昨日はテプレノンの先発・後発間で効能・効果が異なるということを書きましたが、今日はロキソプロフェンナトリウムの話。
歯痛の適応が追加になった際、何故先発品のロキソニンだけでなく、後発品も同時だったのか?
実はそんなに難しい話ではなくて、一言で言ってしまえば、ロキソプロフェンの製剤を持っている製薬会社が共同で歯痛の適応取得を目指したから、というのがその理由です。
歯痛の適応取得のための「研究会」(正式な名称は分かりませんが…)というのがあり、そこに加盟した会社のみ、歯痛の適応が取得できています。逆に手を上げない製薬会社のロキソプロフェン製剤には歯痛の適応がありません。例えば寿製薬のロキプロナール錠なんかはそうですね。
この「研究会」に先発メーカーの三共は入っているのか、気になるところですよね。
実は、入っているんですよね。というよりむしろ、三共が歯痛の適応取得を言い出して、後発医薬品メーカーに声を掛けたというのが本当のところのようです。三共がメインで試験等をし、歯痛の適応を取る。各後発医薬品メーカーに声をかけ、それに関わる研究開発費を皆で分担したようです。その負担割合は…
そこまで私は知りません(笑。
では何故、三共が単独で用途特許の形で申請をしなかったのか、ということです。ここから先はあくまで推測になるのですが…。
用途特許取得にかける費用が割に合わないから、ではないでしょうか。歯科の領域で歯痛の適応を取ることは非常に大きなことですが、ロキソニンが単独でそれを取得したところで、シェアが一気に拡大するとは考えにくいですよね。まあ、その辺のシミュレーションはもちろんきちんとしたとは思いますが。
製薬会社も企業ですので、そのあたりのコスト-ベネフィットを勘案して共同取得という形になったのだと思います。
繰り返しますが、推測ですので。
以下の記事にTBさせていただきました。
院長の極私的ブログ様
●ロキソニンに歯痛の適応
amokeの日記様
ロキソニンと歯痛

コメント
こんにちは、TBとリンクありがとうございました。
そんな裏があったのですが、ぜんぜん知りませんでした。
半年ぐらい前にロキソニンの歯痛への投与が極端に厳しく査定されるようになったのですが、あれも何か作為があったのかもしれないと思う今日この頃です。
>院長様
ロキソプロフェンの歯痛適応取得の進捗と何らかの関係があるのかもしれない、と勘ぐってしまいますよね。
同じことをしているのに時期によって査定の基準が違うというのも、おかしな話です。
はじめまして。TBをありがとうございました。私のホームページがくま☆さんの、目にとまって、うれしいです。ただ、私の記事はレベルが低いので、少しはずかしいです。
はじめまして。TBをありがとうございました。私のホームページがくま☆さんの、目にとまって、うれしいです。ただ、私の記事はレベルが低いので、少しはずかしいです。
>amoke様
コメントありがとうございます。
ロキソニンで検索しましたらamoke様のサイトがヒットしてTBさせていただきました。
今後ともよろしくお願いします。