広告付き薬袋の是非

スポンサーリンク

広告付きの薬袋を使っている薬局はどのくらいあるでしょうか。今週の薬局新聞に薬袋広告ナビというサイトが載っていました。
薬袋広告ナビ
http://www.8901.jp/
「経営コスト削減!」が謳われていますが文字通り、薬袋に広告を入れることでその費用を広告主が負担するというものです。広告付き薬袋のポイントが3つ挙げられています。

・0円だから、大幅に経費削減!
・表面も一緒に修正できます!
・付加価値をつけてコミュニケーション

あまり馴染みがないとお感じの方もいらっしゃるかと思いますが、日本薬剤師会編集の保険調剤Q&A〈平成20年版〉―調剤報酬点数のポイントでは、Q143とQ144で広告付き薬袋について記載されています。
その概要としては、

・薬剤師法、健康保険法等で明確に禁止されているわけではない
・1つの考え方として、薬剤師法で規定されている事項以外は記載すべきでない
・調剤報酬点数の中に既に薬袋の費用が含まれている
・営利目的である広告が健康保険という患者の療養を目的とする行為の中にあることがなじまない

等、広告つきの薬袋は使用すべきではないといった考え方が示されています。
患者さんにとって薬袋というのはほぼ毎日目に触れるものです。そこにかなりのスペースがあるとなれば、利用しない手はない!と考えるのも自然なことと思います。
そんな中で「法律等で禁じられてはいないけれども好ましくない」というような状況にあるのが、最も中途半端なのではないかと思います。
もし広告付き薬袋の流れが加速するのであれば、例えば「広告は裏面の1/2の面積にする」とか、「広告であることを明記する」などのガイドラインを設けて認めるというのも一つの方法ではないでしょうか。
最もそれ以前に、スペースの有効活用を薬局側から患者さんに提案できれば、それがベストなのでしょうが。
(関連書籍)
保険調剤Q&A〈平成20年版〉―調剤報酬点数のポイント(amazon)

Anout us

このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
詳しくはこちら

くま☆をフォローする
タイトルとURLをコピーしました