平成20年より独立した医療制度が創設されることを、以前の記事で書きました。
12月20日の記事「後期高齢者医療制度」
その内容が徐々に出てきています。
後期高齢者の初期診療、登録主治医に制限を・国保中央会提言(NIKKEI NET)
初期診療、即ち「かかりつけ医」を登録制にしようという動きがあるようです。更に診療報酬は、登録した患者の「人数」に応じた定額払いだというのです。
包括医療ということが言われていますが、この後期高齢者医療制度もやはりそういった流れの中にあるのでしょうね。
「登録制は医者だから、薬局は関係ないじゃん」と考えているとこれがとんでもなくて、薬局も登録制にするという可能性も十分にありえます。現在でも一部に取り入れられていますよね。
調剤報酬の体系までは何とも言えませんが、例えば患者さんの一部負担金を変動性にすることも考えられます。登録したところでは1割負担、登録外では3割負担といった形で変動するというものです。
あくまで色々な「想像の上」ですが、そうなってくるとどうでしょう。利用者側、薬局側、それぞれが現状と何か変わりますかね?
主治医は登録制、薬局は?
ウラ
コメント
患者を抱え込むという意味で、昔のマル免制度とはどう違うんでしょうか?
マル免では医療の質は下がりましたよね?
囲い込みがすすみそうで嫌ですねぇ・・・・・
妙な付加価値をつけたりするところが出てきそう。
質を無視した、目先しか考えてない今の医療改革にはほんとげんなりです。
くま☆さんにお示し戴いた日経NETの記事、興味深く読ませていただきました。
その記事中、
「提言では後期高齢者の初期診療を診療所に限定し、患者が事前に選んだ主治医が病状に応じて専門医がいる病院に患者を紹介する仕組みとする。」
というのがありますが、これって大前提として、都市型医療で、自宅の周りに何件かある診療所の中から自分のかかりつけ医を選べるっていう場合のみを想定してません?
自力で行ける範囲には1件しか病医院が無くて、家族等に車で運んでもらってやっとというところに大きな総合病院がある、とかいう地方の状況を想定しているようにはとても思えないんですけど・・・
それと、率直に言って診療所の医師はこのシステムに耐えられるんでしょうか?
責任が重すぎませんかね?
万が一誤診が起こった場合、この患者さんはセカンドオピニオンを得る機会もないわけでしょ?
患者さんにとっては命のリスクが、医師にとっては訴訟リスクがそれぞれ高すぎる気がします。
それと、この形だと薬剤師による受診勧告は「診療所に行って下さい」になるわけですね。
それでいいのかぃ、薬剤師会の親分達・・・
これは大病院は初期診療をやめて初期診療を診療所だけにしていこう、大病院は他の治療をしなければいけないから・・・という目的ですよね?
でも、自由に診療所を選べないなら各診療所の受けの体制をもっと充実させてもらわないと不安でいっぱいです。
先日子供が風邪で診療所にかかったのですが、休日にてその診療所しか診てもらえない、丁度かかりつけの医師は出張。診療時間は当然決まっていて「今は時間外で車でまて」との一点張り。
初期診療には向かないとわかっているけど大病院なら無理やりにいけば、何とか診てもらえたりします。
そんな状況もあります。せめて診療所には2人医師が居て、交代でいつも診てくれるとか。これには収入も関係するので、医師の平均給料体系を考えるべき。その診てくれなかった医者は診療所前にベンツが2台。
時間外で当然診れませんなんていわれるけど、それは医者の給料が高く、医者が一人、そういった医者の都合で成り立ってる状況での「当然」だと感じました。
子供の話とは違うかもしれないけど、やっぱりひとつの診療所(=ひとりの医師)に決めるって言うのはかなり不安なことだと思います。
年寄りから。たぶん、後期高齢者の実態調査から早期保護が考えられていると思います。介護保険と連動させていくための1段階かと。
これから冬。火事の原因の1番目が実質がタバコではなくなっています。75歳以上の運転免許更新に認知症の検査が義務付けられましたよ。アリセプトは「認知症だと誰もが判る」より、ずっとずっと前の段階で効く薬だそうです。本人しか判らない苦しみの段階で服用を始めるのが理想です。でも、年寄りには言い出せない社会ですよねぇ。よってたかって「ダメ人間」扱いされそうで。
普通、人間苦しくてどうにもならない状態まで医者には行きませんが、そのずいぶん前の段階で薬局には行きますからね。軽医療と言われている部分での貢献って期待していますけど。
最近の年寄は、適当にされていると感じると、薬局で他の医者の噂を探っています。どんな医者に行けば良いのか、調剤している薬剤師なら判るんじゃないかと期待します。門前では聞けませんよ。医師に悪いじゃないですか。雇われ人しかいないけど評判に機敏なドラッグや、地域で活躍している薬局店主のいる店です。自分の話をして気持ちが良いと、変えません。これを「かかりつけ」っていうのかなと思います。気分が悪くなれば変えます。信頼関係を崩すのは「一言」で充分ですが、信頼関係を築くには年月と地域の評判が必要です。
薬を貰うだけなら、どこでも良いのです。若い人が多い門前はとにかく便利です。でも、ちゃんと聞きたいことがあるときだけ行く店もあります。TPO別使い分けっていうほどではありませんが。そのあたりの年寄り気分に理解を示してくれる人って薬剤師には少ないです。真面目なんだと思いますけど、堅過ぎると感じてます。お若い方々、がんばれ。良いお年を!
>さつき様
近所の診療所までのアクセスが悪い方においては、病院の医師を登録できるような配慮もなされるようです。しかしアクセスを制限することでのメリットばかりを強調されてデメリットは…。
仰るように受診勧告における薬剤師の役割もどうなってしまうのでしょうかね。
>Miya様
診療報酬の全てが定額制になるわけではないようですが、患者の取り合いといった様相を呈してくるのでしょうか。
質の担保をどのようにしていくのか、考えていかねばならない課題です。
>まじゃ様
アクセスが制限されるのですから態勢の充実を望むのは自然なことですよね。緊急時の夜間や医師の不在時にどうするのか。病-診、あるいは診-診の連携が必要です。
>はなくり様
お書きいただいた「かかりつけ」について、妙に納得してしまいました。年配の方に限らず、人として相手の気持ちを理解することは非常に大切なことですね。人間的な成長が一番必要ですね。