[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS186

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薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第186回です。皆様から寄せられましたコメントを元に構成しました。ありがとうございました。
 「第1類医薬品情報提供不要カード」について話題にしたところ、多方面から大変多くのコメントが寄せられた。いくつかのご意見を紹介する。
 「このカードがどういう経緯で作られたものか、はたまたどういう意味があって作られたのかはわかりませんが、薬剤師の地位向上(今は地位確保で精一杯)の為に一丸をならなくてはならないこの大事な時期に、薬剤師不要論に繋がるような行動を薬の業界人が始めてしまうとは、なんとも複雑な気持ちです」
 「薬の情報が必要かどうかの確認もコミュニケーションの一部だと思います。 毎回、どのお客様に対しても同じ様な情報提供の繰り返しになってしまっては当然聞きたくないでしょう。(中略)薬の説明を必要ないと思っている方に対してやっぱり聞いてよかった、また相談しようと思える服薬指導をすることで、薬剤師の存在意義を高める努力をしなければならないと思います」
 「説明の形態・項目には無駄にこだわらず、しかし必要な情報は提供する。購入側もその必要性とすべきことを理解する。ただしそのために何をすべきなのかは、現状のように1から10まで全てを画一的にお話し頂くことではないように思います」

症状別チェック式OTC薬の選び方・使い方

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くま☆

薬局で働く薬剤師
「薬局のオモテとウラ」(2006~)
日経DI:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」連載中(2009~)
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コメント

  1. やくざいし より:

    「このカードがどういう経緯で作られたものか、はたまたどういう意味があって作られたのかはわかりませんが、薬剤師の地位向上(今は地位確保で精一杯)の為に一丸をならなくてはならないこの大事な時期に、薬剤師不要論に繋がるような行動を薬の業界人が始めてしまうとは、なんとも複雑な気持ちです」
    ↑ 薬の業界というより大手流通、もしくは大手流通と考えを同じとするDSでしょう 彼らには薬剤師は不要、 そこに努める薬剤師(上層部にとりこまれて薬剤師としての能力ががほとんどなくバイヤー能力しかないものを除く)は、賛成なんてしていないでしょう、かといって反対すれば会社にのこれないでしょう。 
    医療も商売という方がおりますが純粋な商売と 医療は隔離するべきなんですよ でなければ 利便性が最優先してなんでもありになるんですよ(でなければ ボグリボースやパリエットが一種医薬品候補になるなんて考えられない) 大手商売人は売れれば PPIも 抗血糖も 降圧も あやしげな人参ドリンクでも なんでもいいんですよ。
    病院もそうだと いいますが、病院はそのほとんどが医療としての体裁をたもっています(だから大赤字だったりするんですけど 笑) 一部ぼろもうけの病院をさしていうのでしょうけど、それはよほど優秀な技術を持つか、スタッフの忍耐によりものか 残り多数の医業より金の一部の似非drでしょ 薬業界は全体でそのへんをめざしているのでしょうか?

  2. HY より:

    >やくざいしさん
     「医療は商売か否か」という哲学論争以前に、単に、経済状況の悪化(行き詰まり?)によって、医療が非商売であることが許されなくなってきている、ということだと個人的には理解しています。韓首相も所信表明演説において「第三の道」って述べているように、医療を商売とする方向に舵をきるのが現時点での国策なのでしょう。
     まあ、まず経済ありき、っていうのが全世界(特に西欧)のここ数百年のトレンドですからね。それは容易に崩れないでしょう(部分的には、2日前あたりからリーマンショック程度に崩れ始めてきているみたいですがw)。
     個人の薬剤師としては、「そのような世の中の流れ」と「患者さんの利益」を総合的に考慮し、個々の状況において、最適解をその都度だしてくことが望ましいなあ、と抽象的に考えています。

  3. グルテ より:

