健康メガショップを掲げるケンコーコムですが、サイト内に「ネットで薬が買えなくなる!?」というページを作成し、インターネット販売の継続を訴えています。
ケンコーコム:ネットで薬が買えなくなる!?
http://www.kenko.com/info/notice/otc/public_comment.html
当該ページで「医薬品のネット購入のメリット」が挙げられています。
医薬品購入のメリット
○ 好きな時間に購入できる
○ 人目を気にせず、時間をかけて選ぶことができる
○ 成分等をじっくり比較してから購入できる
○ 宅配してくれるし、時間指定で受け取れる
○ お店で聞く説明より、ネットの説明のほうが詳しい
○ 無理やりに薦められて買うということがない
○ そもそも今まで安全に購入できていたじゃないか!
個人的な考えになるかもしれませんが、医薬品の特性を無視し利便性のみを強調した、言い方をかえれば安全性を軽視した、かなり乱暴な主張であると思います。
決して揚げ足を取るわけではありませんが、「好きな時間に購入できる」ことをメリットとして挙げ、24時間の販売(ネットですから当たり前ですが)を行っていますので、24時間対応が当然かと思っていましたが…。
○ サービスセンター受付時間
(平日) 10:00-17:00
(土日祝) 10:00-12:00/13:00-17:00
○ メール個別相談
回答は平日のみ(金曜日から日曜日までに受付けた相談は週明け以降の回答)
便利なネット購入…のはずが、店頭で買うよりも随分と制約が多いように感じられます。このシステムで安全性を担保するのは、少々難しいのではないでしょうか。
当該サイトで「たったそれだけの理由」と扱き下ろされている
○ お店の人とお客さんが対面できないこと
○ 薬を直接手渡しできないこと
ですが、対面販売が安全性を担保する上でどれだけ重要なことか、今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。
(関連リンク)
ZDNet Japan:『ネットで薬が買えなくなる!?』 医薬品のインターネット販売継続を求めてケンコーコムでは、パブリックコメント投稿促進活動中です
http://japan.zdnet.com/release/story/0,3800075480,00038336p,00.htm

コメント
ケンコーコムが7日、パブリックコメントを提出したと発表しています。
ケンコーコム、
『「薬事法施行規則等の一部を改正する省令案」に関する意見の募集』
について、パブリックコメントを提出
(New2u.Unet 10月7日)
http://www.news2u.net/NRR200837889.html
まさしくIT技術を駆使して、賛同を呼びかけていますね。
医薬品販売を行っているあちこちのサイトを見ていますが、ケンコーコムは第一類医薬品を取り扱わないなど、まだいいのですが、楽天などに出店しているところは、レディガードやメディエートなどの取り扱いを始めていて、まったく改正薬事法など眼中にはないようですね。
それと、医療用医薬品(処方せん医薬品ではない)を販売しているところも。
薬局アットマーク~新潟で医療用医薬品を処方箋なしで販売する薬局~
http://www.attomark.com/
(当時すいぶん話題になりましたが、まだがんばっています)
厚労省では2005年3月30日に、都道府県に対して、「処方せん医薬品等の取扱いについて」を通知し、「処方せん医薬品」ではない医療用医薬品の販売の指針を一応は示していますが、省令でこれらのネット販売についてもきちんと規定することも必要だと思います。
前にもコメントしたけど、ネット販売の駄目なところを指摘するのではなく、素人のそのような利便性に目が行った要求が現実的にある中で、じゃあきちんと薬剤師が対面販売しているところが、今行なっている枠以上に、要求に対してさらに何ができるかを唱えていくべきだと思いますがいかがでしょうか?
私なんかは配置薬みたいのを個々の薬局薬剤師が、そのかかりつけとなる地域に対して行なってみるなんて素敵だと思います。
おいてくるときに一通り説明、当然地域のかかりつけなので24時間電話で対応します。
期限が切れる前に回収→メーカーに返品交換
今ある配置薬でなく、現行のOTC医薬品を用いてです。
法的に問題ありですかね?
資金的にもつらそうですが・・・・
でも資本力のあるところなら可能ですよね?
かかりつけとしての機能としても良いし、新たな職域を奪えるような気がしませんか?
