同一成分のジェネリックに価格差がある理由

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All Aboutに以下の記事を見つけました。
All About健康・医療同一成分のジェネリックに価格差がある理由
http://allabout.co.jp/health/medicine/closeup/CU20080531A/
窓口で患者さんから、後発医薬品の価格差があることについて質問されるケースも多いのではないでしょうか。大雑把に分かっていたつもりでしたが、詳しく説明されており参考になります。
例えば、(一般名)プラバスタチンナトリウム錠10mgの価格差を見てみます。先発品(メバロチン錠10=第一三共)と後発品で以下のような価格差があります。

(先発)メバロチン錠10 124.4円/錠
(後発)マイバスタン錠10mg(東和薬品) 86.9円/錠
(後発)メバリリン錠10(ケミックス) 27.8円/錠

後発医薬品は薬価の一番高いもの(マイバスタン錠10mg)と低いもの(メバリリン錠10)を抜き出してみました。同じ後発品でも価格差にして60円、実に3倍以上の開きがあります。
マイバスタン錠とメバリリン錠が、これまでどんな売られ方をしてきたかというのが、薬価を見ることである程度予想がつきますね。
じゃあマイバスタン錠はメバリリン錠に比べて3倍優れているかといえば決してそういうわけではありませんよね。価格と品質は単純にリンクしているわけではない、ということです。
我々業界の人間にすら分かり難く、また疑問に感じる部分もあるのですから、それを患者さんに納得してもらうというのはかなり難しいことではないでしょうか。
※ 薬価は2008年6月現在のものです。

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. Miyasei より:

    安く乱売すれば次の改訂で薬価が下がる、ということですよねぇ。
    オパルモンとプロレナールの微妙な薬価差もそのせいみたいですね。
    でも同じ後発品で値段が違うというのも妙な話です。名前ももう少しわかりやすくして欲しいです。
    6月に入り後発品を使っている病院・医院が増えている印象です。厚労省の思惑通り、なんでしょうね・・。医療費が下がる、これはいいと思うんですけど。
    薬情の後発品の名前に先発品の名前を書いたらいけない理由って何かあるんでしょうか?先発の名前がわかればだいぶん助かるんですが・・。
    前から気になっている内容でした。情報ありがとうございます。

  2. くろらべる より:

    後発医薬品の薬価は
    1)新薬(先発品)の薬価の0.7倍
    2)既収載医薬品に後発品がある場合 は、原則一番安い後発品と同じ価格
    3)同一銘柄の合計数が20個を超える場合は後発最低薬価×0.9
    など、薬価決定はいろんな決まりごとがあり
    必ずしも、品質と価格は合致しないことが
    多いですよね・・・汗;

  3. 爽洋 より:

    同じ後発品でも血中濃度や溶出性に標準製剤と比較すると微妙に違いがあるようです 原末も中国やインドの安いのを使用すると原価が抑えられます 同じ薬価収載でスタートが激安販売でそれだけ薬の寿命が短くなります

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