備蓄用抗インフルエンザ薬が使用期限切れで廃棄処分に

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国や都道府県が備蓄をしている抗インフルエンザ薬の多くが使用期限切れとなり、300億円分が廃棄されるとニュースになっていました。
朝日新聞デジタル:インフル薬1800万人分処分へ 300億円分期限切れ – 社会
備蓄の殆どはタミフルだそうですね。タミフルの使用期限は7年とされていますが、備蓄用のタミフルが一斉に使用期限を迎えるということで、これだけ多くの、そして高額の医薬品が無駄になります。
直接的な医療費の部分とは別になりますが、これだけのものが廃棄されることは、税金の使い方という点からも、資源の有効利用という点からも望ましくないのは言うまでもありません。
以前、当ブログでも話題にしたのですが(こちら)、備蓄用のものがいずれ使用期限を迎えることは分かっているわけですから、流通分と完全に分けるのではなく、使用期限の短いものから順次流通させてゆくことなどを考えるべきではないでしょうか。


ちなみにご存知と思いますが、備蓄用のタミフルは「赤タミフル」と言われていて、パッケージやPTPシートが赤くなっていますよね。赤くするのには理由もあるのでしょうが、そうしたところも改善の余地があるのではないでしょうか。
赤タミフル1
赤タミフル2
ここで300億分を廃棄して、そして新しいものを購入し、数年後同様に廃棄…という流れになるのではないかと、個人的には、今から危惧しています。
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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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