便秘治療薬のカテゴリでは、実に32年ぶりの新薬が登場するようです。医薬品名は「アミティーザカプセル24μg(一般名:ルビプロストン)」、アボット社からの発売です。
小腸粘膜上皮細胞にあるクロライドチャネルを活性化し、排便を促す、つまりクロライドチャネルアクチベーターだということで、現在上市されている便秘治療薬とは作用機序が違っていますね。
クロライドチャネルを活性化させることで、腸管内への水分分泌を促進し、結果、便の軟化・湿潤が起こって排便に至るということです。
アミティーザの排便効果として、
約60~75%の患者で24時間以内に自発排便が認められる
自活排便回数を有意に増加させる(プラセボ比較)
といった記載がありますね。
用法・用量はルビプロストンとして1回24μgを1日2回、朝食後と夕食後に服用、症状により適宜減量増減が可能です。
(2012.12.10訂正)
発売元はアボット社ですが、製造販売元はスキャンポファーマというところだそうです。初めて聞きましたが、アメリカのSucampo Pharmaceuticals、Inc.の100%出資子会社のようですね。
薬価はまだ公示されていません。現在ある便秘治療薬はかなり安価な部類に入りますが、新機序ということもありますし、それなりの薬価になるのではないでしょうか。
薬価が高いと使いにくい、という声も聞かれますが、便秘で苦しむ患者さんにしてみたら、多少高くても出してくれという要望もありそうですね。
▽ 治療薬インデックス2013



コメント
今日の中医協で結構高い薬価が提示されました。
第233回中央社会保険医療協議会総会・資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002nn9e-att/2r9852000002nnd6.pdf
1カプセル156.60円です。
ちなみに、エパデールのライバル「ロトリガ粒状カプセル2g」は、1包 254.00円 です。
>アポネット様
情報ありがとうございます。
アミティーザ、1日薬価ですと300円超えですか…。敢えてこちらを選択するならば、何らかの理由が必要になりそうですね。
84歳男性20年間からの慢性便秘。カマetc医師は自分で飲む量は調節せよと言うがこれがなかナカ難しい。アミテイザ毎夕食後1カプセル服用で快調となった。健保3割負担でも1日¥50苦しみから開放された。