後期高齢者医療制度

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平成20年4月-ですのであと1年数ヵ月後ですが-、75歳以上後期高齢者については、独立した医療制度を創設することが既定となっています。これは医療法の一部を改正する法律によるものです。
それに先駆けて今年の10月、9名からなる「後期高齢者医療の在り方に関する特別部会」が社会保障審議会に設置されました。
後期高齢者医療の在り方に関する特別部会の設置について
議事は全て公開とされていますので、厚生労働省のHP内で閲覧することができます。直近では12月12日に開催されたようですね。その資料が本日付でアップされています。
後期高齢者医療の在り方に関する特別部会 議事録
後期高齢者医療の創設に当たっては、「後期高齢者の心身の特性等にふさわしい医療が提供できるような新たな診療報酬体系の構築」が目的として掲げられています。
この制度については、これから内容が明らかにくるでしょうから現時点での評価は避けますが、しかし一つ気になるのは「前期」「後期」という表現です。
分かりやすいと言えば分かりやすいのでしょうが、もうちょっと違う言い回しができなかったのかなと感じます。
(関連サイト)
保険料3段階軽減 高齢者医療最少負担900円(iza)

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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. 霧華 より:

    「後期」以外だと「超高齢者」とか?
    65歳以上を前期高齢者としたのは、現在の27公費が65歳以上の障害者を含むこと、退職国保を廃止すること、おそらく社保の任意継続を組み込むことを考慮しているので、+10歳で線引きして「前期」「後期」に分けたと理解しています。
    10歳の幅を持たせたのは、今後団塊の世代が徐々に前期高齢者に組み込まれていくこと、レセプトのオンライン化に伴いその世代だけデータが抽出しやすくなることにあると思います。
    現在の高齢者の中には、現時点の医学水準から見ると必ずしも正しい医療を受けてこれなかった方が散見されます。(多剤投与や異常な眠剤の服用など)
    このため標準医療を策定するに必ずしも良いデータを得られません。
    現在の60歳ならばそのような特殊例は高齢者に比べて少ないのでそれらをはずせば、今後の標準医療に役立たせることが可能だと見ているのではないでしょうか?
    「後期高齢者の心身の特性等にふさわしい医療が提供できるような」なんて言ってますが、現時点で慢性1病名/3剤程度の比較的健康な方以外は、もうそのままの継続するしかありません。ある意味手遅れです。
    人生の最後10%に一生涯の90%の医療費を消費するそうですが、早い段階で包括にして後発品を促進しないと10年もしないうちに再組み替えすることになりますね。
    それにしても何歳からが高齢者なのか?
    例えば「メトホルミン塩酸塩」(メルビン/グリコラン)は高齢者が禁忌になっていますが、現状では高齢者の明確な線引きが無いため、対応に苦慮してます。
    一応、70歳以上を高齢者としてますが。
    前期高齢者が65歳以上となると、65歳以上が禁忌になるのでしょうか?

  2. くま☆ より:

    >霧華様
    保険区分の上での高齢者と、実際のそれは必ずしも一致しないですよね。というか、(大きな)個人差があることを考えると一律「○○歳から高齢者」というのは難しいでしょうね。
    高齢者になったその日を境に薬を減らすというのも現実的ではないでしょうし。目安の年齢を設定しつつも、個々に応じた判断が求められるのでしょうね。

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