DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」。調剤基本料の一元化について、行政刷新会議と中医協の主張をまとめてあります。
このところ、「規制・制度改革」だ「事業仕分け」だと騒がれていますが、調剤基本料の一元化やネット販売の問題など、私たちの業界に関する話題がかなり槍玉に挙げられていることは多くの方がご存知でしょう。現場の人間としては「なんで突然、薬剤師に矛先が向いたのか」と大変困惑しています。そんな中、中央社会保険医療協議会(中医協)と日本薬剤師会が相次いで、政府行政刷新会議の取りまとめに対して抗議する内容の声明を出しています。
続きは以下のリンクからご覧ください。
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:調剤基本料一元化で1店舗当たり1人がクビに!?
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201102/518603.html

コメント
「薬剤師が叩かれる理由」を世間の目線で自分なりに考えてみました。
まず、
『薬剤師の仕事の認知度が低い』が核にあるのではないでしょうか?
一般の人に「薬剤師の仕事とは!?」と質問して答えられる人の方が少ないのではないでしょうか?
次に、
『患者に触る事がないので仕事を軽視されやすい』というのも世間的にはあるのかなと。
『医療』っていうと、患者に触れるというイメージがあるのかなと。
なので、看護師さんやヘルパーさんの方が一般的には重労働という認知なのではないでしょか?
「仕事が不透明」
「患者に触れない」
そこから、「ただ薬を出すだけ」と着地してしまうのかもしれませんね。
そして世間的には「ただ薬を貰うだけなんだから、薬歴とか必要ない」という流れになってしまうのかもしれませんね。
あと、『薬剤師の給料が高い』と未だに思っている人が沢山いると思います。
儲かっていると思っている人も多いのでは!?
そんな人たち(薬を出すだけと言っている人)からすると、支払いの対価に見合っていないと感じるのかもしれませんね。
薬局で金を払うのがバカバカしいなんて思っている人もいるのでは!?
って、自分で書いていてなんか悲しくなってきました(苦笑
薬剤師は「縁の下の力持ち」でいぶし銀のような職業ですが、これからはもっとアピールしていかないとどんどん肩身が狭くなっていくのではないかと思います。
>グルテ様
コメントありがとうございます。
以前もこんなやり取りをした覚えがあるのですが、「見える化」というのはやはり必要なことなのでしょうね。
>「薬剤師が叩かれる理由」・・・
やるべきことをやっていないからですよね。
患者さんや他人のせいにしてはいけません。
当たり前にしてくだされば
患者に触れる、触れない等は関係ありません。
心で触れ合ってくださる薬剤師さんも
中にはいらっしゃいます。
まずは、隣の医療機関の開業時間に合わせて
閉局することはやめてください。
そして、門前薬剤師の意識、9時5時勤務薬剤師意識を改めてください。
(例:採用医薬品以外の処方せんを受け付けたとき他の薬局へふるのはやめてください。
熱があっても平気でそのように行う薬剤師が
いらっしゃいます。
また、今、麻薬処方せんも当たり前の時代ですので受け入れ準備(免許取得)をしておいてください。医薬品は少しなら待つことができますので・・・。)
よろしくお願い申し上げます。
国民の医療を考える会 様
あなたがおっしゃるような、薬剤師や薬局は一部ではないでしょうか?
