武田薬品工業が、同社の「タケプロン」(一般名:ランソプラゾール)と低用量アスピリンの配合剤について製造販売承認申請を行ったということです。
消化性潰瘍治療剤「タケプロン」と低用量アスピリンの合剤の日本における製造販売承認申請について:武田薬品工業株式会社
タイトルが内容を凝縮していますが、
低用量アスピリン + タケプロン
の配合剤だということで、現行の規格を参考に推測してみますとアスピリンは100mgくらい?、タケプロン15mgというのが濃厚でしょうか。
これまで配合剤と言えば、ARBとCa拮抗剤、またはCa拮抗剤と利尿剤といったように、或いは抗糖尿病薬を2剤組み合わせるといったように、作用機序は違えど、同じ目的の薬剤が多かったように感じます。
あ、カデュエットはちょっと違いましたね。これはCa拮抗薬とスタチンという組み合わせでしたか。
この配合剤の新しいところは、低用量アスピリンの副作用予防のために、タケプロンが配合され、配合剤になっているという部分です。いずれも既存の成分ですので、その部分での新しさはありません。
気になるのは剤形ですね。現行のタケプロンはカプセルとOD錠ですし、アスピリンに関しては腸溶性コーティングされているものもあります。
そしてこの製品の名称ですが、「タケ○○○」というのが有力だそうです。今日、たまたまメーカーMR氏に聞いたのですが、あまりインパクトのある名前ではなかったので、肝心の部分を忘れてしまいました(苦笑
「また配合剤か!?」という声も聞こえてきそうですが、この流れは止まらないのでしょうね。3種類4種類の配合剤、なんてのも、そのうち出てくるのでしょうか。
▽ 臨床現場におけるアスピリン使用の実際―古くて新しい奥深い薬をいかに使用すべきか


コメント
配合剤もキリがないですね。湿布の大きさ違いがストップかかったように、もういい加減にして欲しい感じ。
なんならB12でも入れてみます?と言ってみたくなりました。
>ぽんた様
コメントありがとうございます。確かにキリがないですよねぇ…。まさかPPI全てに出てこないでしょうが、ジェネリックも考えますと、これだけでもスゴイことになりそうですよね。
いまさらなのですが、カデュエットの処方が出た場合そのままカデュエットにて調剤しておりました。これをアムロジピン(後発品)とアトルバスタチン(後発品)の薬価の総和がカデュエット薬価以下に抑えたものであるならば変更可能でしょうか?
変更不可能であれば、今回のタケプロンの件もありますし、今後の配合剤の発売は、メーカーの売上防衛のためだけのもので、今後の患者負担のUP・負担する保険料のUPを考えると、最安値の薬価の薬の組み合わせを求められる場合の弊害にしかならなくなりますので、医療費削減を求める当局に圧力をかけていかねばと考えますがいかがでしょう?