レセプトオンライン請求

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先日あるレセコンメーカーのユーザー会に出席した時のこと。あ、私はそのユーザーではないのですが、近い将来導入を考えているので出席させていただいたのですが…。
オンライン請求に関して、今後のタイムテーブルが資料の中にありました。4月に厚生労働省保険局より出されたものなので、どこかにあるかと思って探したところ、発見しました。
厚生労働省平成18年4月10日付保発第0410005号(pdfファイル)
別紙2がまとまっていて分かりやすかったので、画像としてアップします。
20060902.JPG
クリックで拡大
一番下「調剤」を見ますと…。
現在レセコンを使っている薬局-多くはここに該当すると思うのですが-は平成21年度(平成21年4月1日)よりオンライン請求に限定されるとのことです。
レセコンを使っていない薬局は猶予期間としてそこから2年間の時間があります。また特例として一部薬局では更にプラス2年間の猶予が設定されています。
いずれにしても平成25年4月1日より、全ての薬局はオンライン請求をしなくてはならない、ということになります。
「じゃあレセコンがなかったり、オンライン請求できないところは薬局をやめろということ?」との疑問が沸いてきます。その辺りどうなのでしょうか。
実は先ほどリンクしたpdfファイルの最後にこんな記述があります。
(5)書面による請求又は光ディスク等を用いた請求を行う場合には、従前どおりの取扱いとする。
紙やFD等による請求も可能と捉えられます。ただ、やはり流れはオンライン化ですので、可能だとしてもごく一部に限定されるのではないでしょうか。
もっとも、実質的なことを考えてみますと「オンライン請求に限定」と言っているのですから、「出来ないところはやめてください」ということになってきてしまいますね。
賛否両論あるとは思いますが。
蛇足ですが。
お役所の文書ってのはカタカナ表記が必要な外来語ってのはあくまで「俗称」であって、正式名称はちゃんと?漢字で表記されています。
この場合「オンライン」もやっぱりそれに該当してしまうわけで…。この正式名称を見て驚きました。
オンライン = 電子情報処理組織
まあ確かに漢字にすればそうなんでしょうが、かえって分かり難いですね。

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. みちこ より:

    レセコン会社の新薬局獲得が激しくなるんでしょうか?
    でも、小さい薬局には、なかなか業者も訪問に来られない気もします。
    すると、日薬等からの推薦の企業が出てくるのでしょうか?
    また、それに付随して、インターネットのプロバイダ等の営業も増えたりして・・・。
    一番怖い点は、
    オンラインが上手く繋がらない何かしらの障害が出たとき。
    省庁にも、ネット犯罪が出て来てるので、ちょっと心配です。

  2. くま☆ より:

    >みちこ様
    オンライン請求必須でしたら、レセコン会社じゃなくて行政主導である程度やってしまうのも手ですよね。コスト的にもメリットはありそうですし。
    聞いた話では、オンラインでの接続はインターネット網とは別にモデム方式を採用するようです。仰るように、やはりネットだとちょっと危ない部分もありますもんね。

  3. おおきいばなな より:

    レセプトオンライン請求について
    企業立の総合病院の総務担当です。レセプトのオンライン請求に関しては現在ISDN回線を使用していますが、医事課からBフレッツ導入したいと注文が来ています。Bフレッツの導入には本社決済を医療の現場をを知らない本社の連中から取らねばなりません。本社から「なぜ既設のISDNでなく、Bフレッツ?」と突っ込まれた際、どう答えたらすんなり了解してくれるでしょうか?

  4. タマ より:

    この4月から始まるんですね。
    レセコンメーカーに対応を確認したらまだ待ってくださいとのこと。 介護保険の請求でISDN回線は持っているんですけどね。
    支払い基金に条件を問い合わせたら、かなりセキリュティーに面で厳しい条件をつけていました。その通りにやっていたら初期投資が膨大なものになってしまいそうです。
    審査を担当している方から聞いたのですが、現場では電子請求の恩恵を受けるようになったのはつい最近のようです。 それまでは受け取ったデータを紙媒体に印刷して審査を行っていたそうです。 最近コンピュータ処理で審査が行えるようになったとのことです。
    ところで
    (5)書面による請求又は光ディスク等を用いた請求を行う場合には、従前どおりの取扱いとする。
    の解釈が違いますよ。
    厚生労働大臣が定める日までは書面・ディスクでの請求を従前どおり取り扱うがそれ以降はオンライン請求しか受け付けないと書かれています。
    最終的には(平成25年4月以降)は全保険医療機関がオンライン請求をすることになるようです。 そんなことできるんですかね。
    給付は思いっきり締め付けてくるくせに…
    国の施策でオンライン請求を行うのならばその費用は国が負担するべきものではないでしょうか?
    介護保険が始まった当初は、請求用のコンピュータの無料リースを国保連(だったかな?)が行いました。 

