スギ花粉症緩和米

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「スギ花粉症緩和米」来年1月から試験栽培(2006/9/6 読売新聞)
『食べるだけで花粉症を和らげる効果がある「スギ花粉症緩和米」』と書いてあるので、どんなお米なのかと思って記事を読み進めると、抗原の一部を含んでいるとのこと。減感作療法の一種ですね。
減感作療法って「抗原を注射で体内へ入れる」というイメージが強いですが、舌下を投与経路とする「舌下減感作療法」なんてのもあるようですね。まだまだ一般的ではない、と思っていましたが割と行われているのでしょうか。
食事としてアレルゲンを体内に入れることができるということは、注射に比べると痛みもないですし、メリットとなることも大きいのではないかと思います。
花粉症とはいえ重症になると生活に困るケースもあります。そういった悩みを抱えている患者さんにとっては朗報となるでしょう。
しかし気になることもいくつかありますね。
この「スギ花粉症緩和米」、治療の一環として食するのでしたら当然医師の監督下である必要があります。どのくらいの量をどれだけの期間必要とするのか、値段はどうなのか、保険は効くのか、等々…。
トクホのような形となるケースは考えられるのでしょうか。お米だけに難しい問題も出てきそうです。
それから「遺伝子組み換え作物」ということも問題となってくるかもしれません。体への影響はもちろん、様々な議論を呼びそうです。

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. nsiku より:

    スギ花粉症緩和米、今後の行方が興味深いですね。注射や舌下錠に比べれば、扱いやすくて、摂取しやすいですけど、「遺伝子組み換え」というところが、ネックかなと思います。それと、摂取量と期間が、自己管理になると、食べ過ぎる人は必ずいるので、誰が管理するのかの問題ですし。
    家族内で、花粉症ではない人が食べた時のリスクとか…。
    スギ花粉症が、緩和されても、他の症状がでました、では、本末転倒ですものね。

  2. くま☆ より:

    >nsiku様
    やはり「遺伝子組み換え」が引っかかりますよね。
    「お米を食べる」といういたってシンプルな方法であるだけに、注意すべき点もまだまだ出てきそうです。

  3. さつき より:

    以前ニュースでやってましたが、この稲の研究用の水田、近隣の稲作農家から猛反発を受けているそうです。
    これらの稲の花粉により、ブランド米がコンタミしてしまうことを危惧しているそうですね。
    稲作農家にとっては死活問題ですから、ごもっとも。
    まぁ、研究機関の発表によると、この稲は「開花時期が異なるので、ブランド米との交雑の可能性はない」とコメントしていたように思いますが。
    生物を扱う以上イレギュラーは付き物ですからね、実際のところ、上記の説明もちょっと苦し紛れっぽく感じたというか、正直、開発段階でブランド米との交雑の可能性まで加味されたかどうか。
    もしそうだとしたら、開発チームはあっぱれ!はなまるあげます♪って感じですね(笑)

  4. くま☆ より:

    >さつき様
    スギの花粉症を減らすための国家プロジェクトで、計画的犯行でしょうか?(笑 知らない間にそこお米が主流米になっていたりして…。
    怖い、怖すぎます!(笑

  5. さつき より:

    あー、国家プロジェクトっていうか、石原さんあたりならやりそうですねぇ。花粉症撲滅に命かけてるみたいだし(笑)

  6. くま☆ より:

    >さつき様
    石原都知事って、花粉症撲滅に熱心なんですか。全然知りませんでした。確かに石原さん辺りだと笑い話で済まなかったり…??

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