[薬局新聞]権限を行使することで患者に貢献するカナダの薬剤師

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薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第88回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL88

 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。
 同じ“薬剤師”でも、カナダと日本の間に大きな違いがありますね。
「特に薬剤師の権限の違いが大きいですね。第2回の紙面でも触れましたが、ずっと飲んでいる薬があと数日分しかなく、でも病院の予約がとれたのが来週で、それまでの薬が足りないような場合。薬剤師が妥当だと判断だとすれば、薬を調剤することが可能です。もちろん状況把握した上で行いますが、患者の困った状況を薬剤師の力で打開することができます。こういう時って薬剤師として患者に貢献できているなと感じますし、患者からしたら便利で楽だし、権限っていいなと思いますね」
 ちょっと日本では考えられないですね。
「一方で、権限は重いなと感じることも多々あります。多くの場合、薬局にいる薬剤師は私一人なので、いつも一人で判断しなくてはいけません。一緒に働くアシスタントからは、『カウンセリング!』とか『ドクターから電話です』『インフルエンザの注射お願いします』『相互作用のアラートです』など、ただでさえ忙しい中、あっちで呼ばれこっちで呼ばれます。もうそんなに呼ばないでよ、ってたまに思います(笑)。カナダでの薬剤師の仕事は大変なことが多い一方、自分の知識を最大限利用し、行使するための権限もあるため、非常にやりがいのある面白い仕事だと思います」
 次回は今後の展望についてお伺いします。

Anout us

このブログを書いている人
くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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