DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」。今回はツイッターでのbigmakers氏のつぶやきをヒントに記事を構成しました。
東京ドームシティアトラクションズの小型ジェットコースターで先月、会社員が転落死した事故については、多くの方がニュースなどでご存知だと思います。まずは、故人のご冥福をお祈りしたいと思います。そして、このような悲しい事故が二度と起こらないように対策を講じてほしいものです。事故の原因の一つに、安全バーの確実なロックがなされていなかったことが挙げられるのですが、報道によれば、安全管理体制の不備が生じた理由はどうやら「乗客の苦情」だったようです。
続きは以下のリンクからご覧ください。
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:ジェットコースター事故と何も話してくれない患者
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201102/518509.html
薬歴スキルアップ虎の巻 専門疾患篇 (日経DI薬局虎の巻シリーズ)

コメント
確かにですね。
何度も繰り返される、薬歴管理指導料不要論。
処方された薬だけ「買えばいい」って感覚が抜け切らないんでしょうね。
しかし、今算定要件は9項目。1項目あたり1分しかかけなくても9分かかります。
そして1日40枚の処方せんを1人の薬剤師が調剤するという事は、1人あたり12分。
絶え間なく仕事しても、これは無理ですよね。
そもそも12分で調剤すること自体、長期処方になって難しいと思いますけど。
30日上限のときのままですから。
情報提供の一部とするならば、この1日あたり40枚も実質に合わせて、1日20枚とか10枚にして欲しいですよね。
何故40枚について論議を投げかけるかと言うと、調剤報酬は、1日40枚を基準に経営ができる範囲で決められているからです。
それを元に決めてるのに、実質は半分も調剤できない現実ならサギですよね。
それか極論、単なる情報提供のみにして、病院と同じ1日70枚まで調剤できるようにするか。
批判や仕分けの一方的な話でなく、現実の我々の事情もわかっていただきたいですね。縁の下の力持ちですが・・・
病薬はチーム医療推進で、病棟や医療現場に常に「薬剤師が存在」って話になってるのに、何故調剤薬局は例外なんでしょうか・・・
病院の薬剤師が世論に推し進められて、必要だから加わったわけでなく、行政で「いなければいけない」ってスタートラインで、どんどん組織に組み込まれていったんですから。
薬局薬剤師も同じって思うのですけど。
在宅のみならず、地域連携の推進が必要では?
これは組織の仕事でしょうけど。
で。
ジェットコースターで言えば・・・・かなり昔ですが、入り口に身長や腹囲の上限が書いてあったような気がしたんですけどね・・・・
何センチ以上は乗車できませんとか・・・
って、コメント書きつつも、注意書きがあったら罪にはならず、ちょっと怠って書いてなかったから罪って言う、こういう話は嫌いなんですけど・・・
まあ、個人の自由も、自分中心でなく、自分の行動が他人に何か迷惑をかけないだろうか?と考えて行動して欲しい、したいものですね。
今は個中心、自己主張の時代ですけど。
>ぽんた様
コメントありがとうございます。
批判や仕分けに対して、何故不快感を覚えるのか。一番は、これまでの背景や事情をほとんど知らずに、数字だけを見て判断されるからなのかなと、ぽんた様の書き込みを読んでいて感じました。
>ぽんた様 くま☆様
同感です。
結局は、「もちはもち屋」ってことですかね。
その業種の背景や経緯を知らずに、
素人が批判や仕分けをするっていうことに非常に違和感を感じます。
素人からの目線を意識することももちろん大切なわけですが…
専門家、素人、お互いがお互いのポジションを意識しながら、
お互いを理解し、
お互いがより良くなるような関係が構築できればいいのですが、
今の日本を見る限り非常に難しいのかな、
という気がします。
でも、難しいからこそのやりがいも感じますが。
小泉政権の頃から度々表舞台に現れるようになった「有識者」という人々ですが,彼らの持っている『識』とは何なのでしょうか.
