4月28日付で薬価収載があるようです。気になるものをピックアップしてみました。()内は単位薬価です。
○ キッセイ薬品工業
ユリーフカプセル2mg(51.7円/1カプセル)
ユリーフカプセル4mg(102.9円/1カプセル)
効能・効果:前立腺肥大症に伴う排尿障害
○ サノフィ・アベンティス
プラビックス錠25mg(114.5円/錠)
プラビックス錠75mg(289.6円/錠)
効能・効果:虚血性脳血管障害後の再発抑制
○ ノバルティスファーマ
フェマーラ錠2.5mg(687.5円/錠)
効能・効果:閉経後乳癌
○ 富山化学工業
オゼックス点眼液0.3%(154.74円/mL)
効能・効果:眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、等(以下略)
※ 同一成分のものがトスフロ点眼液0.3%としてニデックより発売
○ リードケミカル
ロキソニンパップ100mg(53.5円/枚)
効能・効果:消炎・鎮痛(変形性関節症、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛)
私も良く知らない、というお断りの上書きますが。
薬価の決め方は「類似薬効比較方式」と「原価計算方式」ってのがあるようです。
ユリーフはハルナール、プラビックスはパナルジン、フェマーラはアリミデックス、オゼックス点眼はクラビット点眼、ロキソニンパップはミルタックスを、それぞれ類似薬として薬価を決める際の参考としています。
ソースはこちら
中医協総会(第86回)配布資料その1(pdfファイル)
その2(pdfファイル)

コメント
お言葉に甘えて、またまたお邪魔します。
以下、国民の一人としての個人的意見です。
画期的新薬は値段高くていい。今の倍でもいい。
本当に必要な人は高くても買ってくれるはず(今の日本なら)。
でもゾロ新はいらない。今までゾロ新メーカーは、国民の資産を食ってヌクヌクと生きてきた。当然競争の激しい海外では通用しない。日本国内だけで通用する「カントリードラッグ」。イケイケドンドンの時代ならともかく、そんなものを抱えている余裕は今の日本にはない。あってもなくても困らないような薬(会社)はもう要らない。それならどこよりも値段を安くして国民に必要とされる道を考えるべき。
もと職場の社長の迷言(?)です。
商品・会社・ヒトは、必要とされるから価値がある。どれだけ売ったかではなく、必要とされるにはどうしたらよいかを必死で考えろ!
そのときは、「何言ってんだ、このタコ親父!」と思っていましたが、今考えれば結構あたってるかも・・・。
>悩める薬剤師様
「必要とされるにはどうしたらよいかを必死で考えろ!」
深い言葉ですね。いろんなものに通ずる気がします。頭では分かっているつもりですが、自分のものにするまでもう少し時間がかかりそうです。
~有限の資源~
GEを勉強していくうちに、なんだか環境問題を連想しました。
人の命はお金で買えないといいますが、お金がないと救えない場合もあります。発展途上国で日本並みの医療水準を維持できるとは誰も考えないでしょう。
日本は豊かですが、それでも支出できる限度があります。原因は官僚の無駄使いとの批判もありますが、実際問題としてお金が足りなくなってきているのは事実です。ではどうするか?自分達にできることは何か?
国民皆保険が破綻したら、困るのは医療従事者だけではありません。国民が一番困ります。今まで救えた命さえも救えなくなる可能性があります。
最小限の費用で最大限の効果を生み出す。今まで豊かすぎて重要視してこなかった費用対効果は今後なくてはならない存在になるでしょう。そして、そこにこそ専門知識が必要とされてくるのかもしれません。
GE選択の際に、大手メーカーで選ぶのは簡単です。「人の命」をたてに先発で通すのも簡単。でもそこに専門知識が生かされているででょうか?
今後さらに医療費の自己負担アップになったら、今まで以上に患者さんも真剣に考え始めます。その時、薬剤師はきちんと対応できるでしょうか?また患者さんに必要とされるでしょうか?
自分自身、非常にあせりを感じています。
>悩める薬剤師様
現状、まだまだ患者さんの医薬品(先発・後発問わず)に対する意識は高いとはいえませんが、今後、少なくとも一定の割合まで後発医薬品への需要は高まります。
数年後、保険の制度こそ違いますがアメリカのように「医薬品に関してジェネリックの金額までは保険給付、先発を服用したい場合は差額を自己負担」といった話にならないとも限りません。
後発医薬品選択に際して、薬剤師が患者さんの要望に応えていけるのか。必要性がなければ医薬分業不要、薬剤師も不要ということになってしまいます。