ランマーク使用患者にカルシチュウD3の無償提供

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カルシチュウD3

先日見ました日薬ニュース号外174に、『「新カルシチュウD3患者用カード」をご持参されたお客様へのご対応についてのお詫びとお願い』が掲載されていました。ご覧になった方もいるでしょうか。
内容について簡単に要約しますと、話の発端はランマーク皮下注にブルーレターが出された件です。当ブログでも話題にしました。
薬局のオモテとウラ: ランマーク皮下注にブルーレターが発出
ランマーク皮下注120mgの重篤な副作用として低カルシウム血症が報告されており、関連が否定できない死亡例も出ているということですが、それに対しては新カルシチュウD3で対応するよう第一三共よりアナウンスがありました(日薬ニュース号外172)。
その他にも同等の製品である、「ワダカルシューム」「カルカルシン」「カタセ錠D3」等が推奨されていたわけですが、メーカーとしては「新カルシチュウD3患者用カード」を作成・配布しています。


話が少し逸れましたが、そのカードを持参した患者さんには、OTC医薬品である新カルシチュウD3(または同等品)を販売して対応してください、という話だったのが、一転、今度は無償提供されることになりました。
メーカーは、

患者様の副作用発現リスクを確実に軽減していくための方策
患者様の安全性確保のために、現時点での数少ない有効な手段

だとして理解を求めています。
医療用医薬品の副作用対策として、OTC医薬品が無償提供されるケースというのは、これまでにもあったのでしょうか。通常であればこうした形はまずないと思うのですが、重篤な副作用であり、緊急避難的な措置ということで認められることになったのかもしれません。
日薬ニュース号外174によりますと、

医療用医薬品としてのカルシウム及び天然型ビタミンD製剤の承認取得に向け、関係会社と対応を進めております

ということで、新カルシチュウD3の薬価収載に向けた動きもあり、無償提供はそれまでの限定的な措置になるようです。
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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. <重要な基本的注意>(一部抜粋)
    ・投与前に低カルシウム血症が認められた場合には、低カルシウム血症を是正した後に、本剤の投与を開始する。
    ・本剤投与開始前及び、投与後に定期的に血清カルシウム、リン等の血清電解質濃度を測定する。
    ・高カルシウム血症患者を除き、原則として、カルシウム(500mg/日)及びビタミンD(400IU/日(天然型))を経口補充する。
    処方例)
    アスパラCA 錠200mg1回1錠1日3回又は
    乳酸カルシウム水和物1g/包1回1包1日3回及び
    アルファロール1μg(活性型)1回1カプセル1 日1回

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