薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第16回です。
アメリカのミシガン大学の研究によって「プラセボ効果」のメカニズムが解明されつつあるという。プラセボを日本語で書くと「偽薬=偽りのある薬」であり、字面だけ見ればネガティブな印象を受けるが、ある意味「最強の薬」という側面も持つ。
ユニークなのはプラセボの効果と報酬予測に役割を果たすことが知られている脳領域である「側座核(NAC)」に相関が見られるという点だ。即ち金銭的なインセンティブに対して心を動かされる人ほど、プラセボが効きやすいということになる。
しかし考えてみれば、それはある意味当然のことなのかもしれない。「取らぬ狸の皮算用」ではないが、入ってくるであろう収入を予測したり、その使途を考えたりすることは前向きになれる時間に違いない。
コップに水が「半分もある」と考えるか「半分しかない」と考えるかで、幸せな気分にも沈んだ気分にもなる。要は捉え方だ。よく言われる「病は気から」というのは、案外侮れない。
(関連リンク)
Scientists Unlock Secrets of the ‘Placebo Effect’(HealthDay)
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コメント
しかし今の薬は名前からいくらでも調べられて、プラセボが使いにくい世の中ですね。
知人で不眠の訴えが強く、ネオディを倍量(3時間おきに)飲んでも効かず、夜中の3時にメイラックスを飲んで翌日から酩酊状態。
最後は手が震えて、薬抜けるのに1週間かかりました。
薬に対しての精神的依存が強いでの、医師はできればプラセボ使いたいけど、バレてしまうからどうしよう・・・かと。
世の中知らない方がいいこともあると思います。
この情報化社会、夜目遠目傘のうち、が懐かしいのかも。
さきほど、ガバペンの項目にコメントさせていただきました。
私のブログにリンクさせていただきます。
よろしくお願いいたします。