9時5時勤務なんて、一部にはいるかもしれませんが、公務員じゃないので、皆、残業は当たり前のようにされていると思いますよ。
少なくとも、私の周囲には、9時5時勤務意識の薬剤師なんて一人もおりませんし、居ても困ります。業務が回らない…。
採用品以外の処方せんを他に回すっていうのも、麻薬の免許をとってないっていうのも、私の周囲にはいないなあ。
色々な薬剤師や薬局があると思います。
一部分を見て、全体がそうだと決め付けるのはやめて欲しいです。
「国民の医療を考える会」って、そもそも、実在の組織ですか?ググっても、このサイトしか出てこないのですが。。。
そもそも、「国民」って、一部の国民を代表しているだけでは。。。。。
また、9時5時勤務薬剤師意識があたかも悪のような書き込みですが、本当にそう言い切れますか?「24時間、戦えますか?」という時代は、とっくに過ぎたと思うのですが。それよりも、薬剤師は、5時以降は、仕事をするよりも、余暇として消費を行って経済の活性化に貢献してくれ、とする方が、時代に合致していると思うのですが。
また、そのような薬局のコンビニ化が、果たして多くの国民が望んでいるかに関しては、疑問も残ります。それより、大部分の薬剤師は9時5時でいいから、俺の(私の)給料から引かれる社会保険料を少なくしてくれよ、というのが大部分(特に社会人)の意見なのではないでしょうか?増してや、不況の今は。
それに、そもそも、不当に労働時間の延長を求めることは、労働基準法32条1項2項違反でしょ。
なので、経済・法律を無視し、理想論で固めた「国民の医療を考える会」さんの意見は、国民全体が許容できる範囲内であれば一部の薬局においてむしろ行うべきものであるが、それをすべての薬局が行うべきだと考えている点で採用できない、と考えます。
たしか平成21年度の調査では
麻薬小売業免許取得薬局の割合は
65%にも達していないのではなかったのではないでしょうか。
「自宅で最後まで療養したい」
「自宅で療養して、必要になれば医療機関等
を利用したい」と半数以上の国民がおもって
いる時代に、・・・。
一方で、長野県内の薬局は全国平均を
はるかに上回り90%台であったことと
思います。
(その差はなんなのか知りたくなりました。)
>あなたがおっしゃるような、薬剤師や薬局
>は一部ではないでしょうか?
おっしゃとおり、一部です。
>一部分を見て、全体がそうだと決め付ける
>のはやめて欲しいです。
私は全体がそうだとは決めつけてなんかいません。
患者、市民からみると、自分がそのように
対応されれば薬剤師というのはすべてこうなのか、とおもってしまう。
そうおもいませんか。
また、9時5時勤務薬剤師
と書いたのは単に勤務時間のことだけではなかったのですが・・・。
24時間働け、ということなど
おもっていません。
意識デス、意識。
>国民の医療を考える会さん
おっしゃることは分かるのですが,一番の問題点は,あなたの注文に100%応えられる薬局と,それと全く逆の体制を敷いている薬局とで,フィーが変わらないということですかね.
相当の規模の薬局か,ボランティア精神に富んだ薬剤師が経営する個人薬局でもない限り,今の制度の下では答えられない要求だと思いますよ.
というか,何だか有識者会議の人達の考え方のようで怖くなってきたんですけど,もちろんご自身のご発言にある注文を達成するためのコストをある程度想像した上でご発言されてるんですよね?同業者の方ですか?
ちなみに当薬局は門前薬局ですが,あなたの仰る条件を全て満たしていると自負しております.365日年中無休ですし,電話を用いて24時間の対応もしています.備蓄医薬品は1700品目を超えていますし,麻薬に関しても規格含めて現在流通している麻薬の8割方はカバーしていて,余程特殊なものでもない限り,最低でもとりあえず数日分はお渡しすることが出来るのではないかと思います.
さて,ご自身あるいはお知り合いの方の年収を鑑みた上で,このような体制を採っている当薬局の薬剤師の年収はいくらが妥当だと思いますか?
是非お答え下さい.
患者さんにとってみれば都合よく使っていただける私どもの薬局ですが,一方で小規模の薬局よりフィーが安いんです.
人件費も薬剤の備蓄に掛かるコストも,更に言えば年間に期限切れで廃棄となっていく医薬品の金額も桁違いに大きいのですがね.
さてどうしてですかね?
麻薬のデッドストックとか,本当に厳しいですよ?1品目でも10万円とか平気で超えます.法的に縛られているので,余りそうだからって,他所様に売ることとかも出来ないですよ?
利便性を享受しようと言うのであれば,それなりの対価を支払ってください.
もちろん,税金で良いんで.
もっともっと偉くなって,きちんと国民のために仕事をしている薬局に,薬剤師に,もっともっと税金を投入してください.
何卒宜しくお願い申し上げます.
というか,普段余り経験しないんで忘れていましたが,直接自分に言われているのではないにせよ,他人に上から目線で「もっと働け」とか言われるのって心底不快なものですね.
