リカルボン服用者を対象とした「骨コツレター」

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骨コツサポートセンター

骨粗しょう症治療薬の「4週に1回」製剤が発売になりましたね。製品名で言いますと、ボノテオ錠50mg(アステラス製薬)/リカルボン錠50mg(小野薬品工業)、いわゆる併売品です。そういえば以前、ボノテオの由来は「bone(骨)の帝王」だといったことを話題にしました。
この2製品のうち、小野薬品工業のリカルボン錠50mgについて、メーカーが4週に1回、服用している患者さんに対して手紙を出すサポートを行うことがアナウンスされています。


「骨コツレター(こつこつレター)」と名付けられたこの手紙、「4週に1回という、のみ方に不慣れな患者さんをサポート」することを目的に行われるとのこと。その流れとしては、

医師、薬剤師が患者さんに登録案内リーフレットを渡す

患者さんが登録はがきを投函

骨コツサポートセンター

となっており、患者さんからのはがきが到着したら、骨コツサポートセンターは、医師や薬剤師に対しては登録した患者さんの名前を知らせ、また、患者さんに対しては4週に1回、「骨コツレター」を送るということです。
その「骨コツレター」は、継続服用と定期的な受診を促すことを目的とし、更に、食事療法や運動療法などを紹介することも行われるようですね。延々と続くわけではなく、半年後にサービス継続の有無を確認するとされています。
4週に1回の服用ということで、患者さんの服用に対する負担もかなり軽減される見込みから、切り替わるケースも多いのでは?といった話も聞きますが、実際4週に1回だと、どういう服薬スタイルになるのでしょう。
どこで見たか失念してしまったのですが、「受診日は朝食を抜いてきてもらって、受診後、薬局でこの薬を受け取ったら服用する」なんて話もあるようですが、空腹という問題点は残るものの、確かに確実な方法かもしれません。
そうしたらそうしたで、患者さんからは「この薬をのむ日は朝ご飯も食べられない」といったクレームがありそうですが…(その服用スタイルが標準的なものになるかどうか、は別にしての話です)。
いずれにしても「骨コツレター」とはなかなか面白いところに目をつけたものです。薬局としてこういう取り組みをしている(始める)ところも、あるのかもしれませんね。
しかし、このサービス、現時点ではリカルボン錠のみが対象で、ボノテオ錠には実施されません。これも併売による競争の弊害…いや、それともメリットでしょうか。
治療薬Up to date 2011年版 ポケット判

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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