抗ヒスタミン剤の販売、服用に注意喚起

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内科開業医のお勉強日記」で、抗ヒスタミン剤の中枢抑制作用によって集中力や判断力が低下してしまう、いわゆる「インペアードパフォーマンス」についてのエントリがありました。
内科開業医のお勉強日記:第二類医薬品に分類される第一世代抗ヒスタミン剤の危険性:認知・記憶機能、運転に対する影響
http://intmed.exblog.jp/8364866/
詳細は上記リンクからご覧いただけますが、一部抜粋いたしますと「OTC医薬品の副作用は膨大」とし、特に、

急性発症の副作用・副事象ならわかりやすいが、認知機能低下や記憶障害などへの副事象となると・・・実態把握も難しくなるだろう

と書かれています。いわゆる「副作用」と認識されていないケースというのは、実はものすごい数あるのでしょうね。
OTC医薬品の抗ヒスタミン剤はほとんどが「第一世代」であり、代表的な副作用である「眠気」は出現しやすいです。逆にドリエルなんかはその副作用を主作用にしちゃってますし。
単に「副作用」と書いてしまいましたが、厳密には「side effect」「adverse effect」を区別すべきですね。読み難かったらすみません。
09年02月27日の「[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS81」でも書きましたが、抗ヒスタミン剤を服用することでウイスキーにして3-4杯程度と同等の判断力低下をもたらすという報告もあります。
またアメリカにおいては、抗ヒスタミン剤服用後の運転を禁じている州も数多くあります。
医師がOTC医薬品やネット販売に言及するのはこれまであまり見られませんでしたが、上記エントリでは、

アルコールより影響があるという前述の報告とともに、認知機能への影響を考えれば、この第一類~第三類の基準が果たして妥当なのか、もう一度吟味が必要
ネット企業の言い訳・・・”薬局がない離島僻地の人の利便性”って・・その地域ではネット普及率って!

といったことも述べられています。

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. kitten より:

     抗ヒスタミン薬は、世代が進むと副作用が減っていきますよね。
     医療用の薬の方が、OTCより安全という、逆転現象が起きています。
     OTCでザジテンを勧める薬剤師が、
    「副作用が少ない」と説明するのに違和感を覚えます。
     そりゃ、他のOTCに比べればそうでしょうけど、
    医療用ではむしろ副作用が出やすいほうじゃないかと。(苦笑)

  2. くま☆ より:

    >kitten様
    コメントありがとうございます。
    ザジテンの眠気には勝てませんね(笑 体もだるくて飲んだ日は仕事になりません。

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