社長にだって言われたことないのに!(笑)
盆も正月もGWも無く働いてて,こんな評価かぁ.
あーあ,コメント見なきゃよかったですわ(T-T)
私の表現の仕方がいけなかったかもしれません。
患者に触れる、触れないというのは、くま様にご指摘の「見える化」の一部という事が言いたかったのです。
やっぱり患者に直接、接している仕事の方が一般的には理解されやすいのかなと感じただけです。
心で接するというのは聞こえはかっこいいですが、
それだけでは伝わりきれない部分や理解してもらえない部分があるのも事実です。
今までも「目に見えなくてもいつかは解ってくれる。必ず伝わる」と言ってきたわけですが、その結果、基本料引き下げになっている現実があるわけです。
本当に薬剤師の努力だけが足りないのでしょうかね。
ちなみに今月、うちの期限切れの麻薬の廃棄金額ですが、30万円でした。
会社でとったアンケートを、
私なりに分析してみたことがあるんですが、
結構面白いデータが出たんですよね。
薬をもらう時に、説明をどの程度求めるか?って項目。
定期薬がある方は、副作用などを重点的に、十分な情報提供してもらいたい方が多くて。
逆に定期薬がない方は、渡すだけで良いって方が多くて。
普段薬局に良くいらっしゃる患者さんたちには、
薬の怖さも大切さもわかってもらえてるんだと思いました。
努力が全然伝わっていないわけではないと思います。
頻繁に薬局を利用するようになるまでは
あまり理解してもらえないのかなぁ。
(わかりにくい職業だからある意味仕方ない気もする)
行政に携わる元気な方々が薬局を利用することが少ないか、
何か話を聞く前に聞く耳を持っていない方が多いのか、
そんな可能性もあるような気がします。
点数の議論からずいぶんずれているようですが
自分の気に入る薬剤師さんへ行けばいいだけです。
利用者側からすれば、楽ですよね。一元化は。
私は薬剤師ですけど。
周りは説明いらない人のほうが多いですね。
「紙よりPCや携帯でみるからって」
確かに納得。
「エコだし」と言われればより納得。
薬剤師の場合は医者と違って株式会社化が認められているから、
「点数が足りなければ売って利益上げてください。」と言われたらそれまでなんだよね。
専門家だからこそ30分でいくらとか、保険外でとってもいいようにさせてほしいですね。
その方がいいかもしれない。
本当の意味での薬剤師の能力とわれるから。
>皆様
コメントありがとうございます。
…とはいえ、この手の話になると、どうも議論がかみ合わないような部分もありますね(今に始まったことではないのですが)。
国民の医療を考える会様がご指摘のような薬局は確かにあるでしょう。一部、どころではないかもしれませんが、正確な数が把握できているわけではないので何とも言えませんが。
これはこれで、全体としてどうしてゆくべきか考える必要があるのですが、そのような「一部の人たち」は、こうした問題に正面から取り組まないので、非難に近い形でここに書き込まれても骨折り損というものです。
金曜日の夜に、このブログに書き込んでいるような人たちは、間違いなく高い意識を持って仕事をしています(ブログを自慢しているわけではありません、念のため)。
対象が違いますので、ここでお互い議論してもすれ違いになるのは無理もありません。あまり真正面からガツンと行き過ぎないよう、ご留意願います。
もちろん、お互いが他人事では問題は解決しませんので、よりよい未来のために、前向きな議論が必要と思います。
加熱してますね。
昔の薬局のフィーを知っている方々は根強く薬局が儲かる場所だと思われているんですよね。
物を売る人たち、情報を売る人たち、サービスを売る人たちなど職業は様々ですが、あまり引っ張り合いをしてみたってデフレスパイラルを引き起こすだけのディスカッションしか生まないですね。
みんなががんばってそれに対してそれなりの給料をもらって、使って微妙なインフレを作り上げていく必要が今はあるのだと思いました。
理想論でもだめですけどね。現実に在庫管理というものは大変ですから。
>あんず様
コメントありがとうございます。
「調剤基本料」という部分に留まらず、大きな視点から物事を捉えてゆく必要もあるのでしょうね。
この手の議論は、結局、①医療に市場原理を導入すべきか否か、②仮に導入するとしてどの程度導入すべきか、という議論に収束するのでしょう。
