コムスンの問題

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「介護」を「調剤」に置き換えても話が通じそうで、とても他人事とは思えません。この問題については出遅れた上にあまり情報収集せずに書いています。ご容赦ください。
今回の一連の流れ、途中まで見ていますと完全に「茶番」と思っていました。
事業譲渡は「ウルトラC」などと新聞等に書かれていましたが、譲渡先の子会社である「日本シルバーサービス」、実はこのニュースの数日前までコムスンの子会社だったわけですから。
即ち、厚生労働省からの指定打ち切り情報が事前にリークされていたということです。事業譲渡することまでは、まさに想定されていたということになります。
情報を事前にリークし逃げ道を残して「見せしめ的」な処分をすることで一件落着、のはずだったのでしょうか。しかしここにきて厚労省はコムスンの譲渡に待ったをかけています。
これも想定内なのでしょうか、それとも世論におされてでしょうか。コムスン側も「従う方向で検討」しているとのことです。
「ジュリアナ」で一発当てた会社が介護事業に参入することが悪いとは申しませんが、やっぱり何らかの違和感を感じてしまうのは私だけでしょうか…。
(同日追記)
某識者よりご指摘がありました。Wikipedia「グッドウィル・グループ」によりますと、

折口雅博が、日商岩井(現・双日株式会社)を退社後、ジュリアナ東京、六本木ヴェルファーレなどの立ち上げ経験を踏まえて、1995年に「株式会社グッドウィル」として立ち上げ、その後「グッドウィル・グループ株式会社」に社名を変更

ということで、ジュリアナ東京がこの会社の事業だったということではなさそうですね。直接的な繋がりはないと判断できます。私の調査不足、お詫びして訂正いたします。

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. ぽんた より:

    この業界では、トップを変えて新規指定って良くある話じゃないですか・・・?
    薬局もですが、特に医療法人。
    先日の医師数問題で、大学のバイトをダミーに使って、表ざたになって、何億も返還・・・・億単位になると、やはり指定取り消しのようですが、そこも1ヶ月で、違う人を立てて新規指定、同じようにやってますよ。
    (外来は多少減りましたが)
    でもそれって、業界外からみたら、とんでもないこと、だったんですよね、やっぱり。
    しかし、基本的に規制緩和で、誰でもウエルカムだと、あくまでも「金儲け」ですから、諸問題が起きて当たり前だと思います。
    商売に倫理観を求めても無理。
    やはり最初のハードルを甘くしすぎた行政に問題あるとしか言いようがありません。
    いかに我々が「まとも」か、厚労省もわかったのではないでしょうか?
    しかし、今回も「子会社(孫)」でなく、「別会社」であればいくらでも事業受け継いでできます。
    それこそ、規制のしようがありません。
    やはり介護は、せめてNPOとか、社会福祉法人とか、何らかのハードルがあるべきだったと思います。
    極端すぎました、株式会社は。

  2. くま☆ より:

    >ぽんた様
    常套手段ですよね>最初のハードルを甘くしすぎ
    分業もやはり同じような部分があると思います。異業種参入、大型門前(決して悪い意味ばかりではないです)、これから先どうなるのでしょうか。いろいろな意味で心配は尽きません。

  3. いわこ より:

    あくまで私的な感想としてご容赦ください。
    折口会長の眼は冷酷そのものでぞっとします。人間40年以上生きれば、やはり生き様が顔に出るのだと改めて思いました。

  4. ハマノリ より:

    ありがちですよね。こんなこと。
    まさに想定の範囲内なのではないでしょうか?
    利益を追求するのが悪いことだとは思いませんが、倫理観の欠けた経営は、いつかは崩壊するのではないかと考える今日この頃です。

  5. くま☆ より:

    >いわこ様
    良い悪いは別にしてもやはりトップを含む経営陣の考え方は、組織の方向性を決定付けます。トップの責任は重大です。

  6. くま☆ より:

    >ハマノリ様
    おっしゃる通りと思います。あとは得られた利益をどうするのか。自分の懐に入れるのか、患者さんに還元していくことを考えるのかということも大切と思います。

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