DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」。先日、友人らと語り合った内容を参考にまとめてみました。
薬歴といえば、今や押しも押されもせぬ薬局の中心業務の一つ。では、「薬歴に記載すべき事項って何ですか?」――そう問われたら、即座に答えられるでしょうか(なんだか個別指導みたいですね)。薬歴には、患者氏名や生年月日から始まり、アレルギー歴や副作用歴、服薬状況、体調変化、併用薬、そして後発品使用の意向に至るまで、実に多くのことを記載しなくてはなりません。
続きは以下のリンクからご覧ください。
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:薬歴業務は誰のため?
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201202/523562.html
▽ よくわかるPOS薬歴の基本と書き方


コメント
基本的にリアルタイムで記載しないからツライのだと思います。
会話をマイク入力しておいて、文字に起こして、必要なところだけ残す。
スマートフォンに使われている、音声入力検索の機能を使えば、可能ではないでしょうか?
それとカルテ・薬歴のオンライン共用ですね。
アレルギー歴や副作用歴・併用薬は、それで一々確認する必要がなくなります。
個人情報保護を気にするなら、保険証にチップでも入れて、それがなければ見れないようするとか、指紋照合を併用するとか、やりようは幾らでもあります。
ここまで電子レセが進めば、2年もあれば開発できると思います。
昨年の震災でおくすり手帳が見直されていると言いますが、レセデータをきちんと分散管理していれば、震災直後でも医師や薬剤師が苦労することはなかったのではないでしょうか?
薬歴・カルテのみならず、そういう情報は個人情報というだけでなく、公的な財産でもあると思いますので、基金はいつまでも平和ボケしておらず、必要なことを進めてもらいたいものです。
先日医師会の医療保険の担当理事の先生に、在宅推進の話をしに行ったのですが。
すごく真面目な先生で、ツッコミがすごく、質問箇所部分の調剤報酬点数表を持参したら、「薬局さんは皆これだけの事するんですか?この項目をきちんとやれって言われてできるんですか?日常診療でもし私にやれと言われても私は無理です。」
居宅指導の薬歴の項目見て言われました。
それで調剤報酬点数の本ごとお貸ししたら、やっぱり、算定すべき義務が多すぎて、本当にこんだけの事してるのですか?と言われました。
ITを利用して、確かに可能性は無限大でしょう。
しかしそれを入れるのはどれだけのお金がかかるのか。
一体最低何枚処方せんがこないと成り立たないのか?
理想論は理解できますし、厚労省はその方向性でしょうけど(なんせ富士通に厚労省のの天下りがいるんですから)、ますます弱者切捨てでしょうね。
また開業医の先生方ではカルテの電子化は難しいですから、簡単な話しではないですね。
薬歴や薬情や手帳がどんどんあれもこれも増えますけど、本当にそれが患者さんのためなんでしょうかね?
で。
薬歴は記載すべきは、あくまでも「指導の要点」なんですけどね。
個別指導では、あれも書けこれも書けってうるさいですけど。
厚生局も保健所もそうですが、厚生労働省傘下の組織は、勝手に解釈して勝手に運用しているところばかりです。
チェーンに所属しているので、他県の話も聞きますが、よくぞこれ程好き勝手にできるものと。
もっとも他の県からみると、当県はかなり厳しいらしいのですが。
本来なら薬剤師会が吸い上げて、厚生労働省にぶつけ、整合性を求めるべきなのですが、ここ数年何の役にも立っていません。
今回の改正でもどれだけ意見を出したのやら?
ぽんたさん、
私も同意見ですね。
結局は何のための薬歴かということをしっかり認識しないといけない。
情報化はそれで良いでしょうが、マシンに頼りがちな人間ほど本来のスキルがおざなりになるしコピペなどを繰り返すことでそれらの情報は記憶が薄れると思います。
昔ワープロ、パソコンが主流になりつつあるとき漢字が書けなくなった人たちが大勢出現しました。現在は知りません。
しかし、薬歴を含めて便利にかまけるということは何を意味するのかもよくよく理解しながら上手く付き合っていかなければいけないと思います。
自動分包機だって自分でまかないから錠剤の刻印とかを覚えなくなるし、例のような事件も起こりやすくなる。
私は患者サイドに立ちながら患者さんの困った部分を改善するために使用するノートのような位置づけとしか薬歴を見ておりません。
だから重要な部分はしっかり書くけど無駄な事項はさらさらっとね、、、。
薬剤師である以上、治療のお手伝いもするけどそれ以上に生活習慣に触れてセルフメディケーションを推進したいです。
それで医療費抑制の一助に。
保険証なんかはやっぱり情報の一元化がいいですね。処方せんに転記したりレセコンに入れてみたり、ミスを引き起こすたくさんのイベントが多すぎるんです。一元化するに当って問題も出てくるでしょうが、ディスカッションを進めてほしいですね。
>あんず様
全く同じ意見です。
今の薬歴は、厚労省のための薬歴ですよね。
IT化も必要だとは思いますよ。
でも、それは付加価値でやればいいのだと思います。
それを最低ラインにしたら、地方は成り立ちません。
IT化を云々なら、まず二次元コードを義務化して欲しいくらいです。
そしたら、病院のデーターのまま薬局で読み取れます。
突合チェックに、膨大な費用かける必要ないですよね。保険・処方が、イコールで当たり前ですから。
薬局業務運営ガイドラインには、「レセコンへの入力」はありませんから(屁理屈ですが)。
医師の指導料は薬局の10倍以上の点数ですが、カルテに患者状況などそんなに書き込みはありませんよ。
今の状況は患者さんに接するより、厚労省のための綺麗な書類を書くために忙殺されています。それをおかしいと言わない、言えない薬剤師会はへん。
今度の改定で、指導料なんて、何%とれるのでしょう?