民主主義であることを前提とすれば、国民の多くが①に肯定的なら、そうすればいい。現に、菅内閣が以前言っていた第三の道って、その方向でしょ。ただ、それでホントに多数の患者にとって、良い結果になるのでしょうかね?その点につき、参考になるJBpressの記事(医療に「効率」を求めるとどうなるのか)を掲載しておきます。見れなかったらごめんなさい。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5536
また、①も行き過ぎれば、薬九層倍の昔のように戻る可能性があるかも。この点でも参考になる歴史小説(日無坂)を最近読んだので、紹介させていただきます。参考になれば幸いです。
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%84%A1%E5%9D%82-%E5%AE%89%E4%BD%8F-%E6%B4%8B%E5%AD%90/dp/4103070617/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1299113950&sr=1-1
上記コメントは、OTCネット販売の方に記載した方が、より適切だったかも知れませんね。また、調剤報酬体系の廃止ないしは大幅な緩和という方向で議論が進む可能性が高い、という前提で話を進めたので、いささか論理の飛躍があったかも知れません。
この点、昨今の厳しい経済状況を背景に、医療に市場原理が大幅に取り入れられる方向性のニュースが最近多いことに対応したコメントであることを斟酌して頂ければ幸いです。
>HY様
コメントありがとうございます。
医療をはじめ、福祉や教育といった分野に市場原理を導入するというのは、永遠のテーマなのかもしれませんね。現状も、大変絶妙なバランスの上に成り立っているのでしょう(これがベストかどうかというのは、また別の議論が必要ですが)。
前にも 同じようなことを 言いましたけど
正直 やってみないと 分かってもらえないと思います。 医者だって ほんの少し前までは余る余るといわれて 絞ったら 全く足りない。
産科も サービスを充実させ、まるで高級ホテルのようにしないと 生き抜けないと 言われていたのに今や 産科難民を出す状態。
政権だって 民主なんかにやらせると こうなる事は分かる人は分かっていたし警告もしていたのに 無政府以下の現状
とにかく 日本国民は やってみて 一回死ぬほど痛い目に合わないと 目が覚めない
ただし今回は 覚めたときに日本があるかどうかが 怪しいくらい国力が衰退しているのが問題なんですけどねぇ
>とにかく 日本国民は やってみて 一回死ぬほど痛い目に合わないと 目が覚めない
同感ですね。
でも、一回やってみたらなかなか元には戻らないんですね。
いい例では政権も国民を写す鏡。
一人ひとりがよく考えて、
良く勉強してから意見をもたないといけないですよね。
今の日本って本当に何をしたいのかさっぱりわかりませんね。
先へ前へ国際化へ。
正論なんですけど。
でも、どんどん日本人が海外へ流出し、技術も労働力も・・・日本はどんどんへちまみたいになってきて。
日本に残ってる人間には、これでもかってがんじがらめに縛りつけて身動きができなくして。
足元はふらふらで、ちょっと歩くと穴だらけ。
日本に生まれた人間全てが、まずは日本を大切にしないと、元々の国がなくなってしまえば、国際社会で活躍ってのも消え去ってしまうんですがね。
な~んか・・・・世の中不可思議。
で、我々の仕事も、いやあ医師や看護師さんたちも皆、患者さんを治してよろこでもらえることに、一番の生きがいを感じてたはず。
でも・・・今って、あれもしろ、これもしろ、相手の顔色伺って、自分に責任負わないことをまず考えて・・・・患者さんの話聞くより山のような書類の処理に追われて・・・
変な世の中ですね。まったく。
本当に一回壊れてみろって暴論を言いたくもなりますよね。
でも、日本を壊す前に霞が関を解体して欲しいもんです。
>皆様
コメントありがとうございます。
「一回死ぬほど痛い目に合わないと目が覚めない」というのは、普段いかに無関心か、ということのあらわれですよね。
薬物治療にしてもそうですが、まるで他人事。自分の体、自分の飲む薬なのに、自ら関わろうとしない人が、少なくないと感じます。