私のような知恵の浅い俗な一般人にとっては,「見識」なく物事の方向性を語ることは,徒に現場に混乱を生み出すこと必至ですので,自らが結果責任を負うべき立場にでも無い限りすべきではないと考えがちです.
それゆえに,例えば会社の運営方針に対するアイディアひとつとっても,メリット・デメリットはじめ,それを実行したことによる影響を様々な角度から徹底的に予測・考察した上で,発言するに足る「見識」を得たと確信した場合を除いて提案など出来ないわけです.
そして,実際にそのアイディアが採用されれば,効果を検証し,結果責任を負うわけです.
一方,有識者の方々は自分達が議決した提案に何らかの結果責任を負っているのでしょうか?(負っていませんね)
そこが最大の問題です.
これは官僚主義の政治にも言えることですが,「有識者」は会議室を一歩出れば単なる民間人で,それぞれが様々なしがらみの中に生きているわけですから,なお性質が悪い.
今回の件をはじめとして,いわゆる有識者の方々の集まりから生み出された判断およびその根拠などを見せられるにつけ,議題に上がった状況に対する見識を有しているとは考えにくい状態が続いているように感じられ,非常に憂慮しています.
ある集団が議論を尽くした(と思っている)にも関わらず,客観的に見て論理性を欠いた結論にしか達しない場合というのは,(1)議論のテーブルに乗っている情報量の不足,(2)議論時間の不足,(3)集団の能力の不足,などが一般的には考えられますが,これはあくまで利害関係が一致した集団における話で,有識者会議では更に(4)所詮名誉職なのでそれ程やる気が無い,(5)各々を取り巻く利害関係等が衝突し結論が出ない,などの理由から,実は必然的に,(6)議論を尽くしたしたというポーズのための一応の結論を得る(国民にとって一見尤もらしく刺激的に感じられるものである程良い),という流れになってくるんじゃないかと分析しているのですが穿って見過ぎでしょうかね.
そしてこれらは,権限が無い代わりに結果責任も求められないからこその予定調和であって,100%国費の無駄なわけです.
というわけで確実に仕分け対象にすべきですな.
私は難しい事抜きで、ちょっと大人げない発言しますね。
大抵の患者は「薬局は薬を渡すだけ」って思っている。
そりゃそうだよ、患者に渡る時には問題を解決した状態で渡しているわけだからね。
そりゃ患者からすれば結果的に「渡すだけ」になるわな。
処方箋を受け取ってから手渡しするまでの工程がくり抜かれてるんだもん。
もちろん、毎回毎回問題が発生しているわけでないけど、
薬歴のおかげで問題にならないですんだケースも沢山あるわけよ。
まぁ、薬歴算定は拒否できるモノなんだから、薬歴を不要と思っている人は薬局ではっきり「いらない」って言ってよ。
病状も「プライバーが」とかなんとか言って言いたくなきゃ、言わなければいい。
その代わりこちらは記載ミスで10倍の量が処方されていようが、重複投与であろうが、相互作用であろうが一切答えないから。
(実際には出来ないだろうけど、そう言いたくなる!)
それと薬剤師が「薬を渡すだけ」と思っている人に言いたい。
実際、薬剤師じゃなくて、アルバイトでもいいから薬を無資格者からもらってみる?
その代わり、「もし何かあった時」に、誰がどう対応するのだ?
アルバイトなんてたかが知れてる給料で雇うわけだ。
そんなアルバイト君に調剤過誤の責任を取られせみるか?
誰もそんな責任が重い仕事やらんだろ?
薬剤師という職業は、そういう責任も背負いつつ、毎日ストレス抱えながら仕事しているわけだ。
「日本人は無言が美徳」という風習があるけど、薬剤師も近い部分があるんじゃないかな?
