますか…
今現在気になっているのが「酸化マグネシウム」と「抗ヒスタミン剤」です。
私の勤めている地域では、
●酸化マグネシウム=カマグ
●抗ヒスタミン剤=抗ヒ剤
です。
でも、関東に居たときは
●酸化マグネシウム=カマ
で通ってました。
地域による略し方の違い、結構楽しいものがありそうで…
何かございましたらお教えください
m(_ _)m
卒業してすぐにDgSに就職し、しばらくDgSにお世話になりました。
その時感じたのが、店頭でのマニュアル的な対応は薬剤師ではない社員のために作られている(表現が悪くてすみません)ということです。
実際問題、各店舗にいる薬剤師は2人いれば良い方(あくまで調剤を除いてですが)。必要なことは自分で勉強するしかないわけですし、雇用されている側との立場もあり下手なことは言えません。でも薬剤師だったらもう一歩進んだ対応ができるのではないでしょうか?
「誰に聞いても同じ」では店頭に薬剤師がいる意味は無いように思います。それが今回の改正による新資格創設の温床でしょう。
誤解されると困るのですが、禁忌のものに対してあくまで薬局で対応しようとか、小分けして必要分だけとかをとか言っているわけではありません。実際、禁忌の方には緊急医に行ってもらいますし、医薬品は箱売りしてます。
せっかく医療用医薬品のことも分かるしOTCも成分として分かるのですから専門家としての対応ができたらと思います(私もできていないのにえらそうなこと言ってすみません(汗))
>らくさま
私は関東圏の人間ですが、抗ヒス、カマですね~。でも病院実習行った所ではカマグでした。
「抗ヒ剤」は聞いたことありませんね。
地域性って面白いですね。
先日 某大型チエーン薬局に娘が化粧品を買いに行くからと着いて行って 薬局のカウンターを見ていたのですが・・・ひどいもんでした
ガスターと風邪薬と目薬 レジ袋に何も言わずに一緒に入れて ハイ ○○円で 有り難うございます と言っただけでした。
>おじさん薬剤師様
それが現実、なのでしょうね。個人的には医薬品の購入者に「ありがとうございます」も大変違和感があります。