薬局新聞連載の「ソーシャルPメンター&ニュース」第102回です。
引き続き、中野病院の青島周一先生にお話をお伺いします。
青島先生は高校時代から英語が苦手だったとお聞きしましたが、そんな先生がどのように英語の論文を読みこなしているのでしょうか。
「英語論文の読み方にはポイントがあります。英語を初めから最後までフルに読むのではなく、キーワードとなる単語を拾いながら臨床研究の概要をつかむという手法で何とか読めるということに気づきました。このあたり日経DIのコラムや「薬剤師のジャーナルクラブ」配信でも解説しているところです」。
そこまでして先生が英語論文と向き合うのは、何か理由があるのでしょうか。
「今まで学んできた「常識」が覆されていく、そういったことを妥当性の高いエビデンスは伝えてくれていて、それを読まずにはいられない、世の中に広めていかなくてはいけない、という思いですね。常識を覆すような衝撃的な事実を知ってしまえば、ほかにも同様な情報があるに違いない。問題なのは情報へのアクセス、その一点だったわけです。重要だったのはその先にある衝撃的な事実を知りたかっただけだ、ということが今となっては明確です」。
問題なのは英語が読めるかどうかではなかったということですね。次回も関連してお話をお伺いします。
▽ くすりをつかうエビデンスをつかう (EBMライブラリー)


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