イメージが薬効に直結してしまう

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注射用カリウム製剤の使用目的は「ビタミン補給」「滋養強壮」?(薬事日報)
薬局で扱う注射剤は限定されており「アスパラ」と名のつく注射剤は置いていませんが、内服製剤でも「アスパラK錠」があります。
田辺製薬のOTC薬のブランド「アスパラ」が影響しているとのことですが、これに限ったことではなく、「オイラックス」「アリナミン」「ユベラ」などが医療用、OTC薬の両方のブランドとして共通しています。
記事で「アスパラ」が取り上げられているのは、その製剤の危険性故でしょう。カリウムの注射剤ならば死に直結してしまう恐れもあります。
医療従事者がこういった認識でいる現状、患者さんは尚のことです。
内服薬については注射剤ほどの危険性はないかもしれませんが、やはり問題を生じる可能性があります。「アスパラK錠はビタミン剤だと思って飲んでいた」ということだって出てくるかもしれません。
取り扱いの製品をある程度統一したブランドで売ることをメーカーは考えているのかもしれませんが、医療用とOTC薬を分けるなど、安全性を考慮に入れていくことを考えねばなりません。
とは言え、一度出来上がった「アスパラ」のイメージを変えていくことはなかなか難しいですが。

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. まじゃ より:

    アスパラと聞くと、何年か前のCMのせいか、ひげの生えたマッチョな男を思い出します。
    高速のインターなどにも自販機でよくあるせいでしょうか?CMとあわせて、チープなイメージが先行して、アスパラドリンク=効かない
    というイメージがまじゃの中には出来てます。
    調剤中もアスパラのイメージは変わらず・・・
    たかが名前やCMと言ってはいけないですね。

  2. Miya より:

    昔はアスパラCAとアスパラKがこんがらがりそうになってました。アスパラCAとグラケーの組み合わせはよくあったからですね。アスパラKもそのたぐいの薬かな、と。
    紛らわしいですね。

  3. くま☆ より:

    >まじゃ様
    コメントを拝見して、ちょっと自分の中での疑問が解けました。何となくチープなイメージはそこにあったのですね。
    >Miya様
    内服でもアスパラとつくものが「アスパラCA」と「アスパラK」とあるのは確かに紛らわしいですね。
    ヒューマンエラーの原因となりやすいものについてはメーカー側にも対応していただきたいですね。

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