旭化成ファーマの「リカマイシンドライシロップ200」ですが、供給調整が行われるとMR氏よりアナウンスがありました。
旭化成ファーマ:リカマイシンドライシロップ200 供給調整へのご協力のお願い(2012/05/18)(PDF)
理由としましては、リカマイシンドライシロップ200の製造が困難になったためで、今後、品薄状態が続くことが予想されるので、供給調整を行うのですね。
その製造困難の理由としては、リカマイシンの原料となる酪酸を入手できなくなったことを挙げていました。酪酸は匂いが強烈であり、それが原因?でバルクを作るメーカーがなくなってきたんだとか…。
Wikipediaで調べてみましたら、酪酸にこんな記述がありました。
バターから得られたのでこの名で呼ばれるようになった。銀杏の異臭の原因でもあり、足の悪臭の原因でもある
これはかなり強烈な匂いであると、納得せざるを得ませんね(苦笑
リカマイシンドライシロップ200は、マクロライド系で唯一「未熟児・新生児」への適応を持つそうですが、それに関する使用を最優先にし、その他のケースでは他剤(エリスロマイシン、クラリスロマイシン等)への代替を検討するような記載がありますね。
突然製造中止になったわけではないですし、また、現段階ではリカマイシンドライシロップ200の薬価削除、製造中止等は考えていないとのことですが、供給制限を行わなければならない状況というのも、なかなか厳しいものがありますね。
▽ マクロライド系薬の見直しと展望―15員環マクロライドの役割と新たな可能性


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