今書きながら「スゲーやってほしいよそのサービス」って思ってます。
私なんぞは使用期限や購入時間の問題もあって、結構配置薬飲んでるもんで・・・
プラセボでなんだか効かない気がしてしまいますが(笑)
なんだか今までの町の薬局レベルの薬剤師が難しく在宅に薬剤師の職域を!なんて鼻息荒くするよりは、よっぽどかかりつけとして信頼が得られるんじゃないかと・・
一配置薬ユーザーの町の薬剤師に望むOTC薬へ関わり方でした(終)
はじめまして。
インターネットでの医薬品販売には慎重論も必要ですが、DSで第一類の医薬品がセルフで売られているような状況下で、ネットのみ規制強化一点張りの省令案はいただけないですね。
規制ではなく、どうすれば販売可能になるのかを考えることができない厚生労働省はやはり頭が固いと言うか、都市部からの発想と言わざるを得ません。
今回の医薬品販売制度の変更は、
○ 危険度に合わせた販売形態の整理
○ 整理された形態での販売の担保
の両面があると理解しています。しゅうさんが仰るようなセルフでの一類販売は来年の施行後には実効性をもって禁止すべきであって、これまでの制度が「指導しようにも行政のマンパワー不足や、薬剤師不足で実現が困難」であったということです。
同様に、インターネット販売での「これまで安全だった」という主張は逆に言えば「これまでは副作用の拾い上げが出来ていない」という証拠です。
私は調剤薬局で薬剤師をしていますが、優秀でない医師ほど「副作用はなかった」と言います。つまりどのような副作用がどの程度の頻度で起こりうるかについての予測が出来ず、患者の体調変化を副作用と判断できないわけです。
今後これまでの野放図な医療制度が改正され、医療の一部が市販市場へと誘導されることを考えると
「販売側の思惑が強いあまり、医療現場での常識と乖離した治療方針」
は修正されなければいけません。
「かぜを治すためにかぜ薬を飲む」ような誤解がまかりとおるのは、製薬会社やドラッグストアが強くて薬剤師が弱いからです。
さかなさん
今回の医薬品販売制度の変更を危険度に合わせた販売形態の整理、整理された形態での販売の担保と理解されているのですね・・・。
それは正しくもありますが側面的、薬剤師の立場としての理解と見受けます。
今回の薬事法の改正施行は国の医療費抑制が目的です。
セルフメディケーションを打ち出し、保険で支払う必要のない医薬品を増やすためにスイッチOTCが続々と出ます。
効き目の強い第一類の医薬品が増えれば、病院に行くのが面倒な人や時間がない人はDSで個店で購入しますからね。
また、ネット販売に規制がかかり、原則対面販売となっても副作用をはじめとするリスクは下がるかどうか疑問です。
何故なら来年4月以降、DSでは登録販売者が中心となり医薬品の販売を担うからです。
登録販売者は現役大学生がDSで1年バイトしただけでも受験できます。もちろん一定時間以上勤務という条件などはありますが、その程度の登録販売者がどれだけ専門性をもって対応できるのでしょうか。
また、DS以外でも来年4月以降はCVSやSM等、あらゆる所で医薬品販売が始まりますが現時点でも薬務課のDSや個店に対する監査が機能していない状況では尚更対応できるはずがありません。
また、改正後の薬事法第36条の5関係では一類医薬品を販売する場合、薬剤師が直接販売するほかに、「薬剤師の管理及び指導の下で薬剤師以外の従事者に販売させ、又は授与させること」という項目が盛り込まれています。さらに二類、第三類医薬品ついても、薬剤師または登録販売者の管理及び指導の下で「薬剤師又は登録販売者以外の従事者に販売させ、又は授与させること」という項目があり、第一類医薬品のケースと同様です。
結局のところさかなさんが理解されたという「危険度に合わせた販売形態の整理」というのは全くなされていないのです。
そんな中でネットのみ規制強化一点張りの省令案はいただけないと書いたのです。
現在、薬剤師不在時に第一類を堂々とセルフ販売している店舗で勤務しております。
こちらの薬務課は「近々訪問します。」という事前連絡をして店舗に来ます。
その場しのぎの薬務課対策を取る会社側を見てまるで事故米の時と全く同じ構図だよな~と苦笑しております。
ネットでは規制強化、店頭では薬務課にバレなければなんでもOKというのがまかりとおる構図にはどうも納得できません。
改正後の薬事法第36条の5関係を読むと、いくらでも拡大解釈できますよね。
私の勤務先では来年の6月以降は第一類のセルフ販売はさすがにしないとは思うのですが、薬剤師不在時でも現在同様、薬剤師以外の従事者が販売し授与ってことになるだろうな~って思ってます。
上からの命令であれば現場はそれに従うだけですものね。
うちの県は調剤する「薬局」にはいきなりきてちょっとでも配達でいないと文句言っていきます。
D・Sに調査なんて行きません。
何故薬剤師ばかりが法律を「厳重に守らなければいけない」のでしょう?
