薬局新聞連載の「ソーシャルPメンター&ニュース」第7回です。
今回も、イイジマ薬局のイイジマ伴典先生にお話をお伺いします。
前回、前々回と「連絡ノート」を作成して患者さんや医師との緊密な関係づくりをしている実例をご紹介いただきました。それらは、お薬の記録にとどまらず、様々なことを記載されており、これこそ本質的な利用方法と感じます。
「そもそも患者個々に合った状況で使用するものが、おくすり手帳だと思います。保険データを外部からある一定のセキュリティーのもと閲覧できるようになれば、現状の手帳は不要になると思われます。しかし、紙媒体の「手帳」は、それとは別の目的で使用できるはずです。そして、お薬手帳の電子化については、薬剤師の患者サービスについてデータを取り、薬剤師がかかわることの重要性を実証できればいいなと考えています。」
引き続き紙媒体の手帳を使用するにしても、電子化するにしても、手帳の役割についてもっと考えてゆかなければならない、と。
「そうですね。本来手帳は単に記録を目的とするのではなく、そうした「関係性構築」を目的としていたのでしょうが、現状では調剤業務の複雑化により忙しくなり、全員にはできていないと思います。手帳の概念を一度壊して患者個々に合った情報作りとその運用実績を作らないと、今後、薬剤師の必要性を含めて、可能性は軽視され不要論すら出るでしょうね。」
厳しいお言葉ですが、単に算定要件を満たすだけのものとして捉えるのではなく、患者さん個々の状態に合った、本当に必要な情報を記載できるものを考えてゆく必要があるということですね。
飯島先生、ありがとうございました。


コメント
お薬手帳はさっさと電子化して、医療機関+介護などとの「連携連絡手帳」(何とかパスになるんですか???)に点数をつければいいんじゃないですかね?
機械的なものには点数が出ないように、医療機関も手帳を書いたら情報提供料を算定して。
逆に医者が算定してなければ薬局の点数を減算(返戻)するとか。
それこそ県が主催する医薬連携講習会に出ないとダメとか。
そしたら有効に点数が評価されそうな気がしますけど。
>ぽんた様
コメントありがとうございます。
お薬手帳の電子化については、今はいろいろな取り組みがされていて、このまま行くと電子マネーみたいにいろんな規格が出てきてしまうのではないかというのが心配ですね。
個人的には、お薬手帳の電子は、処方箋の電子化がなされれば容易に移行できるのではないかと考えています。肝心の処方箋の電子化は、いつになることやら、ですが…。
結局、手帳の点数なくなりそうですね。
自業自得ですね。