アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)「ミカルディス」(一般名:テルミサルタン)とカルシウム拮抗薬「アムロジピンベシル酸塩」を配合したミカムロ配合錠APが薬価収載されました。
メーカー発表はこちらから。
アステラス製薬:「ミカムロ配合錠AP」薬価基準収載 (pdf174KB)
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/pdf/100917.pdf
薬価収載がちょうど1週間前の2010年9月17日、それから発売(予定)が2010年10月7日だそうです。ミカムロ配合錠APの薬価は1錠143.8円。
規格はテルミサルタン40mgとアムロジピン5mgの1種類のみですが、APと付いているあたりを見ますと、近い将来、ミカムロ配合錠BPなんてのが出てくるのかもしれませんね。
この配合剤はとても名前が覚えやすく、また名前から配合されている成分が想起できるのですが、
ミカルディスのミック(Mic)とアムロジピンのアムロ(amlo)を取って、ミカムロ(Micamlo)
と命名したようですね。製剤写真はこちら。

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それから以前、降圧剤系配合錠の一覧表を作成しましたが、ミカムロ配合錠APを加えて更新しました。

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ダウンロードされるかたは、以下のリンクを右クリック、「名前を付けて保存」してください。
降圧剤系配合錠一覧(薬価つき)
http://kumagaip.sakura.ne.jp/sblo_files/kumagaip/image/haigo_1009.png
(関連リンク)
17日付薬価収載受け新発売‐ARB+CCB配合薬 ミカムロ配合錠 日本ベーリンガーインゲルハイム、アステラス製薬(薬事日報)
http://www.yakuji.co.jp/entry20644.html
薬理の基本から知るARBスペシャルガイド

コメント
これだけ配合錠が増えてくると、
「名前がわかりやすい」ってのは、結構大きいポイントです。
つい最近、カデュエット+ブロプレスの処方の患者さんが、
ユニシア+クレストールに変更になりました。
落ち着いてゆっくり考えないと、
何がどうなったか訳わかりません。(汗)
エカード+アムロジンが、
ユニシア+フルイトランに変わった人もいました。
そりゃ、その方が安いだろうけど・・・。
>kitten様
コメントありがとうございます。
> カデュエット+ブロプレスの処方の患者さんが、ユニシア+クレストールに変更
確かに、よく考えないと状況が把握できませんね…(苦笑)。医師は処方を組み立てる段階で混乱しないのか、心配になってしまいます(余計なお世話ですが)。
ミカムロ
勉強会しました
ベーリンガーはアムロジピンの後発品を持っていないのでどこのアムロジピンですか?という質問をしたらファイザーのノルバスクですとの回答がありました。
先発との合剤にして薬価がミカルディス+2円はおかしいだろと思い再度確認してくれと催促したら会社からアムロジピンの出所は答えるなと言われているとのことでした。
本人も知らないのだろうと思いますが・・・
怖いですね。
ベテラン薬剤師(主婦、パート)です。
合剤の名前がなかなか覚えられません:(;゙゚’ω゚’):
点眼剤も合剤がでてきて・・・
今二人目の薬大実習生が来ています。
若い子の吸収力とモチベーションの高さにはついていけないです。
私の生きていく道は~毎日勉強するしかないです。
>uuu様
勉強会したのですね。
配合剤は薬価をだいぶ削られてしまうので、それぞれを足したものの薬価にはならないのかも。
アムロジピンはどこかから調達してくるのでしょうかね。
>わいわい様
コメントありがとうございます。
配合剤のネーミングは確かに分かりにくいと思います。ミカムロみたいに名前から成分が連想できるものはあまり多くないですね。