写真で見るアラミスト点鼻液27.5μg56噴霧

医薬品情報(医療用)
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09年6月19日に薬価収載されましたアラミスト点鼻液27.5μg56噴霧の製剤見本をいただきましたので、使用・比較してみました。薬価は1キット2032.7円です。
メーカー発表はこちらから。

グラクソスミスクライン:1日1回投与の鼻噴霧用ステロイド薬 アレルギー性鼻炎治療剤「アラミスト」新発売!(リンク切れ)
http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2009_01/P1000558.html

特徴としては以下の3点が挙げられています。

・アレルギー性鼻炎に対し、投与1日目から効果が認められています
・1日1回投与で優れた症状改善効果を示します
・人間工学に基づき設計された革新的なデバイスを採用しています

こちらが製剤の入った箱。製剤見本ですので1本入ですが、実際に発売されるのは6g×6本入という包装のようですね。

アラミスト2

側面はこんな感じ。

アラミスト3

こちらは反対側の側面です。規制区分は「要処方薬(処方せん医薬品)」、貯法は「室温保存」と記載されています。

アラミスト4

中身を出してみたところです。特徴的なのがこの形。プレスリリースからも引用しましたが、

人間工学に基づいて設計された「革新的」デバイス

だということで、これまでの点鼻剤とは変わっている感じを受けます。

アラミスト5

こちらは裏返してみたところ。小窓で薬液の残量を確認することができるようになっています。

アラミスト6

キャップはねじらずに、上に持ち上げると外れます。この先端部分を鼻の穴に入れて噴霧することになります。

アラミスト7

持ち方はこれが基本形のようですね。

アラミスト10

アラミスト点鼻液27.5μg56噴霧をフルナーゼ点鼻液50μg56噴霧と並べてみました。後者の方が若干背が高いですね。

アラミスト8

いずれもキャップを外したところ。

アラミスト9

ちなみにフルナーゼ点鼻液50μg56噴霧はこのように持って噴霧します。写真を撮るカメラとの位置関係でちょっとねじれてしまってますがご容赦ください。

アラミスト11

アラミスト点鼻液27.5μg56噴霧とフルナーゼ点鼻液50μg56噴霧をペーパータオルに噴霧してみました。結果はこんな感じですので参考程度にご覧ください。

こちらはアラミスト点鼻液27.5μg56噴霧。液体が広がっている様子がお分かりいただけますでしょうか。

アラミスト12

そしてこちらがフルナーゼ点鼻液50μg56噴霧。中央に液体が集中しています。

アラミスト13

実際に使用してみた感じですが、アラミスト点鼻液のレバー部分が押しにくく、意識して強めに押さないと噴霧されません。また動作が硬いですね。慣れの問題もあるかもしれません。

液垂れに関してはにアラミスト点鼻液に分がありますね。フルナーゼ点鼻液は使用後、ティッシュを持って待っていなければ心配がありますが、アラミスト点鼻液はそれがありません。

また匂いについてですがアラミスト点鼻液はほとんど感じません。個人的には大変好感が持てます。

(関連リンク)

旭川の薬剤師道場(ブログ):アラミスト点鼻液の製剤見本がキターーー(^^♪(リンク切れ)
http://chuopharm.dtiblog.com/blog-entry-303.html

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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. kense より:

    6本入りの箱はでか過ぎです
    フルナーゼ50の56噴霧用もそうなんですが、シュリンク包装をかけてほしいです。未使用の判別が出来ませんので。
    箱のままと箱から出してお渡し、どちらが多いんでしょうか?うちは箱から出してですが。

  2. uuu より:

    確か中がガラス製ではなかったでしょうか?
    フルナーゼの56噴霧もそうですがゴミに出すときに大変不便です。
    重いし、
    今は食品でもそうですがビンから紙パックやペットボトルに移行しているのになんで今どきガラスなんでしょう?
    お金もかかると思いますが・・・
    まさか!
    お金をかけるため??
    ちなみにうちに来る処方箋のフルナーゼにはトーク混合の指示があるのでフルナーゼの56噴霧もアラミストも処方がありません。

  3. くま☆ より:

    >kense様
    シュリンク包装ってのはビニールで密着させた個包装のことですね。それはいいアイデアと思います。
    箱はゴミが増えるからと敬遠されるケースも少なくないですね。
    >uuu様
    おっしゃるように、これからの医薬品には分別のしやすさなども求められてくるでしょうね。
    フルナーゼとトークの混合というのは初めて聞きました!難易度高くないですか?今後そんな合剤が出てくる…なんてことはありませんよね(苦笑

  4. けんちゃん より:

    やはり、拡散的に噴霧された方が刺激も少なく、吸収もされやすいと思います。
    点鼻の方が即効性があると思っていましたが、そうでなかったらしく、投与1日目からの効果は、他と比べ優れているとのことです。
    こういう今までにない形だとプラセボ効果もあがりそうですね。

  5. uuu より:

    くま☆さま、
    それはまずいですね、
    こちらが調剤技術で賄っているのに製薬会社に持ってかれてしまいます。
    あり得ないでもないですね
    最近の製薬会社の傾向(特技)は開発より使いまわしですから・・・
    ジスロマック、クラビット、しかり。

  6. より:

    去年の学術大会のポスター発表で、フルナーゼとトークの混合について検討してる薬局さんがありましたね。配合変化が起こるから長期間は無理って内容だったような…
    アラミスとの臭いが無いのはすごく良いですね。フルナーゼの臭いが気になるって人、わりと多かったので。

  7. simo より:

    ガラス製は本当にわずらわしいですね。
    製剤見本扱ってみてMRにクレームしたら変更予定だって言ってました。
    ・・・
    最初からやってほしい。。。
    トークとフルナーゼの混合ですが、トークを連用するのってどうなんですか?
    トークは頓用的でいいような気がするのですが。。。
    合剤といえば、緑内障のベータとPGの合剤はなぜ日本では発売されないのだろうか?
    ARBと利尿剤なんかよりそっちのほうが絶対助かるのに。。。

  8. uuu より:

    フルナーゼ&トークMixは1~4月にウチの薬局ではかなりのヘヴィローテイションで処方がきます
    混合は確かに長期だと配合変化の心配がありますが
    一本が28回分、
    一日二回片穴一点鼻だと一本を一週間で使い切ります。
    大体の方は毎日二回してないみたいですがそれでも一か月に二本ペースです
    学術大会ではどのくらいを長期としていたのでしょうか?
    気になります・・・
    トークの連用もリバウンドの心配がありますが花粉症の時期だけなので四か月程度、しかもフルナーゼにより2~3倍に薄まった状態で使うので今のところウチの薬局では副作用の報告を受けてません。
    頓用で十分だと思うのですが花粉症の人は毎日が症状Maxみたいな感じだから毎日使っちゃってますね

  9. より:

    >uuu様
    つい先日、大掃除で学術大会の概要集を捨てちゃったんですよ…なので正確な数字は覚えてません。申し訳ありません。
    28噴霧分は大丈夫だけど、56噴霧分はダメだったとか、わりと短いスパン(数ヶ月単位ではない)だったような気がします。
    発表でも確か、外観の変化で確認してただけだったので(成分分析ではなく)、一般の薬局で確認は可能だと思います。混合した物を試験管に入れて放置するだけなので、一度確認してみてはいかがでしょう?目視で沈殿が確認できたはず。
    不確かな記憶で申し訳ありません。
    余談ですが、発表した薬局でもトークの連用は勧めてないけど、その日のうちに効果が出ないとQOLもコンプライアンスも下がるので、苦肉の策として~みたいな感じでした。
    トークとフルナーゼを別々に処方すると、効果を感じやすいトークだけを使ってしまう人が多いんだと思います。
    フルタイドとメプチンエアが処方されてる人でも、「フルタイドは効かない」って言ってメプチンに頼る人がでちゃうようなもんだと…

  10. くま☆ より:

    >皆様
    コメントありがとうございます。
    トークとフルナーゼのmixは結構あるのですね。配合変化があるとなれば、配合剤の線はないですかね。「用時混合」…は流石にないですよね、考えすぎですね(苦笑
    なるほど、コンプライアンスについては一理ありますね。遮様の「フルタイドとメプチン」の話はとてもよく分かります。
    それからsimo様お書きいただきました容器のガラスを変更予定というのですが、発売時にその予定があるってどうなのでしょうね。メーカーの思惑があるのでしょうか。