うるさく言われたくない患者さんも世の中にはいますし、安定期の患者さんには、イベント無いことが多いです。それが普通ですよね。
現場を知らないから荒唐無稽な点数なんですよね。
それと、もう1点。私も手巻き賛成派です。
カセット間違ったら、入ってる分は全て間違う可能性あるんですよね。
全自動分包機を使った場合は、1包化の加算は算定できなくして欲しいですね。
直接の被包から取出しとか何とか書いてあるんですから。
それと、霧華様
厚生局や保健所がとんでもなくうるさいのには同感です。
そんな事まで言うの?って。はっきり言って心象に結果ありきでこじつけだけですよね。
それと、いつも思うのですが、厳しいなら厳しいでいいのですが、それは全国共通にして欲しいもんです。地方厚生局によってばらつきがあるのは、とっても、変。
うちはダメでも隣の県はOKとか。
確か大都市は、平均点の個別指導できないんですよ。理由は上下差が大きいか何かだったと。
関西圏で聞いた話ですが。大阪・神戸はなし。最近ようやく京都をやるようになったと。
しかし、それすらも地方厚生局に何%はやるようにってノルマがあるだけで。
%も公平なようでいて、分母が少ない県ほど頻繁にあたって、大きい所はスルーできるんですよね。100件の8%と1万件の8%では、1万件は永遠に当たらない可能性が高い。
まあ、とにかく「不公平極まりない」個別指導。ご意見は尊重しますが、当たったら運が悪かっただけって思うだけって段々アホらしく思えてきて。
もっと、公平できちんとした指導体系を望みたいです。指導する理由を添付文書・調剤報酬等の理由を添えてぐらい。
長文失礼しました。
なぜ自動分包機をここで取り上げるのでしょうか?
自動分包機を使っていると監査しないとでも思っているのでしょうか?
自動分包機を使っていない薬局は100%必ず監査してると思ってますか?
円盤式なら計量混合だって機械に頼ってますよね?Vマスも二度巻きなら直接混ぜてませんね?
それもダメにしますか?
数が多く必要だから自動分包機を使っています。
その分設備投資を行っています。
使ってる薬局が問題でしょうか?
そうではなくあくまでも人の問題ではないでしょうか?
実習で薬局と病院とを回りましたが、どちらも自動分包機を設置していました。
そして、どちらも薬剤師は鑑査をしていました。
病院はどれか一包、薬局では全包を識別コードでチェックしていました。
なので、全自動分包機を使った場合は算定できないよう云々、刻印を覚えない云々という流れがしっくりきません。
実際は鑑査しない薬局の方が多いのでしょうか?
