ラックビー微粒 販売中止

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興和創薬が販売しているラックビー微粒ですが、メーカー在庫がなくなり次第、販売を中止するということです。経過措置は平成21年3月末日となっています。
ラックビー微粒添付文書
ラックビー微粒の代替品としては同社が販売しているラックビー微粒Nがあり、メーカーも処方元に対してアナウンスを行っていくとのこと。
ラックビー微粒N添付文書
ラックビー微粒とラックビー微粒Nの違いですが、「添加物としてメタケイ酸アルミン酸マグネシウムが入っているか否か」という一点です。ご存知の方も多いとは思いますが。
lac-b.PNG
ラックビー微粒とラックビー微粒Nの比較
この「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」ですが、そもそもは製品名にもありますようにラックビーを「微粒とするため」の添加物として加えられていたそうです。
それが製剤技術の向上等によってメタケイ酸アルミン酸マグネシウムなしでも微粒化が可能になったため、数年前に当該添加物なしのラックビー微粒Nが発売となりました。
これまでラックビー微粒とラックビー微粒Nは併売されていましたが、製造ラインの等の準備も整い、ラックビー微粒Nへの移行に踏み切った、というのが流れでしょうか。
それからラックビー微粒販売中止の直接の理由ではないようですが、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム服用によるアルミニウムの蓄積もメーカーとしては懸案事項だったようです。
ラックビー微粒にメタケイ酸アルミン酸マグネシウムがどのくらい配合されているのかは分かりませんが、制酸作用もあるだけに、ラックビー微粒Nに切り替えたら「胃の調子が悪くなった」なんてことにはなりません…ね(苦笑)
上記内容はメーカーMR氏より聞いた話が元になっておりますが、誤り等がございましたらご指摘ください。
早おぼえ!医薬品名596
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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. きよりん より:

    ラックビーを飲むと胃腸の調子がよいのですが製造中止になるそうでがっかりしています。同じような成分の薬があったら教えてください。

  2. さつき より:

    ラックビー微粒は製造中止となりますが、ラックビー微粒Nというものはそのまま残ります。製造メーカーも成分もまったく同じですのでご安心を。
    余談ですが、ラックビー微粒は添加剤を加えることで、(個人差はあるでしょうが)旧ラックビーに比べて口当たりが良く服用できた製剤でした。薬剤師サイドとしても流動性が良く扱い易いという利点がありました。
    コストが見合わないための製造中止、ということなんでしょうね。気持ち的にはちょっと寂しい気もしますが、実際のところ微粒Nばかり扱っていますので個人的にはノーダメージだったりします(^^;;
    逆に今まで微粒ばかり扱っていた方は最初ちょっと使いづらくなるでしょうが。。。

  3. kense より:

    コストが合わないというよりほぼ同一薬を2つ販売する意味が無いから、ということでしょう。
    疑問ですが、ラックビー微粒Rって何で出来ないのでしょうか?

  4. ぽんた より:

    ラックビーRはあるけど、微粒じゃなくて散ってことですか?でもRの処方って見たこと無いです。あまり売れて無いから?

  5. くま☆ より:

    >皆様
    ありがとうございます。
    私は受ける処方せんのほとんどがラックビー微粒で、ラックビー微粒NもラックビーRもほとんど扱ったことがありません。
    ラックビー微粒Nの処方が増え、分包機と格闘する日が来るのでしょうか(苦笑

  6. ぽんた より:

    分包機と格闘?
    もしかして、くま様、N微粒をむかしのイメージでとらえてません?(勘違いだったらすみません)
    Nになってから、ラックビー微粒とまったく同じです。よく見ると色が微妙???
    患者さんはわからないでしょう、分包品の色が変わるぐらいで。

  7. りず より:

    ラックビー微粒からNに変わった処方が来て、使ってみましたがやっぱり違いますねー。
    今回はタンニン酸アルブミンと混ぜましたが、やっぱり微粒の方が流動性が良いですね。
    微粒の方を残してほしかった…。

  8. くま☆ より:

    >お二方
    情報ありがとうございます。「分包機と格闘」はオーバーでしたね(苦笑
    これから実際に切り替わっていくわけですが、ちょっと感触を確かめながら調剤しようと思います。
    あ、でも案外意識せずに扱ったほうが、「あれ?」ってことになるかもしれませんね…。服用する患者さんにとってはどうなんでしょう、そちらの方も気になりますね。

  9. LAC-B より:

    販売名
    ラックビー微粒
    販売名コード
    2316014C1027
    承認番号
    (42A)3935
    商標名
    LAC-B Granular Powder
    薬価基準収載年月
    1969年1月
    販売開始年月
    1967年10月

  10. やす より:

    いつも楽しく拝見してます。
    今更ですが、Nになることで、吸湿の問題がでてきました。この前日経DIに出てましたよね。非常に使いにくいものとなってしまったような気がします。分包品のみで使用するならいいですが、それ以外の規格(1.5gとか)で使う場合は短期の処方でないとだめですよね。
    皆さんにお聞きしたいのですが、何日以上なら他の製品に変えてもらいますか?それとも、タッパウエアに入れて保存してくださいと患者に伝えますか?患者のことを考えると変更した方がいいと思いますが。

  11. くま☆ より:

    >やす様
    コメントありがとうございます。
    私も断片的にしか情報が入ってこないのですが…。
    ラックビー微粒Nに関しては日経DIの記事をきっかけに騒がれていますが、吸湿性というのはNになって改めて出てきたものではないという話も聞きました(日経DIの書き方が誤解を招くものだったと)。
    吸湿性による菌数の低下ついては他の整腸剤においても考えられるものでしょうから、包装品以外については考慮しなくてはならないのでしょう。
    どなたか情報お持ちの方がいらっしゃいましたらご教示いただきたく思います。

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