    >やくざいしさん
    ご指摘のコメント書いたグルテです。
    自分も昔DSにいた時があります(数十年前ですが)。
    コメント読ませて頂いて感じ事は、
    私がいた頃とは比べ物にならないくらい、
    いい意味でも悪い意味でも業界が進化しているのかなと思いました。
    DSでは、登録販売員が出来てきた辺りから、
    薬剤師の風当たりがさらに強くなっていったのでしょうかね?
    経営陣と現場の温度差っていうのは永遠のテーマなのかもしれませんね。
    もしかすると、今回のカードの件で、一番悔しかったのは現場の薬剤師なのかもしれませんね(中にはメンドクサイ説明をしなくてラッキーと思っている人もいるかも)
    いずれにせよ、薬剤師という存在自体、日本ではかなり曖昧な職業である事は事実。
    ネットで検索しても、医師、看護師などは「不要」というワードがないのに対し、
    薬剤師は「袋詰め」「レジうち」「不要」とネガティブば言葉が引っかかります。
    こういう現実を踏まえると、
    今回のカードは非常に考えさせられるテーマだと個人的には思いました。
    というのも、薬剤師の存在価値を肯定する声って内側(薬剤師自身)からのモノの方が圧倒的に多い気がするんですよ。
    それって、一般人(あえてこういう表現をします)からすると、「自己満足」としか映っていない現実があるのかなと。
    結局、世間の声をまとめた結果、ネット販売だったり、説明不要カードというのが、生み出されていくのかなと思いました。
    それでは、地位向上どころか、地位確保で精一杯です。
    もっと医師や看護師のように、
    外側から存在を肯定される職業にならないといけないと思っていますが、その方法がなかなか見つからない。
    よく「薬剤師の努力不足」「勉強不足」って言葉で締めくくられますが、それだけではないような気がします。
    なにかこう、流れ的なモノが大幅に変わらないとダメなよう気がします。
    他力本願ではありませんが、法律であったり、世間の見る目であったりとそういった部分も大きいのではと思います。
    例えば、くま様が例に出していた銀行でのやりとりの様にある程度の強制力だったり、海外の例だと簡単な処方権であったり。
    なにか、こう、大きく変化するものが欲しい。
    とは言っても、現状、「商売」である以上、
    利益を追求していかなくてはならないので、
    顧客サイドに合わせなくてはならない部分も多々あるので、ほんと、ギリっギリの所で我々は勝負してますよね(苦笑

  4. ちゃこちゃんko より:

    「医療は商売か否か」私は商売でいいと思います。患者が来ないことには、どこも医者も薬剤師も続かないのですから。施設費等としてベースを保障してくれるシステムでもあれば別ですが。(確かに、救急医療やら産科・小児科のように採算割れや訴訟の問題を抱えながら頑張っておられるところには敬意をはらいます。これは診療報酬的に対応すればよいことではないかと思います。
    どちらにしても医療とは金がかかるものなのです。(国も患者も)今回のカードの件ですが、こまったものではあります。薬剤師の資質の問題ではなく、お客の自己防衛放棄の問題でしょう。今後もスイッチOTCが発売され1類医薬品となるでしょう。処方箋を扱っている薬局さんではごく当たり前の薬がスイッチされているわけで、色々な副作用的なものも数多く扱ってきてると思います。お客も今までは医科向けのお薬を薬局で買えるわけですので、少し手続きをお願いしたいものです。そこでスイッチOTCの1類薬は処方箋取り扱いの保険薬局(ドラッグ併設も可)のみで取り扱うなどはどうでしょう(それも保険薬局届け出後の薬局開設更新後の薬局のみなど)別にドラッグやOTCのみの薬局などの薬剤師さんを差別するわけではありません。適正使用のためのノウハウをこなしている保険薬局からの情報提供だと多少は患者の門をくぐる心構えがちがうかも?
    (くれぐれも保険薬局の薬剤師が偉いわけではありませんので勘違いをしないでください)
    薬剤師の必要性は事後(ほとんどの場合、副作用や問題が起こった後しか一般には認識を持っていただけない現状)の対応で初めて評価を頂く様で、再々このようなことが起こるわけではないので、(また起こっては大変ですが)一般からの仕事への評価の機会が少ないわけです。事前での対応では良くなって当たり前と思っておられる方が多い様でその重要性に関して評価を得にくい職種なのでしょう。そういう意味で、1類薬販売に関し売り場を別にした程度で、薬剤師を配置し相談コーナーを設置したといっても、お客から見れば、他の2類薬等や雑貨購入と同じように気安く買えるというイメージしか持っておられないから、そこに問題が起こるような気がします。発売メーカーは困るでしょうが、ここは購入手続きのハードルを高くしたほうが、薬剤師の職務の一般への認識アップと副作用等のセーフティネット確保の上でもよいのでないかと勝手に思っております。(ドラッグさんでも調剤併設などなら十分OKですし、できれば処方箋で薬を渡すコーナーでのみ
    1類薬の販売に限定などしていただければなお良いと思います。原則今回のカードのようなものは認めるわけにはいきません。せめてスイッチになる前の情報提供ぐらいはしてもらう(確認してもらう)必要性があろうかと。大変長くなりました。
    独り言につきあって頂きありがとうございました。

