タミフル服用について考える

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タミフル異常行動の因果関係等については、報道やたくさんのブログでも書かれています。それに関連して、厚生労働省からは医療関係者へ文書が出されました。
インフルエンザ治療に携わる医療関係者の皆様へ(pdfファイル)
(インフルエンザ治療開始後の注意事項についてのお願い)

中では、

1 異常行動の発現のおそれについて説明すること
2 少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮すること

が言われています。
タミフルが処方され薬局でお薬を受けとった後でも、服用すべきかどうかの判断に迷いがあるケースも十分にあるでしょう。
タミフルの服用に当たっては処方医のから十分な説明を受けてきているはずですが、最終的に服用(口に入れるか入れないか)を決めるのは患者さん(親御さん)です。
服用の決断や、また服用後のフォローについて、大きなサポートができるように薬局としても取り組んで行きたいものです。
個人的に思うことですが。
こういった状況下ですので、タミフルの投与についてはハイリスク患者に限定するなど、なんらかの制限を設けてもいいのではないかと思っています。
私が思うまでもなく、多くの医師たちは最善の判断をしていることでしょうが。
(関連ニュース)
【厚労省】タミフルで注意喚起(薬事日報)
(関連リンク)
国の指示を待つのではなく動け(何かをすれば何かが変わる)
タミフルと異常行動(workaholic薬剤師の思うこと)
厚生労働省、メーカーは注意喚起に積極的でないのか?(クスリはリスクか)

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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. お疲れ より:

     タミフルという特効薬?に対する期待と、ひょっとしたらわが身や家族に降りかかる危険性を考えると、ヒヤヒヤもののような気がしています。
     処方の際に医者からどのような説明を受けているか、患者さん自身はどう思っているか、それを確認しながら服薬説明をしていくといいのではないかと思います。

  2. さつき より:

    インフルエンザと診断を受け、治療を開始されたら、タミフルの服用の有無に関わらず2日間は目を離さないこと。・・・って(^^;;
    あまりに予想通りの発表に朝一で突っ込み入れてしまいました。治療開始の時点での発症からの経過時間がマチマチなのに一緒くたかい!と。でも、これも行政的には自己防衛手段として已む無しというところですかね。
    「副作用副作用って、そんなに言うなら注意喚起くらいいくらでもしますよ。・・・で、あなたがたこれからどうするんですか?」という感じですね。
    完全に家庭に丸投げです。しかも正論です。挑発的ですらあります。
    で、どうしようもありませんよね、実際。なにしろ、タミフルを飲まなくたって、異常行動はあるようですし。下手に「治療開始から2日間」なんていうことを言われたばっかりに、世の親御さん達は戦慄したことでしょうね。物理的に不可能だ、と。以後、異常行動による事故がおきても、全て親の保護責任になるわけです。
    科学的根拠もなければ、検証データも揃っていないのに、公的な注意喚起を素人の外圧により迫るとこういうことになるんだな、という見本ですね。
    煽っていたメディアがどういう反応に出るか非常に興味深いところです。

  3. さつき より:

    そういえば突然リレンザが品薄状態になりつつあるそうで。
    そりゃ、もともとの需要が少なかったところにタミフル注意!ですからねぇ。
    グラクソは儲けましたな。
    ところで作用機序や構造考えたら、タミフルに副作用があるならリレンザだって危ないんじゃないんですかねぇ。世の皆さんは科学というものをお忘れなようです。
    ・・・もう、勝手にしてください。

  4. るるみ より:

    素人的に、タミフルは処方されたくないです(><)
    タミフルに代わるいい薬ってないんですか??

  5. さつき より:

    西洋医学ではありません。
    漢方に“麻黄湯”というものがありますが
    良い薬かどうかは人それぞれでしょう。

  6. よっち より:

    患者さんが安心して服用できるように必要以上の心配を取り除いてあげるのが薬剤師の仕事だと思っています。「心配しないで服用してください。しかし、インフルエンザという高熱のでる病気なのでお子さんの様子には注意してください」と説明しています。異常行動のタミフルによる発生の確率を考えるとこの投薬ではいけないのでしょうか???

