【代替調剤のお作法 その7】基準は何?

スポンサーリンク

アモリン
アルデシンAQネーザル
イサロン
エクセラーゼ 
カリーユニ
カロナール
セラスター
タジン
テオロング
テルギンG
バイアスピリン
パセトシン
バファリン81
ビオフェルミンR
フロジン液
ムコサール
メチコバール
普段、割とよく耳にするお薬を並べてみました(剤形は省いているものもあります)。これらの医薬品、実は共通点があるのですがお分かりですか?ピンと来た方は相当なマニアです(失礼)。


タイトルからある程度予想できるかもしれませんね。実はこれらの医薬品は全て後発医薬品です。意外なものもありますか?
これらの後発医薬品を使用する際に、それと意識して使うことは少ないのではないでしょうか。
また、ここに挙げた医薬品について、一部後発品で言われている「粗悪品である」とか「効きが悪い」といったこともあまり聞かれないかと思います。
何故でしょうか。
その答えのひとつを知るのに、これらの医薬品の製造メーカーを挙げてみるのが有効かと思います。
武田薬品、アステラス製薬、明治製菓、参天製薬、協和発酵、エーザイ、NBI、等々(順不同)
いずれもいわゆる「先発品メーカー」です。良い悪いの問題は抜きにして、結局のところ使用者(患者ではない)の意識が、メーカーに向いているのではないでしょうか。製剤の信頼性とメーカーのそれとが、同一とまで言わなくても、かなり密接に相関するということが見て取れます。
非常に一面的で乱暴な言い方ではありますが、後発品選択を判断する際の基準の大部分は、製剤云々よりもメーカー名が占めていると言うことになります。
いやむしろ、ここに挙げた医薬品を後発品と知らずに使用しているケースがあることを考えると、先発品か後発品かということは大きな問題ではなく、メーカー名が医薬品選択基準の全てと言っても過言ではないでしょう。

Anout us

このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
詳しくはこちら

くま☆をフォローする

コメント

  1. Miyasei より:

    メチコバールは意外でした。
    テオロング、ビオフェルミンRもです。
    確かにそうなんです。ジェネリックだからとかじゃなくって、そのメーカーの安心感みたいなのがあると思うんですよね。
    「存在すら知らない聞いたことも無いメーカー」の薬を処方するのは正直勇気要りますよ・・。
    例えは悪いかもしれませんが、ダ@ハツの車をト@タの名前で売ると明らかに台数に差が出るようなものですかね?!
    ある日突然、「現在、ト@タマークで乗ってらっしゃるダ@ハツ製のお車の方は、明日からダ@ハツマークになりますのでご容赦ください」とか通知が来たら・・
    皆さんそのまま乗り続けるかなぁ??

  2. くま☆ より:

    >Miyasei様
    実際に処方をされる医師の声、いろいろな意味で非常に参考になります。ありがとうございます。
    例えを読んでふと思ったのが。
    今後、単独では生き残れない後発品メーカーを大手先発メーカーが吸収していくということもあり得るわけで、そうしたらすぐにその後発品メーカーの医薬品は使われるようになりますかね。
    名前は割と簡単に変わりますが、中身は果たして同じように変わるのでしょうか。

  3. Miyasei より:

    ジェネリックを国があのような処方箋にして推進したとしても力がないメーカーが売り上げが上がるかどうかは微妙だと思います。
    かえって選択の幅が増える訳ですから・・・・
    今まではジェネリックの中でも特に問題なさそうで「薬価ー仕入れ差」が大きいのを置いていてそれを出していたところも数種類置かないといけなくなるだろうし、患者さんも同じジェネリックの中でもやっぱりある程度名前の売れたものを選びそうな気がします。
    本当にたたき売りみたいになりそうで心配です・・・ この薬なら今なら胃薬も一緒についてきます、とか^^;;

  4. くま☆ より:

    >Miyasei様
    後発医薬品の全規格収載の件もあり、あと数年のうちに、後発医薬品メーカーの構図はかなり様変わりするかもしれません。
    それまでに「売れるだけ売ろう!」という乱売のシナリオ、可能性としてはありそうですね。

タイトルとURLをコピーしました