  5. くま☆ より:

    >皆様
    コメントありがとうございます。
    目指すべき姿、現状、そしてそのギャップを認識し、何が足りないのか、また(言葉は悪いですが)妥協点は見いだせないのか。皆様のコメントを拝読していますと、私の中でもいろんな思いが交錯します。
    「規制緩和」という大きな流れの中にある以上、もがいたところで現状は大きく変わらないのでしょうね。逆に、1類を切り捨てるドラッグストアが出てくるなど、逆説的ですが、その延長にひとつの形が見えてくるのかもしれません。

  6. やくざいし より:

    一類医薬品が 大量にでる 事でもあれば 多少は上向きになるのでしょうけど
    一類は数年で2類に 業界パワーで落とされてしまうので・・ いつまでたっても 10種あるかないか・(というか なんでそんなに簡単に2種になるんだ・・)
    うーーん やっぱり 薬剤師に一番足りないのは 政治力でしょう。
    医療法には
    医療は、生命の尊厳と個人の尊厳の保持を旨とし、医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手と医療を受ける者との信頼関係に基づき、及び医療を受ける者の心身の状況に応じて行われるとともに、その内容は、単に治療のみならず、疾病の予防のための措置及びリハビリテーションを含む良質かつ適切なものでなければならない。
    医療は、国民自らの健康の保持のための努力を基礎として、病院、診療所、介護老人保健施設その他の医療を提供する施設(以下「医療提供施設」という)、医療を受ける者の居宅等において、医療提供施設の機能に応じ効率的に提供されなければならない。
    薬局も確か書かれていないけど(ちょっとなさけないですね その他ですかね)このなかまだったような。
    現状ではこの法律は書き直す必要があるかもです 笑。

  7. くま☆ より:

    >やくざいし様
    コメントありがとうございます。
    そう言われて見ますと確かにすぐに2類になってしまうものが多いような印象ですが、ガスター10は未だに1類のままですよね。これは誰かが阻止したりしているのか、胃がんの隠蔽が危ないからなのか、どこかの政治力なのか、ちょっと気になりますね。

  8. やくざいし より:

    業界は
    薬剤師には強い(というか相手にしていない)が 医師会には すっごく弱いのが 流通アンド流通形態のDSども  おそらくdrたちに袖の下も かなり送り込んでいるけど くずせないですね~ ある意味政治家よりは 仕事に責任をもっているのでしょう(それと大事な処方権もまもらないとね 笑)
    ただ 残念というか悔しいのは 世間一般が 薬剤師が既得権益のためにやっているように思われている事ですね。 薬剤師はよくもわるくも特になんにもしてないんですど ただ自己研さんでせこせこ勉強だはしてます(当然よい事だと思うのですけど、今やる事は本当にそこなの?)

  9. 下っ端薬剤師 より:

    医師会や日本看護協会が日本医師連盟や日本看護連盟という集金力の強い政治団体を作って地位向上に良くも悪くも努めています。それに引き換え、薬剤師会は本部にしても地方にしても薬剤師の公益に寄与しない内部抗争が多すぎる。薬剤師会入ってる意味を見出すのが困難になっている人も多い気がします。悲しいですね

  10. くま☆ より:

    >お二方
    コメントありがとうございます。
    当然「政治力」という話にもなってくるわけでして、しかし、その方面にあまり熱心でない、あるいは関心がない、あるいは敢えて遠ざけているのが、現在の薬剤師の姿なのかな、という気もします。
    決して政治を利用するというのではなく、よりよい社会のために自分たちが信念を持ってやっていることであれば、それを世の中(というか制度)を変える力を持つ政治家の方々に分かっていただき、反映させるというのは、引け目を感じる事でもなんでもないんですけどね。

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