医薬品ネット販売にはそもそも興味なし?

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ネット販売見直し

株式会社アイシェアが行った医薬品のネット販売に関する調査結果です。
rTYPE:薬のネット販売禁止、見直し「必要あり」3割半「必要なし」2割強
http://release.center.jp/2008/12/1902.html
調査項目を結果別にお示ししますと、以下のような形です。

「インターネットを利用して、風邪薬や漢方薬などの薬を購入したことはありますか?」
 ある 12.2%
 ない 87.8%
「あなたは薬のネット販売禁止する法改正案を知っていましたか?」
 知っていた 31.9%
 知らなかった 68.1%
「薬のネット販売が禁止されるとしたら、あなたはどう思いますか?」
 とても不便 15.2%
 いざという時困る 16.4%
 あまり困らない 68.4%
「薬のネット販売禁止について、見直しの必要性はあると思いますか?」
 はい 34.6%
 いいえ 21.2%
 どちらでもよい、わからない 44.1%
「薬のネット販売禁止について、規制緩和等の署名活動に署名したいと思いますか?」
 思う 18.7%
 思わない 81.3%

全体を通じて見てみますと、医薬品のネット販売そのものに対して「そもそも興味がない」「無関心」といった現状があるのが見て取れます。
ネットで医薬品を「購入したことがない」人が9割近くを占めている現状では、無理もない話かもしれません。
「利便性が損なわれる」とか「安全性が担保できない」といった議論はもちろんしてゆかなければならないものですが、利用者が土俵に乗らずに進められてきてしまったのかもしれません。

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. OAFMT より:

    くま☆さん、皆さん、こんばんは。OAFMTです。
    くま☆さんの言われる通り、薬事法改正は国民の声、つまり利用者抜きで進められてきた話しなのかも知れませんね。薬事法に限らず、官僚体制下ではよくあることですが。
    ただ、この調査のデータを見ると、有効回答数が433名と少数であること、調査日が11月1日~3日と楽天がネット上で署名活動を始めた11月13日よりも以前なので、あくまでもサンプル程度とみておいて方がよさそうです。
    それにしても、そろそろ省令案確定かなと思いながら、なかなか発表されないのは厚労省と改革会議の間でもめているんでしょうね。
    そういえば先日、運転免許の更新で講習を受けてきた時にふと思ったのですが、高齢者による事故が増えてますよね。高齢者数は増えていますから割合が高まるのは当たり前と言えば当たり前ですが、判断能力の低下なども基因して死亡事故、重大事故が増えています。
    でも国は高齢者だからという固定観念で高齢者の運転を禁止とはしていないですよね。その代わりに高齢者講習などをはじめとした様々な取り組みで少しでも事故を減らそうという姿勢をとっています。
    自分はこの時に、医薬品販売もネットだから危険という固定観念で禁止するのではなく、柔軟に対応策を練ることは出来ないのかなと思いました。
    ただ、その為には国民の薬に対する意識を変える必要もあるでしょうし、我々薬剤師や登録販売者も積極的に関与する必要があると思います。例えば、義務教育で医薬品のことを知ってもらうよなことができればと。

  2. くま☆ より:

    >OAFMT様
    ありがとうございます。
    高齢者の運転の話と医薬品のネット販売、何かしら共通する部分がありそうですね。OAFMT様の前向きなお考え、すばらしいことだと思います。

  3. velopapa より:

    そこまで気にしてないです
    薬局で買えれば良いです
    あと、変な事故が起きなければいいです
    需要側ってこんなもんですよ・・・・・・

  4. くま☆ より:

    >velopapa様
    ありがとうございます。
    確かにいろいろ考えすぎてしまっている部分はあるかもしれません…。もう少しシンプルに、自分が利用者だったらどうかといった目線で考えるべきかもしれませんね。

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