  5. くま☆ より:

    >おおきいばなな様
    コメントありがとうございます。
    技術的にはBフレッツの方が確実に勝っていますし、今後主流となるのは間違いないでしょう。しかし現時点でISDNが引かれていますと変える理由が必要ですよね。
    一番はコスト的な部分がネックになると思われますので「ひかり電話」を引き合いに出し、トータルでコストが安くなることをアピールするのが一番でしょうか。
    この辺のページが参考になりますかね。
    http://flets.com/pr/triple/phone/
    NTTの方のプレゼンの資料を見たことがありますが、グラフを使って視覚的に訴えるものが多かったので、有効な手法かもしれません(当然といえば当然ですね…)。
    >タマ様
    試行的にオンライン請求は始まるようですが、まだまだ敷居は高いのでしょうか。うちは既にBフレッツ入れているので今更ISDNというのもなんですしね。もう少し先になりそうです。
    それからご指摘ありがとうございます。オンライン請求は始めるけれども、紙や磁気媒体での請求も可能(最長平成25年3月31日まで)、という意味ですよね。

  6. 迷走薬剤師 より:

    患者はどう思うんでしょうかね?
    患者の中にはお伺い書の住所などを書くのを嫌がる人もいますし。
    病歴なんて住所以上の個人情報ですし、いくら「安全な通信手段を使っています」と
    言われても患者の立場としては納得できないんじゃないでしょうか。
    住基ネットでの前例もありますし。(あれはあれで別の問題もありましたが)
    そんなことよりも(個人情報の問題は重要ですが)、経営者としての立場だと
    「また負担が増えるのか・・・」というのが切実な問題です。
    どう考えても(用紙代、インク代等を含めても)郵送のときよりもお金がかかります。
    「インフラ整備のお金ぐらいはそっち持ちで・・・」と言いたいぐらいです。
    私のような個人薬局には何のメリットもないなというのが正直な感想です。

  7. 霧華 より:

    レセプト提出に宅配業者を使っている時点で個人情報の取り扱いとして問題ありなのでは?
    まあ、輸送中は業者が責任を取るでしょうし、1件問題起こせば、その業者は撤退でしょ。
    大体レセプトに氏名や生年月日なんて不要なんですよ。送り先決まっているんですから。
    保険番号だけなら余程のことが無い限り、誰の医療内容だか普通わからないでしょ。
    保険証も早く磁気化して、社保でも国保でも同じカードで仕事が変わってもデータだけ変える形にして。
    毎回受診時に取り込んで、レセプトも当日中に送って、翌日には保険データを消えるようにしてしまえば、氏名と保険番号を簡単に照らし合わせることがしにくく出来ます。
    処方箋には患者側の希望があれば特別仕様のQRコードをつけて、保険カード無しでも保険が使えるようにすれば、介護者が薬を取りに来れるでしょ。
    どちらにせよ月に1000枚単位の処方箋が来るような薬局でもない限り、オンライン化するメリットが無いですね。
    面分業だと5~600枚程度では赤字になる可能性が高いですし、そこでオンライン化義務付けによる負担がくれば、それを機に閉局する薬局も出てくる可能性すらあります。

  8. くま☆ より:

    >迷走薬剤師様
    >霧華様
    我々請求する側の立場としては費用ばかりかかってメリットが見いだしにくい状況と言っていいかもしれませんね。
    支払をする側はデータの一元管理ができますのでメリットも大きいかと思います。というよりもオンライン(磁気)請求の究極の目的がそれなのかもしれません。

  9. らく より:

