院内感染防止等にも期待、使い捨て型体温計を発売 スリーエムヘルスケア(薬事日報)
現在猛威を振るっているノロウイルスによる胃腸炎、或いは今後流行が予想されるインフルエンザ等の感染性の疾患においては、体温計の使い回しをしないということは大変に有効なことですね。
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<テンパドット>ディスポーザブル体温計(住友スリーエム)
舌下ワキ下兼用のものと、ワキ下専用の2種類が販売されています。主な特徴は
0.1℃刻み(温度範囲35.5~40.4℃)で計測可能
計測後のデータは変色が保持
舌下では1分、ワキ下では3分で計測
兼用のものは1枚あたり18円とコスト的に優れています。従来の電子式の体温計に比べればコスト高にはなりますが、感染リスク低減や手間を考えるとそれでもメリットは大きいでしょう。
後者のワキ下専用のものは45円/枚と割高ですが、体温表示部の裏に皮膚がかぶれにくい素材の粘着剤が塗布されており、上腕の細い高齢者やじっとしていられない子供に対して有効とのことです。
荏原実業株式会社でも非接触式放射体温計「サーモフォーカス」を販売していますが、こちらは普及してきているのでしょうか。ちょっと価格が高い(25000円)ですが、3秒という測定時間は魅力です。
(関連ニュース)
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コメント
耳式体温計(赤外線検出式)を使うという手もありますが、あれは+-0.5℃程度誤差が出ると聞いています。
使い方や使う直前の状態で変化するそうで、参考程度の扱いになってしまうのですが、SARSの時は空港で使ってましたね。
今回の使い捨て体温計は、乳児には使いづらいかもしれませんが、幼児以上なら問題ないでしょうし、何よりイメージづけが良い印象があります。結構普及するかもしれませんね。
荏原のは仕組みが良いので患者負担の面からは普及してほしいですが、レーザーポインターは直接目に入った場合に網膜に障害を起こすことが問題になったことがあるんで、こちらはイメージが良くないかなと思っています。
>霧華様
耳式は結構差が出ますね。うちにあって時々使うのですが、都度表示が異なることもしばしばです。簡便さという点においては大変優れていますが。