  7. くま☆ より:

    >お疲れ様
    報道等も盛んなせいか、タミフルの処方せんをお持ちの患者さん(特に親御さん)は非常に意識が高いと感じています。仰るように適切にお話ができればと考えています。
    >さつき様
    色々な事情を抱えての発表なんでしょうか?噂ばかりですのでここには書きませんが。厚労省としては現状これが精一杯なのかもしれませんね。
    ところでタミフルが危険と言われる一方、リレンザは安全とも捉えられています。しかし機序からいけば同様の副作用は考えられますね。内服でなく吸入という点で、多少はいいのかな?という気もしますが。
    >るるみ様
    さつき様仰るように、漢方で麻黄湯がありますが、お子さんに飲ませる場合は漢方はちょっと難しいかもしれませんね。
    >よっち様
    ベースにはそれが一番ですよね>安心して服用できるように必要以上の心配を取り除く
    処方する医師側でもかなり丁寧な説明がなされているところもありますね。

  8. 霧華 より:

    卸のリレンザの在庫が無くなったからって、グラクソはそれほど儲かっていないと思いますよ。
    製造許可がおりてから薬価収載されるまでに時間がかかったために、昨年期限切れの分を切り替えています。
    当薬局も在庫していた1個を期限の長いものに換えてもらいました。
    昨シーズンのシェアも数%で、タミフルの副作用の件があってMRも頑張っているようですが、会社的には大量に製造できる状態ではないと推察しています。
    日本人の文化として吸入薬というのがなかったためか、上手に吸えないようで、中には十分な治療効果を得てない方もいるようです。
    (高熱でボーッとしているときに、細かい操作が必要なものは使いづらいのではないか?とも思いますが。)
    ただ、血中濃度などをみる限りではタミフルのような副作用は出にくいのではないかと思っています。
    あと、「麻黄湯」は悪寒が主症状のときは良いですが、発熱が主に切り替わった時点で止めた方がよいです。
    もともと悪寒はウイルスなどが体内に入ってきた場合に体温を上げるため筋肉などを小刻みに震わせて熱を起こす運動です。
    麻黄や桂枝はまず発熱、後に発汗を促して悪寒の症状を軽くします。少量の汗をかいた時点で服用を中止します。
    過度に発熱発汗すれば体力・水分ともかなり消耗しますので、激しく汗をかくようなら止めた方がよいです。
    発熱が中心になったら「銀翹散」をメインに使うようですが、これは医療用には無いので病院や調剤薬局ではなんとも。
    くわしくは漢方薬局をやってる方のブログなどでどうぞ。

  9. 白澤 より:

    子供のインフルエンザや風邪の初期の悪寒・発熱には「麻黄湯」が確かに良く効きます。
    また、高齢者の方で悪寒・四肢の痛みを伴う場合には、「麻黄細辛附子湯」も効きます。
    但し、副作用として胃腸障害が多いと思います。霧華さんがおっしゃるように発汗効果大きすぎ、体力も低下しがちになります。
    患者様によっては「桂枝湯」でも十分効果はあります。
    「銀翹散」は温病条弁記載の処方で、寒気の無いのど痛・悪熱に使います。特に、ウィルス性の外感病初期に効果があります。
    OTCで「銀翹片」と言う名前で、パンダマークの看板のかかっているお店で売られています。

  10. くま☆ より:

    >霧華様
    インフルエンザの患者さん、具合が悪く一刻も早く休みたいでしょうが、そこで吸入の操作等をお話しするのも大変辛いですよね。普段からお使いの方は問題なく使えるかもしれませんが。
    麻黄湯についてもありがとうございます。
    >白澤様
    「銀翹片」は取り扱いが制限されているのでしょうか。「銀翹散」はOTC薬としてカネボウからも出ているようですね。

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