市民記者によるジェネリック医薬品考

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ライブドアのニュースにこんな記事がありました。
ジェネリック医薬品はなぜ普及しないのか(livedoorNEWS)
内容については最近の動向をよく把握し、しっかりまとめられている印象を受けます。驚くべきはこの記事を書いた小林亮一氏という方がパブリックジャーナリスト(市民記者)だということです。
パブリックジャーナリストの詳細についてはこちら
PJニュースPJ記者募集ページ
小林氏がどういった立場の方なのか明らかではありませんので何とも言えませんが、しっかりとした観察力と十分な考察がなされていると感じます。
特に、

約6割の医療機関が「なんとなく(後発医薬品に対して)不安」と回答しているのは、医師・薬剤師の知識不足を露呈しているのではないか

(情報提供に対し)ダメならダメ、いいならいい、と、医師・薬剤師が、自分の頭で冷静に判断することが必要であろう

といった辺りは、我々薬剤師にとっても耳の痛いところです。
私たちは実際にジェネリック医薬品を扱う現場にいるので「自分たちはジェネリック医薬品についてよく知っている」という驕りにも似た思いが心のどこかにあるのかもしれません。
しかし現場にいると案外、物事を客観的に見ることが出来なかったり、的確な判断力を欠くこともあります。メディアの情報はもちろんですがこういった記事も非常に貴重なものであり、耳を傾けていくべきでしょう。

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. kense より:

    先発と後発との比較で極端に粗悪な後発があったとのデータを多数見たことがあります。
    しかしその後発品が何であるかは公表されていません(後発品A、B、C、・・・と記載)
    この状況では後発を選べないのも仕方がないのでは・・・と

  2. さつき より:

    ちょっと疑問なのですが、「約6割」の医療機関(医療従事者?)が後発品使用に不安を持つという現状は、先発メーカーのネガティブキャンペーンによるミスリードに主な原因があるんですか?
    少なくとも、ここにいる方々は違いません?
    ドクターサイドにしたって、そんな一方的な情報を鵜呑みにしますかね?
    まぁ、後発メーカーから反論が出てこないから「君子危うきに近寄らず」になるのはわかりますが。MR来ないし。
    今はとにかく正確な情報が欲しいです。
    先発品から後発品に変更になったことで体調変化やアレルギーなどが現れたとのお話を、こちらのブログのコメントでもちらほらと聞かせていただいておりますが、そのような情報、国は医師から集めるべきでしょう?常識的に考えて。
    それらを蓄積し、データベース化し、誰でもアクセスできるようにしてこそ、医療従事者の後発品に対する不安感が取り除かれるんじゃないかなぁ、と思うのですがねぇ。

  3. くま☆ より:

    >kense様
    例えばそのデータですが、提供元はどこなのか、どういった方式で行った比較なのか等々、総合的に評価・判断することが薬剤師に求められているのではないでしょうか。
    言うほど簡単なことではありませんが。
    >さつき様
    そのデータベース、妙案だと思います。でも後発品を促進している国がやるとまた信憑性の問題なんかも出てきそうなので、別の機関がやったほうがいいのかなとも思います。
    ネットがこれだけ普及しているのですから、それを活かさない手はないですよね。

  4. polastar より:

    ケアネットの記事で何度か拝見しています。本日、ジネリックについて書こうと思い検索していたら丁度、たどり着きました。
    プロバイダーは違うのですが、リンクさせて頂きました。

  5. くま☆ より:

    >polastar様
    コメントありがとうございます。ブログも拝見いたしました。
    日本では一般名処方、馴染みがありません。今後はどうなんでしょうかね。(非承認制の)代替調剤の方が現実的な感じもします。

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