  11. より:

    概要集確認することができたので、わかる範囲で。
    フルナーゼとトークを2:1で混合した物は4週間後には析出が認められたようです。冷所保存した物はさらに早い期間(具体的な期間不明)で析出確認。
    フルチカゾン製剤のスカイロンでは析出が認められなかったので、フルナーゼの添加物が原因だと思われる。でも、スカイロン:トーク混合品の成分分析をしたわけじゃないので配合変化が起こってないかは不明。
    調査を行ったきっかけは、「押しても動かない」という患者からの訴えがあったため。(析出物が詰まった可能性?)
    メーカーからは混合不可と言われている。
    今後もデータを収集・検討して第二報としたい。
    との事です。(カッコ内は私見です。)
    実際のポスター発表では析出した日数もきちんと書いてあったんですが、概要集にはありません。トーク・フルナーゼの混合ってのをこの時初めて知って、きちんと検討している事にも感心したので覚えてたのですが、実際にはうちでこの処方を受けることはなさそう…って思ったので細かいところをメモってませんでした。

  12. くま☆ より:

    >遮様
    詳細ありがとうございます。
    フルナーゼの添加物が原因、なんですね。そうなると配合剤の可能性はまだあるかも(くどいですね…苦笑
    OTC医薬品で「コールタイジン点鼻液」が発売になるようですね。「塩酸テトラヒドロゾリン」と「プレドニゾロン」の配合剤で指定2類だそうです。
    http://www.jnj.co.jp/consumer/otc/cold/index_19t.html

  13. uuu より:

    >遮様
    詳細ありがとうございます
    大変勉強になりました。
    自分の判断ですが使ってみた感想は
    混合して使い始めはガツンと効いた気がします。
    おそらくトークの血管収縮の直接的な感覚も助長するのだと思いますが使っていくうちに弱くなります。
    今までは直接的な感覚に慣れてきてしまうのかと思っていましたが今回の内容で正解かはわかりませんがなんだか納得しました。
    フルナーゼの効きは時間が経っても出てきますがトークには鈍感になるような
    トークに配合変化に近いものがあれば納得もいきます
    あると思います。
    ありがとうございました

  14. ぴぴ より:

    新しい点鼻薬が出たよ。副作用も局所使用だから少ないし、1日1回だけ。便利だよ。
    2歳半から喘息外来に通っている12歳の息子は、アレルギーマーチの状態をステロイドに助けられながら、ここまできました。
    先日、眼鏡合わせ目的で眼科受診をしました。
    視神経が傷んでいる。未熟児でしたか?
    緑内障を専門にしている医師に尋ねられました
    。いいえ。
    では、ステロイドの吸入は?
    フルタイドとアラミスト点鼻薬を使っています。
    あまり知られていないけれど、原因は鼻吸入ですね。
    サーっと血の気が引きました。
    視神経は、120万本。その半分が障害されて初めて視野狭窄がくると説明されました。
    息子の生命予後を考えると、12歳では厳しいステロド緑内障による神経障害だと言うのです。
    ネットを検索しましたが、視神経障害の副作用は書いてありませんでした。
    便利だと、飛びついた無知な母親である私。
    もっと早くに眼科受診していれば・・・後の祭りです。
    鼻と眼は繋がっているんですよ。
    緑内障の専門医だから気がついてくれたと今は自分を慰めています。

  15. はなくり より:

    ぴぴさま 同じ母親として心中お察しします。今夏亡くなった父が 目尻の湿疹でステロイドを使い続けて 結膜のステロイド皮膚炎と言われていました。白内障手術後の経過も悪かったみたいです。便利には必ずデメリットが付いてくるのですね。鼻づまりの快方に便利なトークも 毎年使うと効果が無くなるどころか 血管浮腫を起こしやすくなったと嘆いた患者さんを知っています。人生が80年なだけに 長いスパンで考えて見たいものです。

  16. けけけ より:

    アラミストをつかいました

  17. 荒木義則 より:

    私は今回初めて使用して具合良さそうです。
    容器がしっかりしているので内容液の詰め替えを販売していただけたらとおもいます。
    よろしくご検討ください。

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