薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第202回です。日本医師会が発表したアナウンスはこちらです。
ネット上の書き込み「白血病患者急増 医学界で高まる不安」について|日本医師会から国民の皆様へのお知らせ|お知らせ|国民のみなさまへ|社団法人日本医師会
Twitterやブログ、またネット上の掲示板において「白血病患者急増 医学会で高まる不安」と題した書き込みが広がり、問題となっている。「各都道府県の国公立医師会病院の統計によると」で始まる書き込みを要約するとこんな内容だ。
・今年の4月から10月にかけて、「白血病」と診断された患者数が、昨年の約7倍にのぼった
・日本医師会会長原中勝征は、原発事故との因果関係は不明として、原因が判明次第発表する
・約60%以上が急性白血病で、統計をとりはじめた1978年以来、このような比率は例が無い
・患者の約80%が東北・関東地方で、福島県が最も多く、次に茨城、栃木、東京の順に多かった
これに対して日本医師会は「このような発表を行った事実はありません」とホームページで声明するに至った。その中でも指摘されているが、よくよく見てみると「国公立医師会病院」といった不自然な表現に首を傾げたくなる。
しかし、このように出典のない情報がまことしやかに拡散するのはネットの怖さだろう。今回のケースは社会的混乱に至らず、事態は収束に向かっているが、同様のことはいつ発生しても不思議はないと言える。
▽ 誰も書かなかった日本医師会



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