D・S、それ以上に「5時以降」の立ち入り調査なんてしたことないでしょ?
おかしい、ですよね。
東京はいるかもしれませんが、地方のD・Sで夜いるとこなんて、無いんじゃないですか?
ネット>D・S>薬局と締め付けられる構図はなんとかして欲しいですね。
ところで、本題ですが。
ネットにある程度規制をって言っても「不可能」でしょう?
法律を作った現段階では、「3種のみ」で当然ではないでしょうか?
その後の消費者の動向とかを見て、段階的に改正されるのが法律と思います。
で、ネットに対しても理解のある方に意見をお聞きしたいですが。
もしネットで買った場合、健康被害が出たら、最悪死亡です。
誰が、どのように責任をとるのですか?
自己責任ですか?
正直に住所、氏名を書いて購入すればいいですが、偽りだとどうします?
副作用救済制度の問題もあります。
何かあった時、どう対応するのですか?
それと、アナログ人間なので、間違った理解かもしれませんが、もし、個人情報が、薬を買ったという事実とともに流出したら・・・・どうなるんでしょうか?
Aさんが、こういう薬を買った、こういう病気もちなんだって知られてしまいます。
これも自己責任ですか?
はじめまして。
私もネットで薬購入は反対派です。
ケンコーコムだって薬剤師がかかわってるかかかわってないか?現実わからないでしょ?
副作用の問題があった場合とか、副作用情報とかちゃんとケンコーコムは管理していたりするんでしょうか?(ま、ここを代表に槍玉にあげちゃうのはなんですが。)
近所のDSが夜遅くまでやってるので、薬を買うのにネットをわざわざ使う(ネットが得意じゃない人も世の中にはいるわけで)必要がないと思うし。
10年近く前ですが、
ネットで、
リンコデ1%散100g
ヒルナミン50mg100錠(ぐらい?
亜硝酸アミルも、(医療用
ニセルゴリンも(サーミオンだったかな?サルモシンだったかな?
が同じ店で買えました。
今はほとんど何にも買えませんが、
メジコン錠(DXM)は買えるみたいです。
自分はネットでの医薬品販売に賛成です。
厚生労働省は利便性を無視しずきです。都会ではドラッグストアも沢山るでしょうが、北海道の過疎地ではドラッグストアはおろか、コンビニすらない地域もあるのです。厚生労働省はネット規制反対派に対してコンビニでも薬が買えるようになるからと言ったようですが、コンビニもドラッグストアもない地域の人は見捨てた発言ですよ。
医師に診察を受け、薬剤師が調剤して説明しても副作用は起こります。
しゅうさん
「危険度に合わせた販売形態の整理」という のは全くなされていない
との意見は確かにそうかもしれません。
ステークホルダーが多数絡む中では、玉虫色の解決が日本の得意技です。
「数年前のドラッグストアチェーンでの医薬品販売コンテストの優勝者が高校生だった」なんて話もあるような業界ですしね。。
遠隔で医師の診察と薬剤師の問診ができるようになれば便利だと思います。
特に、休日夜間専用の遠隔診断所と、バイク便薬局があれば救急車呼ばなくても済むケースも増えて、自治体もコスト削減できるのに。
>皆様
コメントありがとうございます。
日薬がパブコメを出したようですね。
http://www.yakuji.co.jp/entry8257.html
OTC医薬品については「薬剤師または登録販売者による“対面販売”を原則とし、第3類薬でもインターネット販売や通信販売は認めるべきではないと主張している」ということです。
このあたり、学術大会に参加して得るものがありましたので、また追ってご紹介したいと思います。
よろしくお願いいたします。
日本オンラインドラッグ協会は16日、パブリックコメントを提出したと発表しました。(ケンコーコムも同じ内容で、改めてパブリックコメントを提出しています)
さまざまな理由をあげて、ネット販売を第三類のみとした省令案は不当だとしています。
日本オンラインドラッグ協会、『薬事法施行規則等の一部を改正する省令案』について
パブリックコメントを提出(ケンコーコムプレスリリース 10月16日)
http://www.kenko.com/company/pr/archives/2008/10/post_33.html
サトラックスとか、薬局じゃ恥ずかしくて買えません・・・
ネット販売規制は困ります。
自宅住所や電話番号もわかってしまうネットより知り合いのいない薬局の方がマシなのでは・・・個人情報流出しないとも限らないし
便秘薬くらい、と思ってしまうのは薬剤師だからでしょうかね
>お二方
コメントありがとうございます。
恥ずかしさに関しては私もkense様の意見に近いですね。購入側と販売側にはその辺り、かなり意識の差があるのでしょうね。