>皆様
コメントありがとうございます。
薬歴、もっとシンプルでいいのでしょうね、本当は…。それから、現在に至る経過を知らないと、その意義というかが見えてこないのかもしれませんね(そういう意味では私も大きなことは言えませんが)。
機械化、IT化については、確かに使う側の人間の問題であることが大きいでしょうが、失われたモノも、恐らくあるのではないでしょうか。
こんなコラムを発見しました。
http://agora-web.jp/archives/1223684.html
無駄遣いとは少し言いすぎだと思うのですが、
薬歴にお金をもらうのは、
患者からすると納得がいかない部分があるのかもしれませんね。
でも、薬局側としては、いざという時に役に立っているのというのも事実。
将来的には基本料に盛り込まれる方向がいいのかもしれませんね。
個人的に薬歴はガチガチしたものより、
みなさんと同意見でもっとシンプルでもいいと思います。
上記コラム見ました。
「薬剤師による薬歴管理や情報提供とは、調剤報酬を正当化するための欺瞞である。」
これは、ちょっと言いすぎじゃないかなぁ。
「(薬局で、調剤の内容を帳簿に記入し、かつ、患者に情報提供をする)作業に30点(300円)が支払われる。記録作業はコンピュータ化されているので、作業時間はほぼ零である。」
現場のこと、少しも分かっていないし。
私は、アゴラは結構まともなコラムも多くて好きなのですが、この著者には、正直、賛成できないことが多いですね。
何か、人間社会にある非合理的なものが大嫌いみたいで、合理的でない側面が少しでもあると、それが気に食わないようです。例えば、医学部、博士という制度自体も、不要と主張しているみたいです。
なんだか、清濁(人間の合理性・非合理性の双方)飲み込むことを学ばないまま大人になっている、子供の意見のような気もします。現実を見て理想論を説くのではなく、現実に対する理解のないまま理想論を説いている、と言ったところか。
アゴラの筆者の記事も、「学生の小論文・レポートとして見れば」極めて優秀な作品だと思います。
記事を読みました。
ただただ、あきれているのみ。
記載事項がマシンであり、01(ゼロイチ)信号ですね。
つまりファジーがない。
もし、実社会にファジーがないのであれば世界はあっさり破滅しています。単純にいえば、日本では新幹線は時間通りに来るのにイタリアではずれるのが当たり前。
文化の違いもありますが、いちいちこんな論調には付き合えません。無駄があるからこそ経済は成り立っていくものだと思うからです。
何をもって断定できるのか?
情報をたくさん集めたのかもしれませんが、勝手な思い込みで断定発言をしているところを見ると、「絶対」という言葉を使うタイプの人間でしょうか。
そんな人の記事に金を払うこと自体がナンセンス。私は評論家こそ技術実体のないものの集合であると思っており、そんな人が増えてくると洗脳を含めた宗教的な概念がはびこってくるのではないかと懸念すらします。言葉は使い方を間違えると芸能人のNさんのように、占い師が出口のない穴の中にあっさり落としこめることもできてしまうので、怖いです。
個人的には食べていける技術屋でありたいと願うばかりです。
ただ食いしている方々にちょっとずつでもお金を出してもらう方が医療費削減には寄与できるのではないでしょうか?
言葉に品がなく失礼しました。
> kense様
最初のとっかかりは、自分の手でやる方が処方を覚えやすいと言ったことですし、高額の機械をいれて、どんどん数をこなすのが本当にいいのか?と言うことです。アナログ派の感覚的なものですね。それは最初から機械派では共有できるものではないと思いますし、それが監査云々とは別の話しです。
それと私が言いたいのは、監査するか否かでなく、調剤報酬の算定要件の問題です。
「一包化に当たっては、錠剤等は直接の被包から取り出した後行うものである。」
とあります。
私はこれをヒートからだして自分で調剤するのが本来の形ではないかと考えています。
薬事法上はバラ包装のビンも被包だと言ってた人もいたんですが。
それだったら、わざわざ「直接の被包」なんてまで書かないでしょう。
それと、バラ包装やヒートをばらしても、一旦分包機にいれて調剤したら、直接からワンクッションおいてるのではないか?って思います。
ゆえに、算定要件を満たしてないのでは?と、「私は」思っているからです。
>皆様
コメントありがとうございます。
アゴラの井上氏はこのブログのコメント欄も荒らしまくっていった過去があるので、それ以降、私は一切記事を見ていません。
議論するに値しないものだと認識しています。
ぽんた 様へ
一包化の算定は、患者さんが飲みやすい形にしたことが要件ではないのですか?
自動分包機だろうが、手巻きだろうが、
普通にシートのまま薬袋も別々で渡すのと、
ワンドーズパックにするのとは、調剤においても、確認作業においても
まったく違うものになるのは明らかです。
シートから出したか、瓶いりを使ったかで分けるのっておかしくないですか?ぽんたさんの薬局では、機械まきの監査はしないのですか?
ワンドーズでは撒く事より、監査することの方がずっと大変です。
シートから出して撒くのなんて慣れれば、簡単な作業です。
技術料は、ぶっちゃければ手間賃なのですし、やることやれば貰えば良いのです。
調剤なんて遡れば、散剤を目分量で分けて薬包紙に包むことに行き着くわけで、錠剤・カプセルも一包化もどう患者さんが飲みやすくなるかです。
それでなくても埼玉の事例があるのですから、機械化しても100%信用できないのは言わずもがなです。
機械化は、単純に言って、手間と時間の削減でしかありません。
やることはやっているので、もらうものはもらうで良いと思います。
もっとも、「一包化の加算が取れなくても仕方がない!!」と思えるような「完全」自動分包機が存在するなら、見てみたいですけど。
>お二方
コメントありがとうございます。
今や分包機なくしては業務も成り立ちませんからね…。機械化によって得られた時間を、患者さんのために使うことができるようになるのが、本来ですよね。