つぶし調剤

スポンサーリンク

錠剤が服用できなかったり、経管栄養の場合など、錠剤をつぶして調剤する場合が少なからずあります。全ての内服薬に散や顆粒があるわけではありませんし、例え散剤があってもその服用量が多くなってしまう場合には、錠剤をつぶして服用することになります。もちろん、つぶした場合の安定性などを考慮しますが。
昨日はアモバン錠をつぶす処方がありました。これは厳しかったです。何が厳しいって、これでもかというほどの苦味。いやもちろんつぶした物を飲んだわけじゃないですよ。粉が僅かに空気中に漂い、それを吸い込んだだけです。
添付文書には「味は苦い」なんて書いてありますが、「さらりと書きすぎだよっ!!」と思わず突っ込みを入れたくなります。その苦味がすぐに取れるのならいいんですが更に悪いことに、持続しちゃいます。昨日は家に帰って風呂に入るまで取れませんでした。


最初に苦味を感じたときに、私だって何もしなかったわけじゃありません。まず、お茶を飲みました。これは無駄な抵抗でした。次にうがいをしました。これも効果がありません。
仕方が無いので痰を切ることにします。まず、周りに誰もいないことを確認。
(中略)
それでも苦味は続きます。
じゃあ、ってんで飴を舐めることにしました。いくら苦くても砂糖の塊には負けるだろうと。ピロー包装を破って飴を口に入れます。すると、
飴が苦い!!
完敗です。苦い飴を終わるまで舐めました。
今までアモバン錠が出ている患者さんに「口の中が苦く感じることがあるかもしれません」などとお約束のように言っていましたが、その苦さを知らないからこそさらっと言ってしまったのだと思います。
何事も体験してみることが大切ですね。

Anout us

このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
詳しくはこちら

くま☆をフォローする
タイトルとURLをコピーしました