医療制度改革法成立-薬局が「医療提供施設」に

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医療制度改革法が成立(2006/6/14 薬事日報)
日薬FAXニュースでも流れてきましたが、医療制度改革法が成立しました。併せて、薬剤師法・薬事法の改正も行われたとのことです。
この中で私たち薬局・薬剤師にとって大きなことは、タイトルにもあげましたように、薬局が「医療提供施設」として定められたということです。
これは、平成4年の医療法改正で、薬剤師が「医療の担い手」として明記されたことに続いて、大きなことだと思います。


薬局が医療提供施設として認められたことは、これまで薬局・薬剤師が取り組んできたことが評価されたということでしょうか。現状を法が後から認めるような形になった。先人の取り組みに敬意を表したいと思います。
しかし私たちの日常は、今日と明日で何かが変わるわけでもありません。薬局が医療提供施設になったということを、むしろ知らない人の方が多いかもしれません。
でもそれでいいのだと思います。だって、私たち薬局で働いている者の目標は、医療提供施設になることではないのですから。それはあくまで今までの結果に過ぎません。
むしろこれがスタートラインと言ってもいいくらいですね。薬局が名実ともに医療提供施設として相応しいのかどうか。それはこれからの私たちの取り組みにかかっています。

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. まじゃ より:

    医療提供施設になったことを知らない人・・・僕も含めて医療提供施設って何ぞや?って感じです。法律的には解釈はあるでしょうが、病院はお医者さんがいて、診てもらって治療と処方箋出してくれるところ、薬局は処方箋に基づいて薬を作ってくれるところ・・・といった事以上は国民にとっては考える必要も価値も無いと思いますが(もちろんその仕事の中での細かな部分はいろいろ考えることはありますが)。
    どんなに薬局がすばらしく、理想の物になったとしても、国民が「薬局は医療提供施設のひとつで・・・・・」といった感覚は出ないし出なくていい。だって、無くてはならない病院だって「医療提供施設」なんて言葉当てはめてみたこと無いですもん。医者も気にしてないよきっと。
    社会的ポジショニングは大事だけど、その判断は調剤報酬を基準に考えたらいいと思います。
    国民さえ本当の意味で認めてくれれば、その部分は上がり、さぼっちゃっていまいち部分があれば、なくなっちゃうじゃないですか点数って。
    結局目に見えるお役立ち部分しか見ませんし。
    ただ、分業があたりまえになってきている世の中ですが、そうではなかった時代から現在までを切り開いてきた先人たちには「医療提供施設」は意味ある一歩であり、それに若い世代の薬剤師たちは感謝することは忘れてはいけないですね!
    ただ、一般人にはホントどうでもいいことです、きっと

  2. 温泉まんじゅう より:

    一般人の意見。
    私が薬局に求めるものは、
    「こんな症状がある場合は、どんな薬が良いか」
    という問いかけに、対応してくれるという事でしょうか。
    仕事に追われて病院に行かれない・そこまでの症状ではない・・・
    理由は色々ありますが、目薬等どれが良いのか分かりませんし、
    ついつい聞いてしまいます。
    また、その説明で「そうなんだ」と安心もするのです。
    「医療提供施設」というと、なんだか堅苦しい言葉のような気もしますが、
    些細な疑問に応えてくれる。
    これも立派な医療提供の仲間ではないでしょうか?
    一般人にとって気になるものではないですが、
    意味の無いものでもないように思います。
    トンチンカンな書き込みでスミマセン。

  3. まじゃ より:

    温泉まんじゅうさん
    もちろんもちろん、そういう細かなケアを薬局には望みますし、医療提供の場であるというのは当然です。
    僕が言いたかったのは、くま☆さんも言っておられた、「しかし私たちの日常は、今日と明日で何かが変わるわけでもありません」
    医療提供施設であろうとなかろうと、取り組んでいく仕事には変わりないです。
    だから、患者さん側から見たら、医療提供施設だろうと何だろうと、いい薬局は好いし、悪い薬局は悪い。
    医療提供施設ということが薬剤師には大きな出来事だけど、一般人には内容が良いか悪いかしか見えてないよ~といいたかったのです。

  4. くま☆ より:

    >まじゃ様
    そうですね、患者さんにとってみれば、薬局が医療提供施設か否かということは意識にすら上がってこないことでしょう。
    患者さんが直接意識することはなくても、法に明文化されたことによって、薬局で働く人間の意識が変わり、最終的に患者さんにメリットがあるのであれば、それも一義あるのかなと感じています。
    >温泉まんじゅう様
    コメントありがとうございます。
    病医院よりももっと身近なところで、構えずにいろいろな相談ができるというのが求められる薬局の姿でしょうか。
    当薬局へもぜひおいでください!

  5. はまなす より:

    薬局が医療提供施設として認められたのは今回の法案が通っての話だったんですね。
    4月からのような気がしていました。
    何故でしょう?
    温泉まんじゅうさんのおっしゃるような薬局(海外の薬局と一緒ですね。海外では確か医師よりも信頼できる職業が薬剤師の国もあるぐらいですから・・・)がたくさん増え、私もその一員として日々努力し、お役に立てればと思っています。
    今は、OTCに関する情報きちんと入っていませんし、まだまだですけど・・・
    そういえば、6年生になると病院と調剤薬局は臨床実習があると聞いていますが、OTCに関しては勉強するのでしょうか?

  6. くま☆ より:

    >はまなす様
    医療提供施設になるとしばらく前から言われていて、ちょうど制度改定と重なったことが一因かもしれませんね>4月から
    6年制の薬局実習でOTC薬を勉強する程度は、実習する薬局によって結構差がありそうですね。本当はそうならないためのカリキュラムがあるのでしょうが。
    OTC薬、今は量販店などで安く売られるためか、町の薬局で売れるのはかなり減っていると聞きます。薬って安売りするものではないと思うのですが…。価格以外の価値を提供できていないのかもしれませんね。
    医薬品の安全使用のためにも、是非情報を付加して販売することを考えたいと、個人的な思いですが。

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