薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第14回です。編集部コメントで試験問題の指摘についても触れられています。
当ブログ7月12日の記事「週刊トラックバックSPECIAL NEWS」に寄せられた、登録販売者を目指す「ドラッグストアのパート氏」と他の面々とのやりとりは非常に興味深い。その内容は是非ともブログでご覧いただきたいが、登録販売者の実務経験中にこんな会話があれば、非常に有用な経験になるに違いないと考えさせられた。
一方、登録販売者制度がスタートした後の状況を考えると、「1年以上の実務経験を経た登録販売者」と「薬学部新卒の薬剤師」がいる状況も生まれる。第1類の販売や調剤を行える薬剤師が上位資格ではあるが、特にOTC薬の販売という点に限定するならば、様々な「逆転現象」が起きることも容易に想像できる。
「20年前以上に薬科大学で学んだ私たちの世代では、大衆薬についての教育をきちんとうけていないのが実情です」とのコメントが寄せられているが、近年の状況も大差ないだろう。6年制薬学部卒業者に対して登録販売者試験が免除にならなかったことは、薬学教育のあり方にも一石を投じるのではないだろうか。
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コメント
最後の3行は、同感で、的を付いていると思います。
私の記憶に間違いがなければ、4年制の卒業生は試験を受けずに薬種商になれると思いました。
これからすると、6年制の卒業生に試験が免除にならなかったことは、大いに違和感があります。
恐らく「他の面々」に加えて頂けた、らくです^^。
でもですよ、そもそも「OTCに無知」とは一体どういうレベルの事を指すのでしょうか?
スイッチOTCがメインになりつつあり、また今後はスイッチOTCの拡充を是とするDgS協会ですが、スイッチOTCに詳しくない薬剤師など居るとも思えません。
DgS勤務の薬剤師ならば当然のこと、病院・調剤薬局勤務の薬剤師も知らなければ各々の業務自体成り立ちません。
その他の成分についても、見れば分かるレベルにないと、薬剤師ではありませんし…
単に「●●という成分が入っているOTCは、何と言う商品名か」なんて知識が問われるのなら、それは薬剤師でなくとも知りえる事ですし、薬剤師に求められる職能とはその先にある相互作用や副作用、適切なアドバイス等だと思うのです。
ウチの地域の薬剤師会の副会長(昔からOTCメインで、近年調剤も併設)が、病院・調剤薬局の薬剤師相手に「OTCについて知らない人が多すぎる」と言っておりました。
調剤で年に2桁の過誤を犯す事で有名なのですが・・・。
甚だ疑問に感じます。
これを疑問に感じる私の姿勢こそが怠慢なのでしょうか?
是非とも皆さんにお伺いしたいと、常々思っておりました。
どうか忌憚のないご意見をお願い申し上げます。
すみません、文中中程の「見れば分かるレベル」とは、「成分名を確認すれば、大よそどういった作用を示す成分か察しがつく」という事で、通常の医療用医薬品と同等の知識を持っていれば・・・という意図で書きました。
申し訳ありません、言葉足らずでした。
>らくさん
この件に関しては僕も同じように感じます。
通常の医療用医薬品の知識を持っていれば十分に対応できると思います。(実際自分もドラッグストアに派遣で出たときは成分を見てましたので^^;)
ただ、いきなり商品名を出されると戸惑うこともしばしば。。
OTCについてしらない人が多すぎるって言う発言はOTCにはどのような薬があり、販売方法、相談についてなど総合的に含めてってことではないでしょうかね?
それを言われるとまったくそのとおりなんですが。
実際、アタラックスPやメフェナム酸とかOTCで普通に売られているときはこんなの出てるのかってこっちがびっくりしたくらいでしたから^^;
調剤薬局、病院等の薬剤師は確かにそういう面では無知(もしくは知ろうともしない?)といわれても仕方ない面もありますね。
たまねぎさん、早速ご意見をありがとうございます!
消費者のニーズという点では、確かにDgSほど切実に感じる機会はないですよね^^;
処方箋を介せば、患者様の意見に医師のフィルターが多かれ少なかれ加わるし、採用医薬品次第でフィルターが濃くなりすぎる事もあるかと思います。
ただ、たまねぎさんも取り上げておられた「成分と商品名」ですが、それを持ち出して「OTCに無知」と言われるなら、我々も「医療用医薬品に無知」と言わざるを得ない気がします。
この点については、それぞれのフィールドが違うので当然発生すべき問題ですし、それを理由に相手(病院・調剤の薬剤師はDgS薬剤師、DgS薬剤師は病院・調剤の薬剤師)を前述の文言で非難すべきではないと思っています。
漁師の方が専業農家の方に「網のかけ方も知らんのは問題だろ!」
専業農家の方が漁師の方に「植物の病気すら知らないのは問題だろ!」
と言う様なものでは?
恐らくこの事は誰でも理解しておられると思います。
ならば、それを理解している上で業界で当たり前のように言われている「OTCに無知」とは一体どういう事なのか?
やっぱり疑問ですよね^^;
今更気付きましたが、11日の例題の誤りについて触れられている事にきづきました!
ワタクシ、「全ての設問に」と書いておりますが例題3に関してはワタクシの勘違いでした。
ウルソ錠の添付文書に動物実験ではありますが「膵液分泌促進作用」が確認されておりましたので勘違いをしてました。
編集部の方からも厚労省による記載のままですとお返事を頂いております。
申し訳ございませんでした。
因みに、離島なので現時点で薬局新聞、届いてません(T T)
早く読みたい…
確かにそのとおりなんですが、OTCの薬剤師またはその業種を下に見ている人たちが病院薬剤師、薬局薬剤師に少なくないからなのかもしれません。
同じ薬剤師なんですけどね。。。
>皆様
コメントありがとうございます。
「OTC薬に無知」とはどういうことか、私も考えてみました。長くなりましたので記事としてアップしました。よろしければご覧ください。
https://blog.kumagaip.jp/article/4836016.html
個人的には「OTC薬に無知」という言葉の裏には、調剤偏重に対する警鐘もあるのではないかと考えています。