もっと胸はっていいとおもう。(天狗になれと言ってるわけでない)
そりゃ、医師や看護師と違ってクローズアップされる事は少ないから、理解し難い職業である事は間違いないけど、
あまりにも患者サイドからの意見ばっかり聞いていると、成り立つものも成り立たんよ。
ちょっと横道+乱暴な発言ですみません。
不適切であれば削除して下さい。
同感です。
患者さん(あくまで、ほんの一部ですが)は、普段は「薬局は薬を渡すだけ」。副作用など何かトラブルがあったら、「薬局は薬を渡すだけとは、ケシカラン」と基準が二重なんですよね。お客様(本当は売買契約でないので、そう言えないとも思うが)は神様であるので、都合が良い基準を状況に応じて選べる、ってとこでしょうか。
そのようなごく一部の患者さんに対しては、薬局側も何かあった時のために自衛しておくしかないでしょう。以下のような文章を、薬歴に記入するなどして。といっても、過失相殺されるだけで、過失そのものは消せないかもしれませんが。
「薬歴作成の趣旨(適切な管理による薬効発現と副作用の軽減を目的としている旨)を根気よく説明した。しかしながら、仕事上忙しいため時間がないこと(例)を理由に、説明を(~といった)1点しか聞こうとしなかった(あるいは、併用薬に関する情報提供を拒んだ)。また、それでは有事の際の責任を取れない旨を説明するも、その決心には変化がない様子。そこで、やむなく、その日は、説明不十分のまま投薬した。」
さつき様の有識者会議や事業仕分けを仕分けろって、最高です(笑)
薬剤師としてのアピールも、やはりもっと考えなければいけないのかもしれないですね。
問題を解決したときに、問題を解決したっていうアピール…。
医師との信頼関係なんかもあって、一概には言えないかもしれませんが。
必要と思って今までも出来る限り行っていることではありますが、
今回の調剤ではこんなことをチェックしましたって、
少しでも多くアピールするように頑張ってみます。
患者さんへの情報提供、薬識の提供と合わせて行うことで、
事前の相互作用などの予防にもなりますしね。
以前に「医療者と患者は同じ目線がいい」なんて事を書き込んだ覚えがあるのですが、
昔は「お医者様」なんて言っていた時代があったけど、
今はそれが「患者様」ですからね~。
その辺りのパワーバランスがどこかおかしくなってきているのではないでしょうか?
それは教師と保護者にも言える事ですが。
処方箋の記載ミスがあった時に、
患者に露骨にアピールし過ぎると、
処方元のドクターや病院の信頼がなくなる事もありますからね。
そうなれば薬局としてもダメージが大きいし。
かと言って何事もなかったかのように振舞っていても患者には薬剤師の働きを理解してもらえないしっていう「負の螺旋」になっていますね。。。。
薬剤師の仕事を理解してもらうには、
やっぱり月9でのドラマ化が一番手っ取り早いのでは!?(笑
というのは冗談ですが、メディアは強力な影響力があるっていうのは確かですけど。。。。
ミスを指摘するっていうことを大々的にやると、
確かに問題になりますね。
私がよく使う言い回しは、患者情報にしても薬に関する知見にしても、
「このことを医師が御存じの場合と、御存じない場合では、
判断が変わってくることがあります。
安全にお薬を使ってもらうために、
念のために先生に連絡して
再度御判断、御指示を仰ぎたいのですが
お時間頂いてもよろしいですか?」
って感じですかね。
あくまで判断のための情報提供ってスタンスで、
ミスの指摘はほとんどしないです。
患者さんにミスがあったって言ってしまうと、
処方箋が変更されなかった時に
収拾つかないですしね(汗)
上の言い回しだと、薬が変わっても変わらなくても、
医師が一番良い判断をしてくれたって
私も患者さんも思えますから。
>皆様
コメントありがとうございます。
行政刷新会議も鼻息が荒いですが、中医協も黙っていませんね。
しかし大きい視点で見れば、両方とも国の諮問機関ということになるのでしょうから、分かりにくさは残りますし、お互いもやりにくいでしょうね。