タミフルと異常行動・危険行動

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18歳未満の1万人を対象に、タミフル服用の有無と、異常行動・危険行動のリスクを調査した結果が公表されたということです。
ここでは、異常行動と危険行動はそれぞれ以下のように定義されています。

異常行動:幻覚、幻聴など
危険行動:飛び降りなどの事故につながる行動

調査結果では、異常行動のリスクをみると、「タミフル投与者のほうが低い」という結果が出ており、また、危険行動の例に絞ると「使用の有無で差はなかった」ということです。
(関連ニュース)
タミフル異常行動「服用者の方が少ない」(YAHOO!JAPANニュース)

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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. 白澤 より:

    厚生労働省は、「リン酸オセルタミビル」についての基礎・臨床ワーキンググループでの報告に基づき、やっと見解を述べましたが、今年はインフルエンザが既に流行し始め、遅きに失したという感じがします。
    また、十代への使用制限は引き続いており、受験シーズンを控え、現場ではリレンザの供給不足もあり、更なるインフルエンザの流行が懸念されます。
    勿論、脳神経系にはマウスの実験ではありますが、直接タミフルを与えると興奮する事が明らかになっているので、異常行動が懸念される為に使用制限が続く事は理解できます。
    科学的にはタミフルが血液脳関門を通過する事は解明されており、排出機構のP糖タンパクの個体差が異常行動の出現に関与しているのでないかと個人的には思っています。
    しかし、インフルエンザに罹患すると高熱が生じ、子供達は苦痛を生じます。たとえタミフル使用によって、高熱が1日2日短縮するだけといっても、苦痛を訴える子供達を前にして、冷静でいられる親は少ないと思います。
    リレンザも5歳未満の子供には使用ができませんし、吸入そのものが大人でも難しい操作です。
    必要なのは、タミフル使用の是非でなく、子供達を家庭で見守る大人の意識の向上、その為には正確な情報の提供こそが大事なのではないかと考えます。
    薬剤師として、むやみに親の恐怖感を煽ったりするのでなく、正しく”タミフルでわかっている事、わかっていない事”を伝えたいと思っています。

  2. くま☆ より:

    >白澤様
    仰るとおりと思います。
    インフルエンザ罹患後の服薬行動は、最終的には自己決定になるわけですが、本人なり親がその決定を行うのを助けることが肝要と思います。

  3. kitten より:

     この調査結果では、タミフルをとりあえず横に置いて考えるほうがよいと思います。
    まだ、中間報告の段階ですし、結果が覆る可能性も残っていますので。
     私は、「インフルエンザで異常行動を起こす患者さんは、意外に多い」ことに驚きました。
     大事なことは、タミフルやリレンザの使用、未使用に関わらず、インフルエンザにかかった子供から目を離さないことですね。
     インフルエンザは、異常行動を起こしやすい病気だと認識した方がよいのかも知れません。

  4. くま☆ より:

    >kitten様
    ありがとうございます。
    裏があるわけではないのですが、色々とダークな話も聞きますと、本当に正しい情報ってあるのかどうか疑心暗鬼にすらなります。
    こういった調査結果はもちろん軽視することは出来ませんが、鵜呑みにすることもしてはならないですね。

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