薬価収載がありました

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後発医薬品90社の402品目を薬価収載(2006/7/7 薬事日報)
後発医薬品が402品目とは、またすごい数ですね。やはり全規格収載の通達が出た影響もあるのでしょうか。今回の目玉はやはり、ホクナリンテープ、クラリス/クラリシッド、ラミシール、コニール辺りでしょうか。
それ以外にタリビッド錠やセフゾンカプセル、シベノール錠やアイピーディーカプセルといったものの後発品も出てきていますので注意が必要ですね。
後発品に混じっていくつか気になるものも収載となっています。気が付いたものだけになってしまいますが拾ってみます。
アムロジンOD錠2.5mg/5mg
ノルバスクにはOD錠の発売はないのですが、同一成分のアムロジンは今回OD錠を発売してきました。多少はノルバスクのシェアを取れるでしょうか。
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案内パンフレット
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アムロジンOD錠5mg(下はアムロジン錠5mg)
(関連記事)
メーカー発表:高血圧症・狭心症治療薬/持続性Ca拮抗薬「アムロジンOD錠 2.5mg/5mg」の新発売について(PDF189KB)
3/21「流行のOD錠があの薬にも!」
ジルテックドライシロップ1.25%
剤形の追加ですね。小児用ということではなく、成人用だそうです。「用量の調節が可能です」とありますが、そんなに調節の必要性があるのでしょうか。
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4月時点での案内文書
セレギリン塩酸塩錠2.5mg「アメル」
これはエフピー錠の後発品ですね。
セレニカR錠400mg
倍量規格です。
バップフォー細粒2%
バップフォーに細粒ですか。剤形の選択肢が増えることはいいのですが、多くは年配の方が服用するこの薬、どの程度必要かは未知数です。
フリバスOD錠50mg
フリバスは25mg、50mg、75mgとありますが、今回OD錠が発売になるのは50mgのみ。他の規格は今後出てくるのか、それとも一番売れている50mgだけなのか。今後が気になるところです。
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手は私のではありません
プロマックD錠75
プロマックの新剤形ですね。亜鉛を含むために「亜鉛欠乏症」にも用いられることがあります。しかし効能・効果には謳ってないため、いわゆる「適応外使用」として使われます。
余談ですが、長野県は亜鉛欠乏症の病名でプロマックが通るそうです。全国で長野県だけだとか。メーカーは適応取得を目指しているようです。
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亜鉛を強調したパンフレット
(関連記事)
メーカー発表:亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマックD錠75」新発売のお知らせ(PDF/168KB)
ボグリボースODフィルム「QQ」
これってベイスンの後発品なのでしょうが、ODって付いてることは早くもOD錠の後発品が出現?メーカーサイト(救急薬品工業株式会社)を見ても詳しいことが載っていませんので詳細不明ですが。
メチスタ錠500mg
ムコダイン錠500mgの後発品です。今まで500mgの後発品がなかったため、メーカーは500mgをアピールしてきたとのことですが、今回発売になるようですね。メチスタ錠は東和薬品の製品で、250mgもあります。
(関連記事)
東和薬品:平成18年追補収載品
メイアクトMS錠100mg
カゼインフリーにして牛乳アレルギーの方でも服用できるようになりました。小児用細粒に続いて、です。
(関連記事)
明治製菓:新製品情報
6/16「メイアクトMSの「MS」って?」
6/6「[近日発売]メイアクトMS錠100mg」
ナボールテープL
ボルタレンテープL
従来からありますが、大きいものを追加です。モーラステープLみたいなもんですね。
ナボールパップ140/ナボールパップ70
ボルタレンパップ/ボルタレンパップS
ジクロフェナクのパップ剤が出てきました。ゲル、テープ、パップと来たら次はローション/液でしょうか。
プロピオン酸フルチカゾン点鼻用50μg56噴霧用
これも倍量規格といえば、そうなりますかね。先発品・後発品とも28噴霧・56噴霧の規格が出てきています。
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先発品はフルナーゼ
(関連記事)
メーカー発表:鼻炎治療薬「フルナーゼ点鼻液50㎍56噴霧用」発売へ
~クリアな容器で残量確認が可能に~

ツロブテロールテープ0.5mg/1mg/2mg
各社ありますが、久光製薬、祐徳薬品とテープの基剤部分ではしっかりとした技術のありそうなメーカーも出してきています。
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祐徳薬品のパンフレット

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このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. kense より:

    今回のことでメーカーに対して一言
    ジルテックDS
    1%にして欲しかったし、分包品を出して欲しい。そもそも大人用だけではどれだけ処方が出るか微妙ですが、、、
    フルナーゼ点鼻用50μg56噴霧用
    従来のものは「フルナーゼ点鼻液50」手書きだとどっちか分からないです。

  2. さつき より:

    個人的にアムロジンODは微妙かなぁ。
    現時点ではメリットが薄いような・・・
    プロマックD錠はなかなか味が良かったです。水なしで服用すると最後に多少の苦味が残りますが、ガスターDと同じくらいですかね。
    清涼感はプロマックの方が上で、かなりスーッとしました。個人的にオススメ!
    ボグリボースODフィルムですかぁ。
    HPの製品ご案内的に言うと、「口腔内速崩フィルム剤」ってのに当たるんですかね。
    名前からすると錠剤っぽく思えないですけど・・・ベイスンOD錠の後発品として変更調剤可なんですかねぇ?かなり気になるところですね。

  3. Miyasei より:

    Ca BlockerのODはちょっといいかも・・・
    整形の手術中で血圧が高くなったときなんかにちょっと高圧剤使うとき、今まではアダラート舌下投与が定番だったんですが、確かこれだめになったと思うんで・・・
    術後とかでも水分不可にしていても使えるのはヨサゲです。
    (少量の水で・・ とかいっても実際少量では飲めないこともありますもんねぇ)
    吸収とかはどうなんでしょう?OD錠。

  4. くま☆ より:

    >kense様
    ジルテックDS、確かに読めません。錠剤は通常量が10mgでしたので、1.25%というのも変な数字だなと感じます。何か意図があるのでしょうか。
    >さつき様
    D錠、OD錠はいいところもありますが、分包機が不可になるものもあり、何とも言えません。また、何種類も服用していて1つだけODでも意味がなさそうですし。
    そういう意味では、食直前のボグリボースなどはODの意味は十分にありますかね。
    >Miyasei様
    アダラート舌下は確かに不可になりましたね。急激な降圧がダメなんでしたっけ(すいません、不確かで)。
    整形外科で降圧剤はそういった使い方もするのですね。ただ、アムロジンは半減期も長く、最高血中濃度に達するまで7時間ほどかかるので、手術時の降圧には不向きでしょうか。
    後発品対策と目の敵にされているOD錠ですが、手術時など目的によっては非常に有効なのですね。

  5. ちとせ より:

    お邪魔します。
    5月に追補収載の件でトピックスを書いておられましたが、結局今年収載の後発医薬品は先発名をもじった製品名で出せたようです。
    来年以降は全て成分名収載で、と聞きました。
    既に厚労省からメーカーサイドへ通達が出ているとのことです。
    商品名で覚えてしまっているので、一般名を見ると「おお そんな名前だったのか」と思うことが多いです・・・。

  6. くま☆ より:

    >ちとせ様
    コメントありがとうございます。
    今回はまだ独自名称が可能だったということですね。現行の後発品の商品名ってまだまだ有効なのですかね。
    将来的に一般名に移行していくことを考えると、名称変更が必要な独自名よりも、「一般名+会社名」でつけた方がいいのでは?と思うのですが、それでも独自名にはメリットがあるということなんですかね。

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