
塩野義製薬が抗インフルエンザ薬「ペラミビル」の承認申請を行ったということです。メーカー発表は以下から。
塩野義製薬:抗インフルエンザウイルス薬「ペラミビル」の承認申請について(pdfファイル)
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/091104_2.pdf
当ブログではライセンス契約をした際に記事にしました。約2年半前のことです。
2007/03/06 塩野義製薬が「ペラミビル」のライセンス契約締結
https://blog.kumagaip.jp/article/3483071.html
ペラミビルは米国において第III相試験の段階ですが、09年10月23日にEUA(Emergency Use Authorization;緊急使用の許可)が出されており、限定的に使用が認められている薬剤だということはご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
正式な承認申請としては、塩野義製薬が世界初ということになるようですね。新型インフルエンザが猛威を振るう社会的背景も、迅速な承認申請につながったのかもしれません。
作用機序はタミフルやリレンザと同様、ノイラミニダーゼを阻害するものですが、最大の特徴は「注射薬」であるという点でしょう。
上市はいつ頃になるのでしょうね。
(関連リンク)
Bio Cryst:Peramivir
http://www.biocryst.com/peramivir

コメント
あーついに来たのか~
ちょっと前から自社の研究開発がうまくいってないのか導入ばっかしてましたからねーこの会社
これも何年か前には発表になって注射剤でしか開発できそうにないということで癌扱いされていたようですが思わぬ追い風で喜んでるでしょうねw
リレンザもタミフルもNA阻害はほぼ検出限界くらいの強さですがそれと比較してどういった強みがあるんでしょうね?
まあ注射となると薬剤師にはほとんど関係無さそうですが・・・
>通りすがり様
剤形は確かにメリットにもなり、デメリットにもなりですね。注射剤ということで、薬局では取り扱いすることはなさそうですね。
インフルエンザ感染→注射が一般的になり、
タミフルやリレンザを扱うことが少なくなる可能性が高くなりますので別の意味で影響は大きくなるでしょう
カロナールのみとかの処方せんになると、患者さんがインフルエンザか分かりにくくなります
カロナール・・・たしかにややこしくなりそうですね・・・ああめんどくさいことにならなきゃいいけど・・・
ちなみに筋注でむちゃくちゃ痛いらしいですよ
現状でも、誰がどうみてもインフル様症状だろ、と思われる患者に対しても、検査が陰性ならばタミフルやリレンザの処方は切らない、というスタンスでやってるところはありませんかね。
いわゆる風邪処方を切った上で、「発熱して間もないため検査では陽性反応が出ていない可能性があるので、症状が増悪したら救急で再受診して下さい」と説明した上で。
少なくとも当薬局の近隣の医療機関はそうやっていますので、注射がメインになったところでウチとしてはあまり変わりがないですね。
「患者がどんな感染症を持ち込むかわからない」という気持ちで常にいるよう、スタッフ教育していますしね。
何か論点がものすごくずれてるような気がしますが・・・
誰がどうみてもインフル様症状ってのはちょっと面白かったですよw
もし100%そうなっているんだったらうらやましいです
検査薬の在庫も少ないようなので環境から見てインフルエンザ濃厚な患者にはNA剤処方してるみたいですようちは
点滴静注だったような気がするんですが。
筋注もするのかな?
ちなみに、うちの場合はカロナールが出た時点で「疑い患者」です。w
小児はほとんど来ませんし、成人の場合、疑いがなければロキソニンでますので。
>皆様
コメントありがとうございます。
「疑い」であれば結構処方が出るんじゃないですかね。
ペラミビルに関しては、発売になってからも、外来における当面のファーストチョイスはタミフル/リレンザのような気がしますが、いかがでしょう。
抗菌薬の注射と同じような扱われ方ではないのでしょうか。
外来で平気そうなら経口剤、入院となったら注射でガッツリ治療。重症例への適応では?
静注用ということなので、いずれにせよ外来で筋注後調剤薬局で解熱剤のみ処方されるなどということはないと思いますが。
>まま様
コメントありがとうございます。
そうなると病院中心で、薬局はもちろん、開業医でもほとんど使われないですかね。実際どういう使われ方をするかは、今の段階ではなんともいえない部分の方が大きいですが…。