    この件に関して、非常に困っております。
    今、高園産業のレセコンを使っているのですが、高園産業がレセコンシステムの提供自体を平成22年までとしており、オンライン化について尋ねてみましたが…
    「平成22年度のサービス停止に伴い、現在のレセコンシステムをインターネットに接続して直接支払基金へデータを送信するソフトを開発する予定はない」
    との返答。
    その後色々と聞いてみましたが、結局は「新しいレセコンを入れて勝手にやってくれ」という内容でした。
    支払基金にも直接聞いてみたのですが、やはりオンライン化を進めているメーカーに乗り換えてもらった方が問題もないのでお勧めしているとの回答でした。
    しかし、まだローンも残っているシステムを廃棄して新しいシステムを導入すると、くま様をはじめ経営経験のある方々にはおわかりだと思いますが…とんでもない金額がかかります。
    もう少しオンライン化についての詳細な説明や、こういったサービス予定のないメーカーを使っている薬局に対して救済・延期等の対応を期待したいのですが。
    皆様のお使いのメーカーは、ちゃんと対応してくれてますでしょうか?

  10. くま☆ より:

    >らく様
    現在は電算請求をしていらっしゃいますか?もししているのであれば、レセコンメーカーに頼らずにオンライン化は可能です。スキルも多くは不要です。
    というのも、「レセプトのオンライン化」は現在フロッピーもしくはMOにて提出しているデータをオンラインにて送信するだけの話です。
    提出方法が変わるだけの話ですので、現在使用しているレセコンがデータさえ吐き出してくれればそのまま使用が可能と思われます。

  11. さつき より:

    らくさんのところの現行システムでも、サポートが続いている間は、くま☆さんのおっしゃるように自力でもなんとかオンライン対応できそうですね。
    でも、素朴な疑問なんですが、開発終了したレセコンって、いつまでサポートが続くんでしょうか?これまでそういうケースってあるんですかねぇ・・・
    サポートが終了してしまうと、法改定等に対応ができなくなってしまうので、その時点でレセコンとして使えなくなっちゃいますもんねぇ。
    なんというか、企業倫理の問題を感じてしまいますねぇ。高薗駄目だなぁ・・・

  12. らく より:

    くま様、さつき様、ありがとうございます。
    昨日は一日、オンライン化について調べて終わりました。
    勘違いしておりまして、自動的に指定のデータベースのテーブルに書き込むようなソフトが必要かと思ってましたので、くま様のコメントを頂きホッとしております。
    サポートの終了は、さつき様のおっしゃる理由から新システム導入を意味します。
    まだローンも残っているのに、あと2年経ったら数百万を費やして別の会社のレセコンを買わねばなりません。
    もちろん入力所作も変わりますので、従業員の負担は激増です。
    しかしながら、件の会社は「とにかく以前から連絡しているようにあと2年で…」の一点張り。
    商法関係の法律に抵触しそうですが、もししなくとも顧客に自社の事で迷惑をかけて、それでヨシとしているような会社は信用なりません。

  13. ぽんた より:

    うちも神戸の方の会社ですが、2年で終わりで、新しいシステムしか販売しないので、旧システムの法改正はしないと。
    で、新しいのはオプションとか少しプラスでなく、新しいものを購入です。
    このメーカーはDOSからウインドウズの時もそうでした。
    で、2回目なので、あきらめて新しいのを購入と思ったら、おたくの県は作りません。。。。
    代理店は自分が進める会社のセールスを次から次へと送ってくるし。新しいシステムでは使い勝手が違うし。
    うちも、いい加減にしろ!!!って状況です。
    医師会は医師会でシステム作ったらしいですし、薬剤師会も何か対策考えて欲しいですよね!そういうときのための「団体」でしょうけどね!!!
    だいたいオンライン自体、何で反対しないんだ???って思います。
    弱者切り捨ての薬剤師会らしいです。

  14. ぽんた より:

    追伸ですけど、オンライン自体は、「代行請求」が所属団体で可能です。法律上は。
    でも、対応は決まっていませんから、無理とは思っても、県薬で対応しろ!!!ってうるさく言ってます。

  15. くま☆ より:

    >皆様
    コメントありがとうございます。
    現在の日常業務、レセコンなしでは考えられません。それが非常に高価であったりサポートの面で不満があったり…と何とかしてほしい状況はどこも変わりがないのでしょうか。

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