メイラックス錠1mg製品回収

スポンサーリンク

明治製菓より発売されているメイラックス錠1mg、自主回収とのことでメーカーMR氏より連絡がありました。ロット番号「517・518」の100錠包装が該当するとのことです。
実は先週のうちに購入卸のMS氏より連絡はいただいていたのですが「自主回収だから回収してもしなくてもどっちでもいいです」というものでした。しかし今日になってMR氏が来局してロット番号等を確認していきました。
0610161.JPG
製品回収のお願い
回収理由はこれです(下の写真参照)。
0610164.JPG
パッケージに「1g」の記載
もし1gなら通常の1000倍入っていることになるので、大変なことになりますね。そもそも錠剤が1gもなさそうですが。
当薬局へ納入されたものも回収ロットに該当したのですが、幸いなことに表記の誤りはありませんでした。
0610163.JPG 0610162.JPG
当薬局へ納入されたメイラックス錠1mg
「あれ?医薬品情報BOXで配信しているメールに回収情報が載っていたっけな?」と思って見返してみましたがやはりありません。なぜだろうと思ってサイトを見に行ったら、なるほど「参画企業」の欄に明治製菓の名前がありません。
メーカーサイトでも製品回収情報は掲載されていません。あまり公表したい情報ではないでしょうし実害もないかもしれませんが、積極的に開示していくべきではないでしょうか。

Anout us

このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
詳しくはこちら

くま☆をフォローする

コメント

  1. さんまん より:

     これを見て、思わず「1箱と1ケースの間違い」なんてものを考えてしまいました。封筒50枚で注文出したら50冊納品されてきたということもありました。
     実際に成分が1gだったら、と考えたら途方に暮れてしまうどころではありません。
     でも実害がないのだから、あまり積極的に公開しなくてもいいや、は私も歓迎しません。そのうち取り返しのつかないミスに発展しかねないと考えるからです。某自動車メーカーのごとく。

  2. キョウコ より:

    うちの薬局には該当ロットがありましたよ。
    1gって・・・と思ったけどしっかり書いてありました。ちゃんと気がついた人がいるんですね。
    以前に違う薬で100錠包装なのに
    箱には500錠と印字されたのがありました。
    回収されたけど、上からシールが貼られた商品が入荷していました。そんな対応でいいのかと思っちゃいましたけど。
    メイラックスが品薄なのであと2~3日乗り切らないといけないので大変です。

  3. さつき より:

    誤植といえば、職場の薬局では、適用部位の印字が予めしてある書式の外用袋を採用しているのですが、1年ほど前、「口腔用ぬりぐすり」とあるべきところが「口膣用ぬりぐすり」となって仕上がってきました。
    毎回注文していた業者ですし、いつも決まったテンプレートを使っているものと思い込んでおり、まさかそんなことが起こるとも思っておらず、気づくまでに3ヶ月くらい掛かってしまいました。
    患者さんたちに申し訳ないのはもちろんなんですけどね。
    いくら向こうの責任とはいえ、結局5万枚くらいが返品になりました。業者も大変だったろうなぁ・・・
    薬局経営のみなさまも、ご注意くださいませ。
    世の中、「ありえないなんてありえない」みたいです(–;)
    ていうか、「口膣用」ってどう読むの?(涙)

  4. くま☆ より:

    >さんまん様
    箱が直接患者さんの手に渡ることはないでしょうから、一般向けに公表する必要はないのかもしれません。しかし情報化社会ですので、こういった情報は遅かれ早かれ耳に入るものです。
    自主的公表とそうでないのではどちらがいいのか、言うまでもありません。
    >キョウコ様
    該当ロットが納品されていましたか。メーカー(又は卸)が回収に来ましたか?昨日のMR氏の話だと品薄などということは無いと言っていたのですが、そうでもないのですね。
    >さつき様
    何が起こるかわかりませんもんね。その言葉妙にに納得です>「ありえないなんてありえない」
    しかしそれにしても「口膣用」とは何という誤植!すいません、笑ってはいけないのでしょうが、そのありえなさぶりに思わず吹きました。

  5. キョウコ より:

    交換分とは別に注文した1mgの100錠
    未だ納入されてこないです。
    該当ロットばかりが問屋さんにあるみたいで
    正しい分はまだ入ってきません。
    毎日ハラハラしています。

  6. くま☆ より:

    >キョウコ様
    当薬局で購入した卸MS氏は「中身が変わるわけじゃないので、そのまま使ってもらって構いません」といった感じでしたが、その辺の対応は卸によってマチマチなのでしょうかね。
    「同じ」と言われても漠然とした不安のようなものはありますが…。

  7. りら より:

    当薬局には、ロット番号517が14錠残っていました。517は対象が一部ですので貴重な箱です。ある卸さんは、貴重な箱なので見せてくださいと見て帰りました。13日に注文しようとしたところにこの騒動で、どこを探しても100錠包装は手に入らず、500錠包装を14日に急配してもらいました。バラであった3錠はたまたま前のロットで使用可だそうです。物は確認していきましたが、24日現在まだ回収には来ていません。
    昔、工場で医薬品製造管理者として品質管理をやっていたころ「包装や添付文書まで含めて品質」と叩き込まれました。回収にならないように祈る気持でした。官庁への連絡に始まる一連の回収の手順の大変なことも承知していますので、製造販売業者さんは、さぞ大変なことと推察しています。一方で、個人的には不謹慎ですが回収現場を体験できるのにわくわくしています。
    発表された回収内容(38,555箱)から薬価で計算すると約1億756万円です。もちろん、当薬局のようにすでに調剤してしまい回収できない物もあるので、そこまではいかないでしょうが。
    5箇所の印字のうち1箇所のミスで、実害はないとはいえ、1億円!その上、実際の回収と、さらに再発防止対策にはもっと費用がかかるでしょう。
    現在の医薬品業界では仕方ないとはいえ、これだけの金額を「自主回収」!するメーカーの姿勢を高く評価して欲しいです。
    印刷ミスなのでクラス3の回収です。回収した物はどうなるのでしょうか?
    「単なる印刷ミスなので箱だけ取り替えればよい」と思われがちですが、出荷前ならともかく、回収された物は未開封でも廃棄せざるをえないのでは?・・・・
    それぞれの薬局での保管状態はいろいろでしょうから、製造販売業者として品質保証ができるかどうか?回収した物のすべての品質確認をして再出荷するのは、新しく生産するより手間がかかるでしょう。
    再出荷品の品質に対するリスクを負うことを考えれば、私だったらもったいないけど廃棄します。保険もかかっているでしょうし。すでに調剤された物が多いことを祈るのみです。
    それにしても、あれだけ厳しいGMP管理が要求される中で、なぜ気づかなかったのか?どこかに穴があったわけで、そっちが問題になりますね。印刷ミス以外の品質異常がない体制になっているかどうか、追求されるでしょう。
    「単なる印刷ミス」ですまないのが、人の命に関わる医薬品製造の怖さです。

  8. くま☆ より:

    >りら様
    製薬会社で品質管理をなさっていたとのこと。貴重なコメントをありがとうございます。
    「回収」と一口にいってもコストや手続き、手間などを考えますとものすごく大変なことなのですね。「詰め替えて再利用」と安易に考えていましたがそうもいかないのですか。
    「この程度のミス」だから起きたのか「起こるべくして起きた」のか。実害のない誤印字ですが、どんなミスでもメーカーの信頼に直結しますね。

タイトルとURLをコピーしました