お薬手帳の電子化を考える

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処方せんと薬歴簿、なぜ紙なのか?(Business Media誠)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0710/12/news119.html
記事中に用いられている「薬歴簿」とはどうやら「お薬手帳」のことと思われます。
処方せん等の電子化については当ブログでも何度か話題に上がり、コメントも数多くいただきました。ネットや携帯が発達しペーパーレス化が進む中、姿を変えずにいるものの一つなのかもしれません。
処方せんはさておき「お薬手帳」の電子化について考えるならば、しばらくは紙のままなのかなという印象を持っています(いろいろな問題があるにせよ個人的には電子化に賛成なのですが、それは今回は置いておきます)。
大きな理由としては、お薬手帳の内容を何らかの形でデータ化した場合にそれを見るためのツール(PCや携帯電話等)が必要になることが挙げられます。一覧性や操作性、迅速さを考えるとまだ紙の方が上でしょうか。
仮に電子化・データ化されたとしても、それを紙に印刷して手元に置くことを考える人もいるでしょうし、場合によってはそれが有用な使い方になるのかも…。
話があまり具体的でないので、説得力に欠けるかもしれませんが。
保険証がカードサイズになってきている今日、お薬手帳は嵩張ることが大きな難点であることは確かですね。保険証や診察券はお財布に入れられても、お薬手帳はちょっと難しいですからね(苦笑

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. たまねぎ より:

    電子化。
    いずれはなるんでしょうかね。
    処方箋、手帳、それと医師とコミュニケーションが取れる手段になれば、かなり有用になるような気もしますが。。
    その分コストは。。。w?
    そこが一番の問題でしょうか。

  2. まじゃ より:

    正直診察券は種類も増えて、紛失のケースも多い。患者的メリットを考えると保険証にでもその機能が盛り込まれれば多少使いやすいかも・・
    一番メリットがあるのは薬局ではないでしょうか?より患者さんの情報が確実に取れるし、算定用件や法改正もあるだろうけど手帳の点数みんなから取れそうだし。
    しかも間接的に患者にメリットがでるから、胸を張って推進していく方向じゃないですかねぇ?
    算定用件にある紙媒体のをやりながらも、団体内でのオリジナル薬歴カードみたいのを構築する(一部では聞いたことあるけど、国内統一で)。
    病院は(足並みそろえるのが大変なので)とりあえずおいておいても、実績をつくるってような攻撃的な方法は取れないモンですかね~。
    Suicaとパスモ(だっけ?)みたく、地盤さえ出来れば統合したり共用したりは後でも可能になるんじゃないですかね?
    携帯電話が無かった頃には考えられなかった市場が今や出来上がっています。
    未来の算定用件になる活動を、是非団体主導でやれるといいと思います。

  3. くま☆ より:

    >たまねぎ様
    確かにコスト面での課題は多いですね。診療調剤報酬が下げ基調ですので、そういった部分への投資もなかなか回らないでしょうし。
    >まじゃ様
    そうですね、薬剤師会等が主導で何か形に出来るといいのでしょうね。与えられた器を活用するのも大切ですが、進んで業界標準を作っていくような活動もしていかねばなりませんね。

  4. ぽんた より:

    しかし役人さんが絶対必要と思えばコストは無視で患者負担で強制的にやることになるのでは?(できないのは医師会の反発では?)
    話は横道ですが、後期高齢者って扶養家族からも全員保険料徴収するんですよね?
    620万の年金の約1割近く、6200円の月額保険料。
    今まで0からいきなり6200円です。
    そりゃ払わない方も悪かったんでしょうけど、それなら扶養家族の時から少しずつ取ればいいのであって、突如こんな話になっていたなんてって感じです。
    実にお役人の考えは一般庶民とは別次元。
    ますます弱者切り捨てです。
    すみません、かなり横道でした。

  5. くま☆ より:

    >ぽんた様
    確かにそういう部分はあるかもしれませんね>コストは無視で患者負担で強制的にやる
    最近は医師会の神通力?も効かなくなってきているのか、一方的な印象も拭えませんね。

  6. コンコン より:

    電子化といえば保険証にICが組み込まれているとこもあるらしいですね。
    ってことは過去の病歴や薬暦もカード自体に記憶させることが可能ってことか~。
    これってかかりつけ薬局の存在意義を脅かしかねない事じゃないでしょうか…。

  7. くま☆ より:

    >コンコン様
    一見すると「かかりつけ薬局の存在意義を脅かしかねない事」と捉えがちですが、私としては以前さつき様よりいただいたコメントが印象に残っていますので、ご紹介します。
    https://blog.kumagaip.jp/article/3546745.html
    「「かかりつけ」の意義は、詰まるところ医療とは提供側と患者との信頼関係である」
    ツールの充実は信頼関係をより強固にするためのものになると確信しています。

  8. とよし より:

    保険者が不親切な形での診療・調剤の電子的情報提供を始める。(ただの文字の羅列みたいな)
    で、GoogleHealthでインポートできるようになって、PCでも携帯でもとてもわかりやすいUIで提供される。
    で、患者の利便性は向上するものの薬局や病院は取り残される。
    という筋書きはどうでしょう。

  9. さつき より:

    今日のRISFAXにこんなのありましたね。
    >■厚労省 レセプト並み明細書の発行体制、
    >段階的に義務化
    >厚労省は17日、中医協・診療報酬基本問題小
    >委に、個別の診療報酬算定項目のわかる明細
    >書発行を段階的に義務化する案を示した
    もうほんと、いっそのこと全て電子化してください(T-T)

  10. ぽんた より:

    昔病棟業務が始まった頃・・・発表で、単純にメーカーの書いたパンフなどを利用していたら、どこの薬局長か覚えていないんですが、それなら添付文書を渡したらいいだろうと。
    情報の必要な部分だけ説明するのは人間の知恵が必要だし、テレビのCMでありますが、選択肢が多すぎると、人間選択できなくなります。
    そこまで必要なんでしょうか?
    でもいくら説明しても何故この点数なのか?、行きつくところは、点数決めてる「国」なんですけどね。
    でも点数開示しても、昔国営だった電話局みたいに、料金体系が複雑怪奇で、どれを使ったら安くなるのか?何のためにお金が取られているのか????な状態になっていくのではないでしょうか?
    調剤薬局はまだ項目少ないですが、病院なんてすごいですから。
    お上の言うことだけを聞いていればいいのか?某業界団体!!!って感じです。

  11. くま☆ より:

    >とよし様
    保険者はお金を支払うところでもあるので、今後も発言はしていくでしょうね。
    薬局や病院もそうですが、患者間の格差も大きくなりそうですね。
    >さつき様
    レセプト並の明細ですか。かなり煩雑なことになりそうですね。
    >ぽんた様
    患者さんの権利が非常に大きくなっているという印象を受けます。しばらくはこの流れ止まらないでしょうかね。

  12. ちょいみ より:

    現実問題、処方せんの電子化は難しいですね。すべての医療機関での規格統一、本物の処方である事の確認、セキュリティ面で無理があります。
    お薬手帳に関しては、6~7年前に保険証にICチップを付けて全て記録する試験も行なわれてたと思います。これも医療機関が統一規格の記録をしないといけない点や、薬の内容について患者本人が見れない点などいろいろな問題があり普及していないのが現状だったかと思いますよ。もし、電子化するなら携帯への記録とかなら可能性がるかもしれませんね。
    たまたま覗いたおじさんより。

  13. くま☆ より:

    >ちょいみ様
    コメントありがとうございます。
    お薬手帳にせよ、処方せんにせよ、複数の施設でやりとりするものですので、まずは基盤の整備が必要になるのでしょうね。
    携帯電話の活用は…アプリなんかがあればよさそうですね。

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